初めての猫カフェ。ペットを飼うことについて考える。

私は圧倒的に犬派です。

自己肯定感が低めなんで、
熱烈に求められたいんでしょうね。
ツンツン冷たくされるの苦手なんです。笑

でも、
私以外の家族は３人とも猫派。

中１の息子、小４の娘は、
猫を飼いたがります。

分かります。

私も小３～小４ぐらいの時、
犬が欲しくて欲しくて、
近所で子犬が生まれた時に譲ってもらいました。

でも、
今は飼ってあげられない。

子どもたちは、
犬や猫を飼っているお友だちの家に行ったり、
猫がいる近所の駄菓子屋に毎週通って、
動物たちと触れ合ってます。

先日、そんな猫好きな娘が言いました。

「ママ。猫カフェに行ってみたい。」

いつも同じ猫とばかり触れ合っているので、
他の猫とも触れ合いたいと言うのです。

猫は苦手なだけで、
触れないとか、アレルギーがあるとかではないので、
飼ってあげられないなら、それくらいの希望は聞いてあげなきゃと思い、
家族全員で猫カフェに行ってきました。
全員、猫カフェは初体験です。

インターネットで調べて、
２軒の猫カフェに行きました。

１軒目は、
動物病院が経営している保護猫の里親探しを兼ねた猫カフェ。

２軒目は、
全国の商業施設の中で猫カフェを展開しているチェーン店です。

どちらも撫でることはできましたが、
抱っこはNG。

娘はたくさんの猫を抱っこできると期待していたようで、
それが叶わなかったのは残念だった様子。

そして、
もちろん時間制なので、長時間滞在すれば料金がかさむ。
４人分の料金を考えると、あまり長居もできず、
いつも駄菓子屋で心ゆくまで猫と触れ合っている娘としては、
納得しながらも、少々心残りだったようです。

飼ってあげるべきか、否か。
日々迷ってはいます。

犬や猫を飼うとなると、
色々考えることってありますよね。

まずは、お世話の問題。
子どもたちは、飼って欲しいから、自分たちで面倒見ると言うけれど、
普段の態度を見ていて、やれるとは思えない。

自分自身が子どもの頃、
「ちゃんと面倒みる！」と言いながら、
やはり最初しか面倒みれなくて、
後はずっと父や母が面倒みていた後ろめたさが残っています。

今の私には、
ちょっと犬猫の面倒を見るまでの精神的な余裕もない。

それから、室内飼いか、屋外飼いか。
今は、割と室内飼いが多いですよね。
子どもたちも、当然のように室内飼いを希望。

でも、私は、たとえ犬だとしても、
室内飼いはどうしても気持ち的に受け入れ難いんですよね。
どうしても想像できない。

掃除や片付けが苦手で、
人間だけの生活でさえ満足に掃除ができていないのに、
これに犬猫が加わったらどうなるんだろうという思いもあります。

そして、別れ。
これこそが、子どもの情操教育に最も必要なことだと言う方もいるし、
それも理解できます。

でも、
私は、自分が買っていた犬に、
犬には食べさせてはいけないとされる塩分の高めのものを頻繁に食べさせてしまいました。
それが原因で犬が病気になり、
飼い始めてわずか数年で亡くなってしまいました。

食べさせちゃいけないものがあることも知らなくて、
自分の無知や考えなしの行動が原因で
早くに死なせてしまったことが今も悔やまれてなりません。

犬が亡くなった日、
布団をかぶって一晩中泣いていた
父の姿も忘れられません。

犬を飼いたい一心で譲り受けたのに、
しっかり面倒を見れなかっただけでなく、
自分のせいで病気にしてしまった。

そんなトゲが、
ずっと心に刺さったままなんです。

子どもたちに犬猫を飼わない理由を聞かれる度に
こんなことを説明していますが、
全部「やらない理由」を探しているだけかもしれません。

子どもたちにやらせてみれば、
私とは違って、しっかり面倒を見るのかもしれない。
今度はちゃんと飼えるかもしれない。

子どもたちの年齢を考えると、
飼うなら今かもしれない。

でも、決心がつかない。

結局、結論が出ないんだけど、
猫と戯れる子どもたちを見ながら
今日も一日、そんなことを考えていました。

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