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わたしの離婚歴や再婚の事実を娘にカミングアウトした③恨みや憎しみを乗り越える秘策

こんにちは、占いと恋愛と性のお仕事をしている、
恋愛番長の石川円華(まどか)です。

3月30日に手術をします。その手術には危険が伴うことがわかりました。命の危険、死を考えたときわたしがちゃんとしなきゃいけなかったことを考えました。

それは…娘が主人の実子ではない、生物学的に血の繋がりが無い親子であるステップファミリーであることを娘にカミングアウトしたのと

【①カミングアウト編】
↓↓↓

【②わたしの生い立ち、父母ともにスパイシーな毒親で、わたしもシングルマザーの子どもであった】
↓↓↓

そして今日は
毒親や、父母の家族から受けた虐待やモラハラ
肉体と精神的な暴力を受けて生きてきた

前の夫からもDVをやモラハラを受けました。

そんなわたしの心のなかには
いつも恨みや憎しみが渦巻いていた。

恨みや憎しみを抱えて生きていくのはとっても
しんどいですよね。

恨みや憎しみから解放されたいと願ったわたしが

地味に行動し続けてきたことをここに書きます。

☆☆☆

父親のような
母親のようなひどい親にならないように

わたしは娘にとっていい母親になりたいと
行動はしてみたものの

わたしが心に余裕を無くすと
大嫌いだった父や母のようなキャラが
わたしの中から出てくる。

せっかく幸せを手にしたいと二度目の結婚をしたのに
娘のいいお母さんになりたかったのに

一番嫌いな父母キャラがわたしから出てきてしまう。

☆☆☆

これ、わたしは占い師をやってきてわかったことですが
わたしだけでなく
あらゆるご家庭で、このような親のキャラが憑依していろんなご家庭で様々な問題が起きる。

親も子どもも苦しむ出来事がたくさんあるのだなと気づいたのです。
もしかしたら国民病なのかもしれない。

☆☆☆

そこでわたしはこのような秘策をある人から伝授されまして
これを地味に…20代後半〜30代後半やり続けたら
親の憑依キャラがだんだん出なくなりました。

いわゆるトラウマ、インナーチャイルドを癒やすというやり方の一つです。

心に余裕が出てきて、まあなんとかなるさ、と
寛容な心が広がる体験をしました。

それは…「投函しない、出さない手紙」です。
わたしの場合は
憎しむ、恨みの対象は父親、母親、父の家族、母の家族ですね。

「わたしはこんなに酷いことをされた!」
「わたしは親から酷いことを言われた!」

などなど。

家族が誰も居ない時を見計らい
また、数時間の時間の余裕を見つけたら

「出さない手紙」を書きました。例えば

「お母さんへ」と宛名を書き、
バカヤローとかクソババアとか、どんな汚い言葉を書いでもいい、という
罵詈雑言なんでもあり
ノールールだそう。

これを書いているとどんどん嫌なことを思い出して
涙がポロポロとこぼれて
しまいにはわああと声を上げて泣いていました。

便箋にポタポタと涙がこぼれてインクがにじむ。

悔しい、悲しい、どうして、どうして…と…。

書き終わり感情が落ち着いたら
ビリビリと破いて捨てる。

そして、感情が落ち着いたら
湧いてくる感情を観察するんです。
気づいた感情をどこか
他人事のように
自分を見つめて

「わたしは本当は〜だったんだね」と声に出す。

例えば
「わたしは、本当はお母さんから助けてほしかったんだね」
「わたしは、本当はお母さんから愛されたかったんだね」
と。

地味な作業なのですが
少しずつですが、重かった心が楽になる。

人様に〜したい、だとか
人様に〜してほしいと甘えることができなかったのに

これ、やり続けていると
遠慮しすぎていたこと、勇気を出して言えるようになるんですよね。
不思議。

わたしは自分がされたかったことを
娘に施すようになりました。

娘を抱きしめているのに
なぜだか、自分も愛されている気持ちになる。
自分も愛されている気持ちになるんです。

親への恨みや憎しみがどんどん薄れていくから不思議。

☆☆☆

そういえば
今朝、娘にまたカミングアウトしました。

「ママはね、あなたが羨ましかったんだ。
あなたをずるいと憎んだこともあったんだ。
困ったことがあると
あなたは、パパがいて、パパが助けてくれる
パパに抱きついて、甘えられる
わたしはそれがなかったんだ。
でもさ、あなたを育てながら
わたしも、あなたに甘えられるようになって
実は癒やされていたんだよね

あなたのおかげで、わたしは憎しみや恨みから救われた
人と接するのが苦手だったのにね
今はすごく楽しいんだよ」って。

☆☆☆

娘には、わたしの婚姻歴や
主人と娘には血縁がないと話をしたことで
とても動揺させてしまった。
それは後ほど書きます。

一方で
わたしは…わたしの心には主人や娘への感謝が
今まで以上に膨らんだ。

考えてみれば、わたしは怒りや憎しみの家族の中で生きてきたのに

今、主人や娘には感謝しかない。
こんなボロボロで心が荒んでいたお母さんだったのに。

人生劇場のキャストととしてお付き合いくださるんですもの。
有り難い。

破天荒、波乱万丈なわたしを見捨てないで、わたしととことん付き合ってくれた。

子どもの頃、多感な時期は荒波の中で生きていたのに

今はとてもとても穏やかな、春の海のような温かい波の上でプカプカと浮かんで
いつも笑っていられる。

☆☆☆

娘を羨ましいと思っていたこと
長年言えなかったことを
また娘にカミングアウトした。

娘は「ママは本当に大変だったんだね」と言ってくれた。

☆☆☆

よく親の、子供に寄せる愛情は無限と言いますが
そうでしょうか?
親、大人のが、子どものためだとか、
よかれと押し付けてしまう偏った愛情もありますよね。

わたしはむしろ、子どもが親を想う、
どんなにダメな親でも、親として受け入れる愛情のほうが
ずっとずっと純粋で、大きな愛なのではないかと思いますし

子どもが親を愛してくれるからこそ
親…わたしも成長させてくれたのだと思います。

わたしは娘や主人に救われたのだと感じています。

☆☆☆

今日もお読みくださいましてありがとうございます。
この記事を、いくつかのSNSにシェアして投稿しています。
すると、様々なご意見やご感想を耳にすることが多くなりました。

わたしは、自分の過去の不幸を知ってほしいのではない。今は、過去のことも大切な思い出です。
たくさん戦って、たくさん泣いて
たくさん乗り越えてきたから
今は日々の小さな幸せをたくさん受け取ることができる。
わたしは果報者だと思います。

未来を今までと違う毎日にすることができる。

奇跡のような日々がやってくることを
伝えたい。

この世界にはわたしのような、

わたしよりももっと大変な思いをして生きてきた人が
たくさんいます。
貧困、暴力、ネグレクトなどなど。

そんな人たちへ思いやれる、そっと適切な優しさをかけてあげられる
小さき声をちゃんと拾い上げられる社会になればいいと願います。
わたしも少しずつですが、
そのようなお手伝いをしていく覚悟があるからこそ、
カミングアウトをしているのです。

いつもありがとうございます。皆様の声が励みになります。

恋愛番長 石川円華



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