わたしの離婚歴や再婚の事実を娘にカミングアウトーーー20年知らなかった事実を娘に告白。血よりも濃い「親子の絆」について①
おはようございます、占いと、恋愛や婚活、
性のお仕事をしている、石川円華(まどか)です。
わたしは3月末に子宮切除の手術をしますが
実はこの手術…わたしには命の危険が伴うらしい
(コレは後日書きます)
今日のテーマは
わたしの離婚歴や再婚の事実を娘にカミングアウトしたーーー20年知らなかった事実を告げられた娘。血よりも濃い「親子の絆」について①
です。長くなるので数日に分けて書きます。
☆☆☆
わたしは
2002年8月5日に婚姻届を出しました。
再婚。
わたしは前の夫との間にできた三歳半の娘を連れて
今の夫と再婚しました。
今年の3月8日は
結婚式を挙げた、20年前の挙式記念日を迎えます。
☆☆☆
「物心がつく」と言いますが
娘の幼い記憶、一番昔の記憶には
主人とわたしと3人の暮らしが思い起こされているはず。
そして娘は学校のお勉強でも
(この科目はできるけれどこの科目はできないだとか)
ちょっとした日常のことでも
娘には
得手不得手がありました。
「みんなと同じようにできない」ことがたくさんありました。
そのたびに「ママと見た目、顔や姿は私とママは似ているけれど
パパとは似ていない」
「でもパパと私は好きなものが似ているし
性格はふたりとも穏やかで
アニメやゲーム、マンガが大好き、そういうところがとっても似ている」
「パパはとっても頭がいいの、お勉強よくできた人なの。
頭のいい人の子どもなんだから
だから、今、私はできないところがいっぱいあるけれど
パパの遺伝子が私にはあるから
きっといつか、がんばればパパみたいなすごい人になれるの!」
娘のパパ…娘は
頭がよく、ゲームが上手で、物知りの主人をとっても尊敬しています。
☆☆☆
娘と主人はとっても、気が合う。
気が合うのか?
主人が娘をたくさん愛してくれていたからか?
娘は
わたしと居るよりも数百倍、
主人と一緒にいるのが心地よく、とっても楽しそうにしてくれていました。
それは今も一緒。
3人でお出かけするときは
娘は主人の手を握り
「あのね、それでね!パパね…えっとね…」
エンドレステープのように話が終わらない。
パパと話すのが大好きで
主人が早く帰宅する日には
娘はパパを待ち構えて、話したいことをいっぱい話す。
これは…幼い頃から、24歳になった今でも変わらない。
今でも主人の手を握って手つなぎして
歩く娘。
パパが大好きで
パパと一緒にいるのがとっても楽しい。
パパを人間として、父親として
とっても尊敬している。
パパから
今でもいっぱい
いろんなことを教えてもらう素敵な関係。
☆☆☆
だからいつか
本当の父親ではない、血縁が無いとわかる日が
やってくる…
わたしはそれを考えるたびに複雑な気持ちに苛まれるのです
「この子を傷つけてしまう」
「主人を悲しませてしまう」
と。
☆☆☆
でも、そのたびにわたしは心を切り替えて決めていたことがいくつがあります。
その一つだけ話します。
「家族の幸せな思い出」や
「家族で様々な困難を協力して乗り越えるたび」
これまで
「家族だから通じ合う共通言語や共通の話題」
をたくさん紡いできました。
家族3人で大爆笑する
世の中の他の人たちには
ちっともおもしろくないであろう
家族3人だけの「面白い」「爆笑ネタ」
笑いのツボとなる
アイテムやネタを積み上げたりだとか。
3人でたくさん映画やドラマ、劇やミュージカル、
コンサートを観て感情を共有する。。。
「おもしろかったね」「あそこ笑ったよね」
「あの人許せないよね」「悲しかったね」
「つまらなかったね」「前評判に騙されたね」
その作品の良し悪しよりも
楽しかろうとそうでなかろうと
家族3人で、三人三様の感情や感想を共有するとか
3人の共通言語を増やしていくことに意義があると思ったこととか。
3人でバラバラに各々の携帯で
ドラマや映画を観て
3人でご飯を食べるときに「答え合わせ」をする。
それも感情の共有や共通言語を増やすことになりますよね。
3人とも藤子不二雄が好きだから
3人各々の感じるままに
登場人物の印象やエピソードを挙げて笑ったり感想を述べ合う。
今と昔の違い、だとか。
ジェネレーションが違う娘がどんなふうに感じたかを
昭和頭の夫婦とコミュニケーションを取るのが楽しかったりとか。
主人はベースやコントラバス、キーボードなどなど。
娘はドラムやリズム楽器、ボーカル
わたしはボーカル
3人とも音楽が好きだから
ステージで、親子で演奏する。
演奏するために3人でパートに分かれて演奏する。
これは幸せな空間!
みんなそれぞれ個性や能力の違いがあるけれど
一つに合わせて、楽曲を作品にする。
いろいろいろいろ3人で
たくさんの思い出を作ってきたなぁ。
☆☆☆
最初は接ぎ木のような脆弱な家族でも
いつか
樹木の葉脈のように家族の三人の絆はちゃんとつながるはず。
これからどんなことが起きても
絶対にこの三人の絆だけは壊れないと確信を持てるくらい
強くて頑丈な絆
一本では細くて切れてしまいそうなひ弱な糸
糸を日一日、一日と紡いで重ねていく
絆を編む
絶対に何があっても大丈夫!と
強く思える手応えを得るために
わたしは
わたしたちは
同じ時を過ごしてきた。
たくさん笑ってたくさん泣いた。
☆☆☆
大切な娘。
娘を大切にしてくれる主人。
わたしには親が無い、家族がないから。
この家族が大事な家族なんだ。
壊れてはいけないから、大事に、大切に取り扱わねばならない。
宝のような家族。
☆☆☆
娘にとっては大切な父親。
娘が大好きな父親。
娘を大事に、愛情いっぱいに育ててくれた夫。
この血縁がないことを、いつかわたしの口から伝えなければならないときがいつかやってくる。
絆を紡いできたとはいえ
やはり
それを告げたら娘を傷つけてしまうだろう。
でも
わたしは、わたしが、わたしの言葉で
娘にきちんと伝えねばならないだろう。
それはわたしが、撒いた種。
悪気はないとはいえ、娘を傷つける、負荷を背負わせてしまうのは
綺麗事なんて言えず、わたしのせいなのだ。
☆☆☆
いつか娘に真実を話そうと決めていた。
とうとうその日がやってきた、昨日。
昨日何を話して、どうなったかは
次に、少しずつ小分けに話しますね。
☆☆☆
今日も皆様にとって幸せな一日でありますように。
いつもお読みくださいましてありがとうございます。
恋愛番長 石川円華(まどか)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?