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30年前のドイツでの生活

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1990から4年ほど、仕事の関係でドイツに住んでいた。その時の様子。
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ドイツに住んでみて(1)

ドイツに住んでみて(1)

1990年6月から1994年の7月まで、仕事の関係でドイツで暮らしていた。ベルリンの壁が崩壊した直後であり、ドイツに赴任した年に東西ドイツが統一した。その、ドイツでの生活について書いてみた。
なお、30年以上も前のことであり、現在ではかなり違っているかも知れない。また、記憶違いなどあったらご容赦あれ。

1.一瞬でドイツへ行くことが決まる会社に入って10年目くらいのこと。私は知財関係の仕事をしてい

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ドイツに住んでみて(2)

ドイツに住んでみて(2)

まだの方は「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

4.ドイツに住み始める翌日Mさんと奥さんが、借りているアパートまで案内してくれた。奥さんの勧めで、とりあえずカーテンを買った。車もまだなく、何をするにしても、Mさんの案内が必要だった。

ドイツのアパートって本当に何もないところだな、と思った。日本のようなキッチンもない。照明もない。Mさんが手配して、近くの会社の日本人が帰国するというので、

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ドイツに住んでみて(3)

ドイツに住んでみて(3)

まだの方は、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

7.ドイツの食事ドイツの食事というと、ビールとソーセージしか思いつかないかも知れないけれど、確かにビールとソーセージはおいしいが、もちろん、そればっかりではない。

やはり主食は肉で、付け合わせに野菜とかジャガイモとかライスとかがつく。

私が好きだったドイツ料理は、ザウワーブラーテンという、牛肉の酢漬けを蒸したような料理。付け合わせは、

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ドイツに住んでみて(4)

ドイツに住んでみて(4)

まだの方は、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

10.ドイツの休日ドイツの祝日は、キリスト教関係の祝日が多い。イースター、クリスマス、復活祭、などなど。州によっても違い、私の住んでいたヘッセン州は、祝日は少ない方らしい。

学校は9月始まりなので、夏休みは、学年の切り替わりで、宿題がない。うらやましいことだ。そして、その夏休みは、州によって異なるらしい。ドイツ中で夏休みが重なって、車の

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ドイツに住んでみて(5)

ドイツに住んでみて(5)

まだの方、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

13.ビールとかワインとかやはり、ドイツと言えばビール。我が家で定番のビールは、近くのスーパーに売っている、レーマーピルツとツボルグという缶ビールだった。当時、500mL缶が日本円で70円くらいだったと思う。

ドイツにはビール法みたいなのがあるようで、混ぜ物は一切禁止。水も入れない、と言う徹底ぶりだと聞いたことがある。なので、日本のビール

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ドイツに住んでみて(6)

ドイツに住んでみて(6)

まだの方、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

16.街の様子私が住んでいたところは、フランクフルトの北にある小さな街で、数百メートルくらい歩いてちょっと小高い場所に立つと、眼下に一面の麦畑が広がる中、遙か向こうにフランクフルトの高層ビルがかすんで見えた。

一般の都市では、その都市にある教会より高い建物は建ててはいけないそうだが、唯一の例外がフランクフルトで、たしかに銀行系の高層ビルが

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ドイツに住んでみて(7)

ドイツに住んでみて(7)

まだの方、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

19.交通事情鉄道網は、都市間を結ぶ鉄道と、S-Bahnと呼ばれる近郊線、U-Bahnと呼ばれる地下鉄があるが、地下鉄も結構郊外まで走っており、郊外では地上を走る。また、近郊線も、都市部では地がに潜ることから、その区別はよくわからなかった。

車は便利で、Autobahn(アウトバーン。自動車用道路くらいの意味か)が縦横無尽に走っている。一

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ドイツに住んでみて(8)

ドイツに住んでみて(8)

まだの方、「ドイツに住んでみて(1)」をお読み下さい。

22.生活一般についてドイツでは、当時から環境についての意識が強く、生活していてゴミが出ない。カミサンのママ友が、ドイツ人のゴミは少しなのに、日本人のゴミは多い、と言っていたが、まさにその通り。そもそも、日本のような過剰包装がない。

ゴミ箱は家の前に置いてあって、ゴミ収集車は各家庭の前にあるゴミ箱のゴミを収集する。日本ではゴミ袋が標準化さ

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