実態の無いアート、デリバティブアート宣言が意味するものと、その表層としてのstartbahn(スタートバーン)のアートとブロックチェーンの取り組み。
私の場合ブロックチェーンに、
本格的に興味を持ったのは、
2017年で始めで、
2017年年末に起こった、
仮想通貨バブルが起こる前でした。
そして仮想通貨やブロックチェーンを研究し始めて、
ビットコインには当初考えられていた思想が、
あったわけですが、
その思想からいかに現状のビットコインが、
乖離しているのかという事を理解したわけです。
その上でビットコインという現物には興味を無くし、
私はビットコインFXで、
20倍のレバレッジをかけた取引で、
少しだけ利益をあげることができました。
さらに2017年年末には、
このバブルが崩壊することを早期に気づき、
2017年年末に空売りで少しだけ儲けました。
この様に私は一通り、
仮想通貨のビットコインや、
ブロックチェーンを体験し、
2018年4月に、
「デリバティブアート宣言」を宣言しました。
現在金融庁などでは、
仮想通貨という名称を暗号資産という名称へ、
変更する通達が出されていますが、
私自身も、
例えばビットコインなどの通貨としての可能性を、
早期に否定し、
金融商品としての相場という扱いで、
現物ではなくFXという場を選んでいたわけです。
現状のブロックチェーンでの、
仮想通貨をいわゆる通貨の代わりとして使う、
その様な事は非常に難しいと考えています。
その上で暗号資産としての扱いでは、
一つの金融商品としての、
資本の増幅装置としての役割は、
何かしらになっていくものだと考えています。
それ以上に私はアーティストですので、
アートとブロックチェーンという関係性を、
非常に合理的なものとして捉えていました。
特に現代のアートは、
資本主義の資本をベースに、
アート業界のスキームは築かれ、
その上でアートをデリバティブ化するには、
もっとも適したプラットフォームだと考えています。
つまりその他のデリバティブな、
金融商品の様に、
実態を無視して、
情報だけをトレードする、
それがアートマーケットで可能である、
その様に考えているわけです。
具体的に言うと、
イーサリアムなどの、
スマートコントラクトなどを使えば、
作品の証明書だけのやり取りが行えます。
つまり大きな倉庫に大量に、
アート作品を保管するだけしておいて、
証明書の売買だけが行われる、
その様な作品本位では無い、
その様なアートトレードの時代がくるでしょう。
もっと言えば、
各作家の先物も可能でしょう、
例えば村上隆が次に作る作品の、
先物の売買など、
金融派生的に、
アート型金融派生商品の様なものもできます。
まさに、
私が宣言した、
「デリバティブアート宣言」は、
この様な実態の無いアートを、
予見し定義しています。
そんなことが本当に起こるのか?
私はその様な時代は必ず来ると考えています。
そして実際にその様な展開している企業、
startbahn(スタートバーン)
https://startbahn.jp/
と言う企業があります。
私は非常に期待していますし、
アートが完全に次の次元へとブレイクスルーする、
その様に強く感じています。
アートの流動性、
アートの価値担保、
アートのマーケティング、
アートの信頼性、
ブロックチェーンにより、
個人の作品の証明書を、
スマートコントラクトで管理することが、
行われる様になれば、
今本当に苦労しているアーティスト達に、
絶大な恩恵を与えることは間違いありません。
この様にスマートコントラクトは、
少しづつ進んでいくでしょう、
そして、
いつしか私の提唱する、
「デリバティブアート」の時代が、
訪れるでしょう。
デリバティブアート宣言
https://www.machromatic.net/
美学者母
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