量子マーケティングとポスト真実
「ニーズ」に死を:トランプ・マケドニア・DeNAと2017年のメディアについて
http://wired.jp/2017/01/03/needs-dont-matter/
この記事面白いですね。
完全に、
僕のウェブインスタレーションに繋がる。
以前にも言説したのですが、
今までの真実は、
エスタブリッシュメントにより創造されてきた、
これからは、
一般の民衆が真実を創造していく。
つまり、
この記事のファクトとは、
エスタブリッシュメントに創造されたもので、
オピニオンとは、
民衆が創り出していく真実という事なのです。
さらに言うと、
人間の本音の部分はどちらが強いのか、
つまり本音とは、
理性的で無い、倫理的で無い、
その様な人間の無意識を反映しているもの。
それは、
やはり民衆が創り出していく真実であり、
ここでいうオピニオンなのです。
それをネガティブに受け止めるのか、
ポジティブに受け止めるのか、
私はポジティブに受け止めていますが。
どちらにせよ、
そういう現実は避けて通れ無いという事です。
この様な民衆の無意識というものが、
ある意味ビジネスやマーケットを動かすようになると、
つまり、
ここでいう「ニーズ」は無効化されるわけです。
「ニーズ」は意識の上のマーケティングです。
そこで新たに現れたマーケティングの手法が、
量子マーケティングです。
つまり無意識まで含めたマーケティングが必要な時代で、
啓蒙主義以来の、
人間の理性や倫理などの幻想が打ち破られて、
ある意味人間の鬱屈する精神、
差別や軽蔑、卑下などの一般で悪とされる、
人間が本来持っている、
非理性的、非倫理的な感情も、
きっちり向き合っていかなくてはならない。
その様な時代になったという事です。
つまり、
ポスト真実時代のマーケテイングとは、
「ニーズ」ではなく、
「無意識」にあると言っても過言ではありません。
その意味で、
今後ビジネスにおいて、
「ポスト真実」と「量子マーケティング」の二つは、
一緒に考えていかなくてはならないでしょう。
美学者母
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