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今日のわたしにタイトルを。

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いまあるせいかつに、いまあることばを。何気ない一日に、自分なりのタイトルをつける。日々のかけらがキラリと輝く。
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2020年6月の記事一覧

今日のわたしにタイトルを。6/29

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/29

「わたしの手を握りたい」

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目から鱗がぽろぽろおちる

いや

ぼろぼろと。

すぅーっと染み込む水のように

じわじわと広がっていく。

そうだったのか、と膝を打つ。

手を握りあって喜ぶように

わたしはわたし(相方)の手を握りたい。

今日のわたしにタイトルを。6/28

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/28

「あれ?」

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あれ?

案外やってみたら簡単だった

あれ?

意外とすんなりいった

ころころ転がりだして思うのは

塞き止めているのはわたしの気持ち

今からでも遅くないでしょう

今日のわたしにタイトルを。6/27

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/27

「くるりと、がらりと、」

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いろんな刺激をもらって

くるくると変わる世界を

軽やかに楽しんでいく。

その裏では地道な努力もあって

くるりと振り向いたときには

がらりと変わっている。

追い付くか追い越すかではなくて

自分はそれができるのか。

今日のわたしにタイトルを。6/26

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/26

「風を詠む」

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流れを見つつ

流れに乗りつつ

飲み込まれないように

流れに追いやられないように

アクセル踏むのもブレーキかけるのも

私の足

今日のわたしにタイトルを。6/25

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/25

「ふわりと水たまり」

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水面に乗るように軽やかに

水に突っ込む覚悟とともに

今日のわたしにタイトルを。6/24

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/24

「揺り戻し」

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きっと行ったり来たりなんだろうなと思いながら。

振り子が揺れて、最後に中心に戻るように

揺れることで軸も見える。

と数か月前に思っていた。

それは今もそうだと思う。

のだけど

軸がひとつじゃなくてもいいんだな。

振り子の形すら、そのもの

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今日のわたしにタイトルを。6/23

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/23

「想うこととやれること」

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いくら想いがあっても

行動しなければ届かない。

どこかでブレーキかけてなかったかな。

どこかで限界決めてなかったかな。

たぶん、その一言が、その小さな行動が、大きく色を変えてしまうんだろうな。

世界は広くも狭くもなる。

今日のわたしにタイトルを。6/22

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/22

「深く息を吸う」

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塞き止めていた水が流れるように

全身に血がめぐるように

動きだした感覚。

感じるように、止めないように、

わたしは深く息を吸う。

今日のわたしにタイトルを。6/21

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/21

「再構築」

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数か月ぶりに、とあるスーパーに行って

せいかつを再構築しよう

と思った。

食べること、寝ること、住むこと。

どこか地に足つけたようで

溶けはじめていたせいかつに

線を、輪郭を描こうと思った。

これまでに戻るでも、否定するでもなく。

そう

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今日のわたしにタイトルを。6/20

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/20

「決める」

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どの選択をするのかも

どの方向を向くのかも

自分で決める

たかーいたかーいところから

眺めて決める

自分で決めるってたぶん

遠いところから、高いところから、自分を眺める

ってことなのかも

今日のわたしにタイトルを。6/19

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/19

「トンネルの先に」

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ひとつの形が見えた

ひとつの道標が見えた

身を投じたからこそ感じられるもの

その場にいるから見えること

想像していなかったような未来も

確実にわたしの今だった

今日のわたしにタイトルを。6/18

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/18

「雨が代わりに」

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大粒の雨が

勢いよく落ちる雨が

私の代わりに泣いている

私の代わりに叫んでいる

私の代わりに

すべて水に解かれていく

事実もそのとき抱いた感情も変わらない

でもこの音にすべてを委ねられる

雨の代わりに

今日のわたしにタイトルを。6/17

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/17

「歯車がかみあう瞬間を探る」

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フットワーク軽く

相手の波に乗って

相手のリズムにあわせて

がうまくいくコツだと思ってた。

でも歯車が回るように、かみあう瞬間は訪れるし、それを待つことで、案外すんなりいくかもしれない。

機が訪れるのを待つ。

でーんと構え

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今日のわたしにタイトルを。6/16

街屋 minato 3710-

今日のわたしにタイトルを。6/16

「聴す(ゆるす)」

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聴す、と書いて、ゆるす、

と読むと知ってから、さらに好きになった言葉。

たくさんの言葉を聴き、それがさらなる言葉を引き出した。

ぽろぽろと流れたあの子の涙は、話を聴いてもらうことで、自分自身を聴すものだったのかもしれない。