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【開催レポート】人to人ライブラリー@大手モールbar

2023年11月3日、新体制となった「まちなかライフスタイル研究会」初のイベントを開催しました!

「人 to 人ライブラリー」と題して、本を借りるように、その人の時間を借りて1対1で対話する、という今回のイベント。
会場は、富山市まちなかの路面電車沿い、大手モール芝生広場。そこで毎月開催(冬季除く)している「大手モールbar」の一角をお借りしました。

まちなかに、いつもの人も、いつもと違う人も集まって、何か面白い化学反応が起こればいいな、という主催側の思惑通り、イベント当日は老若男女が大手モールを行き交い、普段とはちょっと違ったまちの雰囲気が感じられました。

様々なジャンルのゲストが9冊の本となって登壇

今回、本となり時間を貸し出すゲストは9名。
まちなかに活動拠点を置いている方や、学生起業家など6名と、私たち「まちなかライフスタイル研究会」のこともお見知り置きいただきたく、運営側から3名が登壇しました。

▶︎ゲストプロフィール

田辺和寛さん EVERT Inc. / ほとり座


平野匠人さん 富山大学・ユニックス


加藤哲朗さん 富山県立大学大学院 / 株式会社IoTRY / 一般社団法人T-Engine


中西祐樹さん Labore株式会社


森野かよ子さん (株)富山市民プラザまちづくり事業部


種昻哲さん studioSHUWARI Inc.


<以下、主催・運営メンバー>
松田悠(理事長) 株式会社AsianBridge/一般社団法人TENKIN LAB


本間隼人(副理事長) 株式会社ハテナブック


東るに(広報) Az‘s Garden


活動している分野も年齢層も様々な、彩り豊かなゲストにお集まりいただき、それぞれ自分を本に見立てて紹介していただきました。

個性様々な9冊の本

参加者は、タイトルやあらすじから、借りたい!と思った本=人の20分を借りて対話することができます。

「人to人ライブラリー」は、自分の興味・関心がある分野で活躍する人、あるいは、今まで交わったことのない分野の人との対話を通して、新しい気付きや学びを得たり、多様な価値観と触れ合うきっかけとなるような機会を提供することを目的としています。

ほとんど初対面の人と20分でもじっくりと1対1で話す機会なんて普段あまりないことです。
実際やってみて気が付くのは、相手のことを知ろうとするのはもちろんですが、自分自身が考えていることを見つめ直すのにも、対話が役立っているということ。
その場でしか生まれない会話や、参加者、ゲスト双方の想いが交わる瞬間などが見られ、ライブ感のあるおもしろいイベントとなりました。

路面電車が行き交う街並みを横目に…

イベントは、事前申込も受け付けていましたが、当日ふらっと参加もOKとして、オープンに開催しました。
開始直後こそ、事前申し込みしてくださった参加者や、「大手モールbar」の常連のお客様がいらっしゃる程度でしたが、時間が経つにつれ、学生さんや通りすがりの方も興味を持って参加してくださるように。

なかでも、学生×社会人、高校生×社会人、といったように、年齢層や立場の異なるメンバーでの対話がゲストの方からしても面白かったそうで、どのテーブルでもとても盛り上がっていました。

イベント開催したい学生とまちづくり会社で数々の企画を手掛けるベテランプランナーとの会話
移住したい人と移住した人との会話
地元で就職したい学生と地元を出て地元に戻ってきた人との会話
もっと広い世界を見たい女子高生とローカルに生きる人との会話

様々な価値観が混ざり合い、参加者にもゲストにもなにか新しい意識が芽生える瞬間があったのではないでしょうか。

だんだん人数が増えて座談会方式になるところも

このイベントの日のように、どこからともなく人が集まってきて会話を始める、という自然発生的なおしゃべりの場があるというのは、このまちの風景としてなんだかいいなあと、
もう人もまばらな路面電車が通り過ぎていくのを横目で見ながら考えていました。

手探りながらも企画した今回のイベント。終わってみれば、「想像していたより楽しかった!」という声もいただき(笑)、参加者のみなさん、ゲストのみなさんにも何かしら得られるものがあったのなら幸いです。
運営側としては反省点も多々ありましたが、ご参加いただいたみなさんには本当に感謝しています。ありがとうございました!


「NPOまちなかライフスタイル研究会」のnoteでは、今回のイベントでゲスト登壇していただいたみなさんの紹介記事を公開していきます。
まちなかで活躍するみなさんをもっと知りたい!と思ったあなたは、ぜひ記事を読んでみてくださいね。

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