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【とやままちなかコンシェルジュ】まちの人々 vol.3

「まちなかコンシェルジュ」として、富山のキーパーソンを本のようにご紹介します。
これから行く先に迷ったとき、誰かと話をしてみたいとき、つながりをつくりたいとき。 

ちょっと先行く先輩や、その道に詳しい専門家のお話が、なにかの気づきになったり、あなたの富山ライフをより豊かにするきっかけになればいいな、と、人と人をおつなぎするお手伝いをさせていただきます。

若者流!新しい富山の創り方

株式会社IoTRY/一般法人T-Engine
加藤哲朗さん

富山県立大学大学院生でありながら、学業とビジネスの両面で注目を集めている若き実業家、加藤哲朗さん。
加藤さんは、情報工学に精通し、IoT(Internet of Things)技術を軸に据え、さまざまなプロジェクトで富山のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進しています!その活動は地域経済に新たな息吹をもたらしています。

加藤さんは大学院生としての学業と、自身が設立した「IoTRY」の経営を両立させ、現在はより事業に力を入れるため大学を休学し、デジタル技術を用いて企業のDXをサポートしています。

地元の若手起業家が力を合わせて新たな団体「T-Engine」を設立

富山県では大学発のベンチャー企業の設立が低調であるという統計結果が続くなか、加藤さん含む県内の若手起業家たちが共同でベンチャー企業の創業を支援する「T-Engine」という団体を結成しました。

「T-Engine」では、起業を志す学生同士が交流しビジネスアイデアを共有するイベントを主催するなど、積極的な交流の場を提供しています。
また、学校での講演活動を通じて若い世代に起業へのチャレンジを呼びかけ、起業家としてのスキルやアイデア磨きをサポートしています。

「T-Engine」は今後、地域社会との連携を深め、学生起業家の成長を支えるため、出資や応援金の募集を行うそうです。
その成果を見据え、今後5年間で100人の学生起業家を輩出することを目標に掲げています。

加藤さんは、「アイデアを持ちながらも、どうしていいのか分からずくすぶっている学生は多いと思う。さまざまな支援を通して多くの起業を実現させたい」と意気込んでいます。


「学生起業、SCOPTOYAMAの生活、大学発ベンチャー、アニキ・アネキ制度などを切り口にお話ししましょう。」

加藤さんの取り組みが、地元の若手起業家の活躍を促進し、富山のビジネスコミュニティに新たな息吹をもたらすことが期待されています!

本記事では、2023年11月3日開催「人to人ライブラリ@大手モールbar」にゲスト参加いただいたみなさまを「まちの人」としてご紹介しています。

本を借りるように、その人の時間を借りて1対1で対話する
という趣旨のちょっと変わったイベント。
当日の様子は、【開催報告】をご覧ください。


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