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ひとつひとつできることを|2023年10月号【月刊まちのこ】

こんにちは、まちのこ団です。いつもお読みいただきありがとうございます。月刊まちのこ2023年10月号、公開が遅くなってしまい、大変お待たせいたしました。もう12月になりそうですが、10月の活動の様子をお届けします!


【特集】あそび場はピッチサイドで

サッカースタジアム。緑色に輝く芝生のグラウンドを駆け回る選手たち。ぐるりと囲う、大歓声。一色に染まる、圧巻の光景。

茨城県水戸市がホームタウンのサッカークラブ『水戸ホーリーホック』。ご縁をいただき、今春より全5回、ホームグラウンドである『ケーズデンキスタジアム』にあそび場をお届けしてきました。

初回の様子、詳しい経緯などはこちらの記事からお読みいただけます。

1回目から4回目まで、あそび場はスタジアム内のコンコースやサブグラウンドなどをお借りしていましたが、5回目の出動となった10月22日(日)。あそび場の会場に選んでいただいたのは、なんと、ピッチサイドでした。

(グラウンドまでこの距離)
(ここにあそび場)
(選手の息遣いまで聞こえてきそう)
(子どもはあそびに夢中。大人は試合に夢中)
(マスコットキャラたちとハイタッチ)

選手と同じ目線で子どもたちが試合を見て、楽しみ、臨場感を味わい、感動を共有する。「子どもたちの原体験を豊かにする」という私たちまちのこ団の想いがまたひとつ形になった瞬間でした。

そして何より、このような体験を形にしてくれるサッカーチームが地元にあるということ。青空に映えたブルーのユニホームがより一層誇らしく感じられました。

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■7ヶ所にお届け|あそび場記録■

10月は8ヶ所にあそび場を届けてきました。あそび場の様子を写真でご紹介します。

雨ニモマケズ|10/7(土)

イベント名:『Living Street Hitachi vol.4』
場所:日立市パティオモール商店街

(合言葉は「みちを居場所に」)
(みちの真ん中でヨガ)
(みちの真ん中で紙芝居)
(お疲れさまでした!)

イベントについて詳しくは本記事後半で触れていますので、ぜひそちらもお読みいただけると嬉しいです。

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スコーレ=あそび=まなび=余暇|10/8(日)

イベント名:『ちっちゃいスコーレ vol.4』
場所:神奈川県藤沢市辻堂

(コンセプトは【みんなで創る遊び場】 ⁡)
(スコーレとは 「あそび」「まなび」「余暇」という異なる意味の言葉がひとつになった言葉)
(合言葉は「大人も子どももスコーレのある暮らしを」)

『ちっちゃいスコーレ』について詳しくはこちらからご覧ください👉
https://www.instagram.com/playinthemiddle(リンク先:発起人・矢野さんのInstagram)

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お初です!埼玉|10/14(土)

イベント名:『彩の国マルシェ』&『エキマエあそビバ!』
場所:埼玉県狭山市・狭山駅西口市民広場&市民交流センター

(狭山駅西口市民広場で開催の『彩の国マルシェ』と)
(同時開催の)
(『エキマエあそビバ』会場は市民交流センター)
(思いっきりあそべる広々空間でした)
(スタッフの皆さんと。初埼玉ありがとうございました!)

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トリックオアトリート!|10/21(土)

イベント名:『じょうづる秋まつり』
場所:常陸太田市・じょうづるはうす

(秋の気持ちいい日差しの下で)
(思いっきり外遊び!それから…)
(今日は仮装パーティー!)
(お姫様がいっぱい)
(みんなで綱引き大会もしたよ!)
(お疲れさまでした!)

『じょうづる秋まつり』について詳しくは学生スタッフレポがありますのでぜひこちらもご覧ください!

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ビジネスのお隣で|10/21(土)

イベント名:『県北BCPアイデアソン』
場所:日立市産業支援センター

大人たちがビジネスアイデアを膨らませている横であそび場。

(まちのこ小学生メンバー、名刺交換させてもらいました!)
(大人の世界の仲間入り♪)

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海辺のチルマーケット|10/29(日)

イベント名:『イバフォルニアマーケット』
場所:ひたちなか市阿字ヶ浦海岸

(一味違うハロウィン仕様)
(海辺であそび場)
(ストーンアートしたよ!)
(お疲れさまでした~!)

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《A STORY》大切な人に今、伝えるとしたら

台風13号によりイベント中止の危機

近年、地球温暖化の影響により世界各地で自然の猛威による被害が多発しています。2023年9月に発生した台風13号は全国各地に大きな爪痕を残して去っていきましたが、茨城県では特に県北地域で甚大な被害が発生しました。

その頃、実は私たちまちのこ団は、10月に開催予定のイベント準備の真っ最中でした。イベント名は『Living Street Hitachi 2023 vol.4』(以下、LSH)。「みちを居場所に」を合言葉に、茨城県日立市の駅前にある商店街のストリートをアウトドアリビングのような思い思いに過ごせる空間に変えるというプロジェクトで、今回が4回目の開催予定でした。

しかし、台風13号により、開催場所である茨城県日立市も市役所が浸水するなどの被害が発生したため、イベントの開催が難しい状況に。それでも、こういう時だからこそできることがあるのではないかと、今までお世話になっていた方たちに声かけをして、”復興チャリティーイベント”として開催することができました。

イベントの詳細はこちら学生インターン生による記事をぜひご覧ください。

伝えたいことを伝えられるうちに

チャリティーイベントの目的としては、「被害の実態を伝える」「支え合う・寄り添う気持ちを感じるきっかけにする」の2点を掲げて、チャリティーボックスの設置や、被害状況をまとめたボードの展示、そして大切な人へのメッセージを書いてもらうという企画を行いました。

いくつか素敵なメッセージをご紹介したいと思います。

元気に1日1日大きくなってね

(パパから、お嬢さんへ)

いつも受験勉強をサポートしてくれてありがとう

(小学生の女の子から、お母さんへ)

元気でいてね。ムリはしないでね!

これまで私たちを育ててくれてありがとう

(三姉妹からご両親へ)

お互い、これからも頑張ろう

メッセージボードを受け取って、伝えたいことはひとつしかない、と言わんばかりにするするっと書きあげる方もいれば、誰かを思い浮かべながらじっくり言葉を探す方もいたり。メッセージを書いてもらうことを通して、「支え合う・寄り添う気持ちを感じる」きっかけづくりが少しできたような気がします。

誰かを想って言葉を綴る。想いを伝える。素敵な瞬間に立ち会えて幸せでした。

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最後までお読みいただきありがとうございました。【月刊まちのこ】は毎月10日に公開予定です(今月は………)。次号は12月10日に公開したい!またお会いできたら嬉しいです。

一般社団法人まちのこ団
まちで育つ子どもたちの"原体験を豊かにすること"をミッションに活動をしています。 《主な事業》 ▶︎移動式あそび場づくり ▶︎拠点式場づくり(まちのこベース) ▶企画運営まちづくり事業|防災/地域コーディネート等
https://lit.link/machinokodan】

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