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メリークリスマス&よいお年を!|2023年12月号【月刊まちのこ】

こんばんは。年の瀬、いかがお過ごしでしょうか。
『子どもの原体験を豊かにする』をミッションに掲げ活動している私たちまちのこ団。毎月【月刊まちのこ】という振り返り記事を書いて、活動の様子をお届けしています。

2023年最後の月刊まちのこ、年末年始のスキマ時間にでもゆっくりお読みいただけますと幸いです。

(過去の月刊まちのこはこちらからお読みいただけます)

一般社団法人まちのこ団
まちで育つ子どもたちの"原体験を豊かにすること"をミッションに活動をしています。 《主な事業》 ▶︎移動式あそび場づくり ▶︎拠点式場づくり(まちのこベース) ▶企画運営まちづくり事業|防災/地域コーディネート等
https://lit.link/machinokodan

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■4ヶ所にお届け|あそび場記録■

自分の責任で自由に遊ぶ|12/9(土)

12月最初の出動は、いつもお世話になっている『NPO法人たまり場ぽぽ』さん主催の『プレイパークひたちなかひたちなか』へ。住宅地の真ん中にある公園で開催されるあそび場です。

(NPO法人たまり場ぽぽさん公式HPより拝借)

まちのこ団は2021年度からお世話になっていて、3年目になりました。数ヵ月に1回の出動ですが、まちのこ団が来るのを楽しみにしてくれている子どもたちも多く、「団長~!!」と駆け寄ってきてくれたりします。

3年も経つと、最初の頃はやんちゃしていた子どもが急に大人っぽくなったり、小学生の頃から来てくれていた子どもたちが中学生になったりして、親戚のおじさんみたいな距離感で子どもたちの成長を感じることができるのがなんだか嬉しかったりします。

中学生になったお兄ちゃんやお姉ちゃんに代わって、今度は弟や妹があそびに来るようになったりして。関わり続けることの大切さを教えてくれる、私たちにとってもかけがえのない場所です。

『プレイパークひたちなか』については過去の出動回を紹介した記事がありますので、よろしければぜひご覧ください。

イベント名:『プレイパークひたちなか』
場所:ひたちなか市長堀公園
主催:NPO法人たまり場ぽぽ(https://tamariba-popo.net/

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あそび場のむずかしさを実感|12/10(日)

日曜日は、阿見町にある本郷ふれあいセンターで開催された『ダイバーシティ&インクルージョン講演会』にあそび場を届けてきました。

(会場の本郷ふれあいセンター)
(和室をお借りしてあそび場をつくりました)

この日はもう一件あそび場出動が重なっていたため、副団長のなかじー、りーさん、すずちゃんの3名体制での運営でした。

当日は、3歳児など未就学児の子どもの利用が多かったのですが、保護者と離れると泣いてしまったりして、スタッフのひとりは「いつも楽しそうに遊ぶ子たちばかりなので、泣いてしまったときにどうすればいいか困ってしまった」という場面もありました。子どもと関わるということのむずかしさを感じた出動となりました。

イベント名:『ダイバーシティ&インクルージョン講演会』
阿見町講演会キッズスペース運営
場所:本郷ふれあいセンター(阿見町)

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本気のプレゼンテーションの横で|12/10(日)

この日はもう一ヶ所出動!エクセルホール水戸で開催された『常陸 / 福島LEAPDAY2023』というイベントにあそび場を届けてきました。

このイベントは、『Hitachifrogs』という主に学生向けのアントレプレナー精神を養うプログラムを主催している団体による、次世代リーダー育成プログラム「常陸frogs/福島frogs」の最終成果発表イベントで、代表の菅原さんよりお声がけをいただき出動してきました。

『常陸 / 福島LEAPDAY2023』について詳しくはこちらをご覧ください。

依頼の経緯としては、代表の菅原さんとまちのこ団・団長は同じ茨城県への移住組で以前から交流があり、セミナー会場でのあそび場の実績などからあそび場に対するニーズを感じてくれていて、今回依頼をいただきました。

(イベントの学生スタッフも一緒にあそびました)
(どこまで積めるかな)

「まちのこ団がいたから参加できた」
子どもがいるから、諦める。大人の選択に、子どもの存在が足かせになってほしくない。子どもも大人もひとりの人間として尊重される社会であってほしい。大人世界と子ども世界の隔たりを限りなくゼロにしていきたい。そんな思いで活動しています。

イベント名:『常陸 / 福島LEAPDAY2023』
場所:エクセルホール水戸(水戸市)
主催:一般社団法人常陸frogs

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大人も子どももあそんで、アイデアを膨らませて|12/16(土)

12月最後&2023年最後の出動は、毎度おなじみ『県北BCPアイデアソン』。まちのこ団にはこども団員もいて、そのうちのひとりあゆむくんが今回も手伝いに来てくれました。年下の子とボードゲームをしたり、団長とディアボロの技を練習したり。まちのこ団のあそび場を居場所にしてくれていてとてもうれしく思います。あゆむくん、いつもありがとう!

(奥では大人たちがアイデアソン中)
(あそびも創意工夫で無限大)
(ディアボロの特訓中)

イベント名:『県北BCPアイデアソン』
場所:日立地区産業支援センターHITS(日立市)
主催:茨城県北振興局(運営:株式会社しびっくぱわー)

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《A STORY》まちのこクリスマス2023

日頃からまちのこ団に関わってくれている子どもから大人まで大集合して、12月23日(土)クリスマス会&お泊り会を開催しました。

会場は、『まちのこベースひたちなか』。まちのこ団が運営する【拠点式あそび場】のひとつです。

(まちのこベースひたちなか)

念願の自主運営拠点

まちのこ団は、プレイバスであそび場を届ける【移動式あそび場】の他に『まちのこベース』という【拠点式あそび場】も運営しています。現在は大子町に1ヶ所、ひたちなか市に2ヶ所あります。

まちのこベースについての記事はこちらからお読みいただけます。

2023年の夏から、念願だった自主運営拠点をひたちなか市につくることができました。子どもたちの放課後の居場所でもあり、近所の子どもたちの居場所にもなれたらと駄菓子屋もはじめています。そのうち詳しくご紹介する予定です。

クリスマスの夜を、愉しみ、語らい

クリスマスパーティでは、火おこし焚き火をしたり、クレープを作ったり、一人ひとりが持ち寄った食材で究極に美味しいカレーを作って食べたり、プレゼント交換したり…。

興奮しすぎてなかなか寝れないのも、大人たちだけで語らいあって夜が更けるのも、お泊まり会ならではの光景でした。

念願の完全自主運営の場を持てて、子どもから大人までがコンヴィヴィアルできる場づくりができ始めている、そんなうれしい気持ちを感じることができたクリスマスでした。

コンヴィヴィアリティ(conviviality)は、con(共に)+vivial(生きる)が語源で、 「自立した存在が共に生きる中で生まれる生き生きとした情動や喜びを意味する言葉」として使われていて、ぼくの中での思いの言語化にとても近い言葉だなと思い、最近使っています。

(by.まちのこ団・団長)
(せっせと準備)
(あそんで)
(カレー作って)
(プレゼント交換!)

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2023年も、お世話になりました

2023年もたくさんお世話になりました。まちのこ団がこうしてあそび場を届けることができるのも、やりたいことができるのも、応援してくださる皆さまのおかげです。いつも本当にありがとうございます。

2024年もどうぞよろしくお願いいたします。最後までお読みいただきありがとうございました!良いお年をお過ごしください。

(文・写真/まちのこ団)

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