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Youtube依存のやめ方〜寝る時とご飯食べる時動画見てる人へ〜


俺は依存症なのか???動画が好きなのか???

ある日から、寝る前に動画をつけていないと寝れなくなったし、ご飯を食べる時には必ず動画をつけている。
さらには移動の時も、皿を洗う時も、風呂に入る時も、必ず動画をつけている。
動画をつけていない時間は、何かをしている時間だ。
何かをしていても疲れたらsnsや動画を見てまた戻る。
気づくとスクリーンタイムが15時間を超えたりしている。
こんな生活を続けていたのが自分です。
しかし、どの時間も「ながら」でやっているわけで、暇な時間に有益な情報を得ているわけですから、合理的な考えだと思って自分はそれを選択していましたし、いつからか、動画を見ないでご飯を食べることを選択できなくなっていると気づいても、それはあまりに「退屈」だからだと結論づけて、そういった生活を数年にわたって続けてきました。
こうした生活をしている人は意外といるのではないでしょうか。

しかし、うっすらとその問題に気づいている人も少なくないはずです。
同時に何かをやるにしても、なぜか時間がない。
寝る時間も不規則になるし、頭は常にぼやけている。
朝も早く起きれず、1日を無駄にすることが多い。
しかしやることは山のように降ってくる。
それをやる時間と気力はどんどんなくなっていき物事は後回しに。
メンタルも悪くなっていくから、予定をどんどん少なくしていくと、最後に残ったのは昼間の暗い部屋で横になる自分と無尽蔵に存在する動画たちだった。
なんて怖い話がある。

そこまでにならなくても、僕たちは気づいているはずでした。
「動画がなければ早く眠れているし、動画なければもっと他のことに時間を使えているのにな」と思っていたはずです。
しかしさまざまな行為ができなくなり、締め切りがすぐそこまで迫りまくったその時に、くるとこまで来てようやく、「自分が動画を見ていたのは、確かに動画自体が面白く、好きだったというのもあるのだけれど、明確に依存状態にあって、止めることができなくなっていたからだ」と気づくのです。

僕の場合は動画でしたから、僕は動画が好きなのです。
ゲームは一向にしませんでしたし、動画をやめて初めてゲームをし始めた時に「やったあ」と思ったほどでしたから、ゲームに依存している人は、ゲームが好きなのです。それはいいことなのですが、同時に依存状態になってもいて、自分で自分の人生をコントロールできなくなっているのです。
多くの人は自分は依存状態ではなく、ゲームが好きなのだ、動画が好きなのだ。
と言い聞かせようとしますが、では何の制限もなくやめてみてくださいといって1日と我慢することができない人は多いでしょうし、頑張らないと数日は我慢できません。
ゲームを我慢しようとして始めた別のことをしていたら、気づいたらゲームをしていたとか、息抜きにアダルトサイトを見ていたら(この状況も変ですが)、気づくとYoutubeを見ていたとか。
他のことから、そちらへと流れてしまうことも実はドーパミンという物質から見ると当たり前のようです。

ドーパミンの困った性質

ここでは、ドーパミン中毒という本を書いた先生のお話をもとにこれらの現象について少しだけ(本当に少しだけ)客観的に考えたいと思います。
ここでは結局のところ、ドーパミンが出るような強い快楽的な事象の後にはドーパミンが普段より下がってしまうことで、渇望だとかイライラだとか、次の動画をクリックしてしまうだとかそういったことが起こると言っています。
ですから、動画をいくら我慢しようとしても、他のものにうつつを抜かしていて、そこから地続きに動画に飛べるのならこのドーパミンの低下が新たなネットサーフィンを生み出すのは自然なことだということです。

もうやめようと思えた人へ

ここまできてなんだが良くなさそうだからやめようと思えている人もいるかもしれませんが、そう言った人ではなく、僕は「辛い、たぶんこれが原因だ。やめたい。」と思っている人に向けて、どうしたらやめられるのかを伝えたいと思います。
まず30日止めることを想定します。

強い決意と目標設定

まず、強い決意がなければ始まりません。
人生を良くしていきたいと思わなければ、まぁこのくらいの人生でもいいし、動画とか見ちゃうけどまぁいいやとどこかで思ってしまったら、あなたはずっと動画を見続ける人生になりますし、ただ見ているというそれだけによってこの世の全てのオタクやインターネットの住人から称賛されることもないですし、ゲームについても同様で、惰性でやってしまうというのはつまりプロではないですし、これで悩む人もプロになりたいわけではないでしょうから、何かソーシャルな関わりが生まれるわけでもなく、仕事が終わったらゲームをするという生活をしている人間ということでしかないです。
彼女や彼氏がいるならまだしも、いなくて欲しいならばそう言った状況も変わらないでしょうし、何か自分の人生に不満を抱えているのならば、今ここで30日絶つということを決意しなければ、一生そのままです。
決意ができたならば、何を変えたいのか目標を決めることが大事でしょう。
定性(何を達成するか)と定量(いつまでにどの程度)で目標を決めるのが良いと思いますが、そこまで心のエネルギーがない人は、とにかく今のままではいけない。
人生をもっと足掻きたいと強く決意してください。

iPhoneからアプリを全て消して、ブラウザを消去する

iPhoneの人の場合の話をします。
ゲーム、動画など、エンタメ系のものは全て消します。
ニュースも消します。
twitter、twitch、youtube、abema、ニコ動、その他sns、ゲーム系、漫画系、ラジオ系、音楽系などはもちろん消します。
メールやline、paypayなどは人によります。
連絡というものにドーパミンが出てしまっている人は、line何やらも消します。paypayは個人的には消さなくても良いと思います。
消したい人は消してください。
スッキリするはずです。
大事なのはここからで、「スクリーンタイム」→「コンテンツとプライバシーの制限」→「許可されたApp」からsafariが緑になっているところをタップして黒くし、オフにしてください。
ブラウザは全ての行為ができるアプリですから、これだけは絶対に消さないといけません。
またブラウザを消す前に同じ「コンテンツとプライバシーの制限」→「コンテンツ制限」→「webコンテンツ」で「成人向けwebサイトを制限」をして、特に禁止したいサイトのurlを貼っておきましょう。
スクリーンタイムの「デバイス間で共有」を押すことでmacでもそれらを見れなくなります。
iphoneで悪さをするものは、macでも悪さをします。
ちなみに、パスワードは適当に押してメモをしないというのがおすすめです。
この数分間は覚えていられますが、あとは覚えていられません。
スマホの中には絶対に書かないで、実家の親にそのパスワードを書いたメモを保管してもらいましょう。
そして決意の間にそれを忘れるのです。

macでも動画系サイトへアクセスを拒否する

同様にmacのスクリーンタイムでも「デバイス間で共有」を押します。
ここでも、不要なものがアクセスできなくなっているかを「コンテンツ制限」から確認します。
パスワードを忘却することで完全になります。
webコンテンツはiphoneでも同じですが、「成人向けwebサイトを制限」にすることによって制限が追加できます。
これによってアダルトサイトも見ることができなくなりました。

windowsでもサイトを使えなくする

hostsファイルをいじる方法もありますが、最も簡単なのは、edgeやchorome以外の検索エンジンを消去して、choromeウェブストアから、siteblockを選択し、これを拡張機能で導入してください。
わかりにくいかもしれませんが、上にurlを貼り付けて、下のsave optionsを押すだけです。

https://chromewebstore.google.com/detail/siteblock/pfglnpdpgmecffbejlfgpnebopinlclj?hl=ja

また、inprivateではこれが効かないため、inprivateブラウザ機能を消します。
レジストリエディタというものを使う必要があって面倒ですが、下のサイトのようにwindowsボタン+Rから上の検索窓みたいなアドレスバーに書いてある文章を打ち込んでEdgeというフォルダを作って、さらにInPrivateModeAvailabilityを32ビットで作成したあと、右クリックから修正というところを押して、0を1にして、適応して、エディタやedgeを消して、パソコンを再起動したら使えなくなります。

さらにその上でアダルトサイトなどを使えなくしたい場合は、windows本体の設定アプリから検索窓にセーフサーチと打ち込んで、そこに出てきたもっとも厳密なセーフサーチを選択したら、もうedgeではどのサイトも見ることができません。

もっとも大事なことは決意と後悔

結局のところ我慢ができなくて一度この設定を解いてしまったら、もうそこから1年程度は同じことはしないでしょうから、大事なことは決意と今までの後悔。]どれだけ実感を持って今の状態を変えたいと思えているかで、動画を見なくても大丈夫である状態を「退屈」と捉えるか「喜び」と捉えるかが変わってきます。

離脱症状を耐える

欲や離脱症状に耐えるためには、小説や「やらなければいけないことする」、瞑想や散歩を行うことが重要です。
特にお勧めされているのは、冷たいシャワーや運動、筋トレなどですが、個人的には本が良いと思います。
なぜなら、スマホでブラウザができなくなった時に、ご飯や寝る前にお口が寂しくなるというか、どうしようもなく渇く時があるのです。
その時に小説などは本当にちょうどいいです。
何も考える必要がないですから。デジタルデトックスに関連した本や小説を買っておくとなお良いかもしれません。
寝る前に離脱症状が出てきたときにはそれを読めばよいですし、ご飯の時も小説を読むという変な状態に当初はなるでしょうが徐々に本を読まなくても良くなります。
30日後にどう言った変化があるのか。
それと同時に自分の行動も変えていく努力をしてみましょう。
すると見えていなかった未来が手に入ります。
あの頃とは違う選択肢が目の前に現れているはずです。
夜には規則正しく寝ようと思えているはずです。
朝は決まった時間に起きれているはずです。
朝起きてから始業までになぜか時間があるはずです。
終業後家に帰ってからも、静かな家に退屈しないはずです。
退屈してきたらではあれをやろうと思えているはずです。
もしくは何か別の計画を立てているはずです。

退屈を味方につける

ドーパミン依存は、結局のところタイパや効率といったものが退屈を恐れて生まれたものであると思います。
心が大事になった現代ではエンタメによる心の癒しを否定できません。
しかしあまりに強い感情は常にどんなものでも依存の可能性があります。
仕事依存だとか、筋トレ依存だとか。
そんなものまであるのです。
そこでさまざまなものから一旦距離を離してみて、バランスをとり、無音を恐れないことです。
ご飯や睡眠、皿洗いなど、イヤホンをつけたくなる気持ちは嫌になる程わかりますが、それが離脱状態です。
その退屈を、あなたのような大の大人が恐怖しているのです。
この退屈が気にならなくなった時、あなたの生活は穏やかに時間と、程よいバランスというものを知るはずですし、仕事や私生活全てのバランスについても同じ方法を取るようになるでしょう。
そうして出来上がった生活は、当時から見ればまるで針穴に糸を通すようなそんな芸当に思えたかもしれませんが、人間のホメオスタシスによって安定化していくのです。
そうして手に入れた自分だけのバランスの自分がコントロールしている人生こそ、自分という生き物を肯定してくれるのではないでしょうか。

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