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今週の相場振り返り(12.11〜12.15)

❶日本株
▪️日経平均株価¥32970.55 +284.30
▪️TOPIX 2332.28 +10.93
▪️シカゴ日経平均先物 32630(大阪終比 -260)
▪️日本10年債 0.700%

日本株は法人企業統計や日銀短観の結果が良かったこと、米国株の高値更新や金利の下落で日経平均が3万3000円を超える局面もありましたが、為替が円高ドル安に推移したことから力強さに欠け3万2600〜3000円近辺での値動きにとどまりました。
金利の下落で内需成長株や半導体株が強かった一方で銀行株や保険株、その他バリュー株が軟調となりました。
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個別ではリクルートの自社株買い実施、デンソーが日野自動車、豊田合成などの保有株式を全て売却するとの事でトヨタグループ持ち合い株解消の動きが一層強まりそうです。こうした資本効率改革は今春発表された東京証券取引所によるガバナンス改革がきっかけとなっており、企業もそれに応えるかたちで来年以降も継続されると思われますので、引き続き期待したいところです。

来週は18〜19日に今年最後の日銀金融政策決定会合が開催される予定で、その結果と植田日銀総裁の記者会見に注目が集まります。


❷米国株・海外市場
▪️NYダウ $37305.16 +56.81
▪️ナスダック14813.92 +52.36
▪️S&P500 4719.19 -0.36
▪️フィラデルフィア半導体 4117.00 +19.53
▪️米10年債3.914%▪️米2年債 4.449%

注目の経済指標であった🇺🇸消費者物価指数は市場予想とほぼ一致しました。インフレは鈍化しているなか12〜13日に開催されたFOMC(連邦公開市場委員会)で市場予想通り利上げが見送られました。さらに政策金利見通し(ドットチャート)が発表され2024年末金利見通しを4.6%とし前回9月発表の5.1%より下方修正しました。今後0.25%ずつ利下げをしていく計算だと来年3回の利下げとなります。しかし市場では来年6回利下げするのではないかという予測が出ています。

こうした動きを受けて米金利は下落基調で15日の10年債利回りは一時3.89%まで下落しました。

米国株式市場では上昇を続け、NYダウは年初来高値を更新し続けています。ナスダックも上昇しました。


❸為替相場
▪️USD/JPY 142.15〜142.18
▪️EUR/JPY 154.95〜155.05
▪️EUR/USD 1.0894〜1.0897

今週の為替はなんといっても各国の金融政策に注目が集まりました。いちばんの注目だった🇺🇸FOMCが利上げ見送り、🇪🇺欧州中央銀行や🇬🇧イングランド銀行も相次ぎ利上げを見送りました。日米欧金利差が縮小されるとの思惑から円が買われ、ドル円は一時140円台まで円高ドル安が進行しました。あわせてユーロ円も一時153円後半まで円高ユーロ安が進行しました。


❹商品
▪️NY金 2035.70 -9.20
▪️NY原油 71.43 -0.15

金相場は1987ドルまで下落しましたが、FOMCの結果を受けて米金利が下落したことから一時2062ドルまで上昇しました。週末終値は2035ドルでした。
原油相場は米金利の下落や米景気の不透明感から上値が重い展開となりました。

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