【緊急】木村花さんに対するSNSでの誹謗中傷から考える社会の矛盾

昨日、震えるくらい恐ろしいニュースが飛び込んできた。

非常に閉塞した社会が出来上がって行く現在において、私は、SNS世界のルールについて記事を書こうと思っていた矢先の出来事だった。

ここで皆さんに問いたい。

SNS世界にルール(法律)は不要なの?


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5/24 yahooニュース Shonichi Annexより

まず、実社会(リアルな社会)に目を向けてほしい。

人と人が直接関わりながら生きていく世界において、お互いルールを意識している。それは、法律であり礼儀であり人を思いやる心である
直接的に厳しい言葉を投げかける。それも多数から個人に対して。朝から晩まで。普通であればこの様なことはしないだろう。(学校や職場で”いじめ”があるため一概には言えないが)


SNS世界ではどうだろう?

情報が伝わるスピードが早く、匿名性があると言った面から、普段言えない率直な気持ちが言える。本来の自分自身をさらけ出せる。これがSNS世界であろう。

匿名だから、悪口を言って良い。
匿名だから、炎上に便乗して個人を叩いても良い。
実名だけどSNSだから、言い方がキツいけど批判をして良い。
SNSだから、特定の個人の情報をさらけ出して良い。(私刑)
SNSだから、何をしても良い。

その投稿に、その書き込みに、そのリツイートボタンに、他人の気持ちを考えたことはあるだろうか?ちょっと誤った投稿をしたと思ったら削除ボタンを押すだけ。自分自身の一つひとつの投稿に責任感を持っているだろうか?

木村花さんだけでない。今までも多くの人がSNSの誹謗中傷によって命を絶っている。多くの人が個人情報を流出させられリアルな社会の中で肩身の狭い生活を強いられている。

これ以上、SNSによって人の命を無くすことは許されない。


私は、この状況から個人のモラルだけではSNS世界を変えられないと考える。なぜなら、情報リテラシーや、SNSでのモラルなんて授業や話をしているのに関わらず、SNS=無法地帯だから何をしても良いんだとい風潮があるからである。そして、今までも誹謗中傷によって犠牲者が出ているのに関わらず、何も変わってないからである。


だからこそ、SNS世界にも法律が必要だ!

現代社会の日常生活において、SNSは切っても切り離せない程密接に繋がり、私たちが受けている恩恵は計り知れない。ここまで大きくなったプラットフォームをもう一つの世界と捉えて、明確なルールを設定する。そしてリアルな社会と同じく罰則を設けるべきだと考える。

実際には、SNS上での誹謗中傷や、個人情報などの流出、脅迫などは、リアルな世界の法律によって裁くことはできる。私はそれ以上にSNSでの行動を規制するルールがあっても良いのではないかと考え法律が必要だと考えている。
それでは、SNSの利点が無くなるのではないかという批判があるかも知れない。しかし、現に人が亡くなっている。被害は続いている状況の中で、そんなことを言っている場合ではないだろう。これ以上犠牲者を出さないために。

人はいつから心を無くしたのだろうか?


木村花さんだけでなく、SNSによって命を奪われた全ての人に、ご冥福をお祈りします。


SNSの問題について過去記事でも考察してます。よかったら!


最後まで読んで頂いてありがとうございます。
この問題を自分の知ってる人と話し合ってみてください。


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