【人生の挫折】どう乗り越える?【ふわりと心が軽くなる考え方】
去年、人生最大の挫折をしました。
1か月ほど気力がわかず、毎日をただ過ごしていました。
自分の身体の一部をもぎ取られたような、大切なアイデンティティを失ったような・・・完全に空っぽになってしまったのです。
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こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
今回のお話は「挫折」について。
私の体験と、哲学者の三木清さんの言葉を交えながら解説していきます。
挫折を乗り越えるには
「懐疑→断念→希望」
の3つのステップが大切です。
自分のプライドが砕ける時
去年の12月、夫婦で経営していた整骨院の仕事を辞めました。
夫は今も社長として奮闘していますが、私だけ経営から身を引いたのです。
夫婦関係の悪化、家事・育児と仕事との両立、それらのバランスが崩れてしまい、私の精神も崩れてしまいました。
何度も夫と話し合い「離婚しないために」私は仕事を辞めることを決意しました。
我ながら、仕事に命をかけていました。
夫婦で始めた経営。夫婦の頑張りが売り上げに直結します。
すこしずつ従業員も店舗も増え、5店舗36人まで増えました。
他のスタッフを置いて、私だけ、私の勝手な事情で辞めていいのか?
経営者の妻としてもっと頑張るべきではないのか?
育児も仕事も、自分で両立すると決めたのに、結局辞めてしまうのか?
ずっと頭の中で「お前はその程度なのか」と自分の声が聞こえていました。
自分に負けたくなかった。
でも、それが結果的に、余計自分の首を絞めていたのです。
懐疑
哲学者の三木清さんは、著書・人生論ノートの中で「懐疑」することが大切だと語っています。
「懐疑」
今の自分が思っている成功や幸せは一時的なものではないのか?
自分の価値観を疑ってみる
私の場合「このままの状態は本当に幸せと言えるのか?」と自分に疑念を持ち始めたのがスタートでした。
そして「何か違う」と、現在の状態を変えなければいけないことに気づいたのです。
断念
個人的にはこの「断念」が1番難しいように感じます。
「断念」
本当に必要なもののために、必要でないものを手放す
やりがいのある仕事、支えるべき仲間。
それは大切だけれど、私にとって最も大切なのは家族でした。
もしあのまま仕事を続けていたら、遅かれ早かれ離婚問題に発展していたでしょう。離婚すれば結局、仕事も仲間も夫も失うことになります。
決断するまで悩みぬきました。
正直答えははじめから出ていた。
ただ、決めてしまうことが怖かったのです。
希望
辛い中で仕事を手放すことを決断した結果、その後驚くほど私の心は軽くなりました。
夫とも今は良好な関係を築けています。
そして、新たなやりがい「心理学講師」としてとにかく走ってみようと思えるようにもなりました。
思い切って手放したからこそ、新たな希望を手に入れたのです。
断念することを決断しないと、本当の意味の希望を持つことができない。
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いかがでしたか?
懸命に生きていれば、人生のどこかで「挫折」は経験するものではないかな?と思います。
経験するならなるべく早い方がいい。
私は再スタートを早めに切れてとても良かったと思っています。
そしてなにより
「挫折しても人生は終わったわけじゃない。むしろ始まりである」
ということを学べました。
まぁ立ち直れたのは最近ですけどね(笑)
こうして失敗談を語れることも、挫折したおかげです。
「懐疑→断念→希望」の3つのステップ。
ぜひ覚えておいてくださいね。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します(*^^*)
人とのコミュニケーションの基本について、こちらの記事でもアドラー心理学を元に解説しています。ぜひ参考にしてください✩↓↓
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