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【アドラー心理学】って結局どんな心理学なの?【シンプルに解説】

アドラー心理学と言えば「嫌われる勇気」ですよね。


この本をキッカケに多くの人がアドラー心理学を知ったと言えるのではないでしょうか。

でも、ちょっとお聞きしたいのですが・・・

「つまりアドラー心理学ってなんですか?」と聞かれたら、あなたは答えられますか?


・・・・・・・

少し考えてみて頂いたでしょうか。

私の周りでも嫌われる勇気の本を読んだ人はたくさんいますが、いざ、「ではアドラー心理学とはどんな心理学なの?」と聞くと

うまく答えられない人がほとんどです。


でも、大丈夫。私も少し前までそうでした。

だってややこしいんだもの(笑)


そんな訳で、

今回は「アドラー心理学って結局なんなの?」というあなたへ、なるべくシンプルに分かりやすく説明していきます。


アドラー心理学は「勇気の心理学」

こんにちは。

NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。


早速いきましょう。アドラー心理学とは?

青年:・・・いま、また”勇気”という言葉を使われましたね。
哲人:ええ。アドラー心理学は、勇気の心理学です。(「嫌われる勇気」p53)


アドラー心理学は「勇気」の心理学と言われています。

では、アドラー心理学のいう「勇気」とは一体なんなのでしょうか?


私が講師を務めるアドラー心理学「ELM勇気づけ講座」では、

「勇気づけ」とは”困難を克服する活力を与えること

と定義されています。

つまり「勇気」とは、「困難を克服する活力」のことなのです。


アドラー心理学のゴールとは?

アドラー心理学の最終的なゴールとは何か?

それは「共同体感覚」です。


青年:対人関係の「ゴール」はどこにあるのです?
哲人:「共同体感覚」です。(「嫌われる勇気」p178.179より一部抜粋)


アドラー心理学のキー・コンセプトである「共同体感覚」

共同体感覚とは何かというと、

共同体への所属感・ 共感・信頼感・貢献感を総称したもの
(アドラー心理学 ヒューマン・ギルドHPより)


少し分かりにくいですよね。

「共同体感覚」というのは、シンプルに私の言葉で言うならば、他人(共同体)との「繋がり感覚」と言えるのではないでしょうか。

・信頼できる人がいる

・自分は1人ではないという所属感

・誰かの力になれるという貢献感


人は1人では生きられない。

「人」という字のように、寄り添い、支え合いながら生きられる関係。

それが共同体感覚であり、私たちが目指すゴールです。


「勇気づけ」を行うことが、共同体感覚につながっていく

アドラー心理学の「勇気」とは、つまり「困難を克服する活力」のことでしたね。

「困難を克服する活力」を人に与えていくこと、それが「勇気づけ」です。


アドラー心理学には基本的な考え方(概念)があります。

1.人間の行動には目的がある(目的論)
2.人間を分割できない全体の立場から捉えなければならない(全体論)
3.人間は、自分流の主観的な意味づけを通して物事を把握する(認知論)
4.人間のあらゆる行動は 、対人関係である(対人関係論)
5.人間は、自分の行動を自分で決められる(自己決定性)
6.人間の生き方には、その人特有のスタイルがある(ライフ・スタイル)
(ヒューマン・ギルドHPより)

これらの概念を身につけ、実践していくこと

それがすなわち「勇気づけ」を行うということなのです。


ここまでは、なんとなく理解できましたか?

始めの質問である

「アドラー心理学って結局どんな心理学なの?」

の答えは、

アドラー心理学は「勇気」の心理学と言われていて、勇気とは「困難を克服する活力」のこと。勇気づけをして、人に「困難を克服する活力」を与え続けることが、アドラー心理学のゴールである「共同体感覚」に繋がっていくんだよ。

という訳です。

ん?まだ分かりにくいって?


今後、またアドラー心理学の魅力については少しずつお伝えしていきますね(*^^*)


今回はこの辺で。

ここで出会えたことに感謝します。



コミュニケーションの基本について、こちらの記事でもアドラー心理学を元に解説しています。ぜひ参考にしてください✩↓↓


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