【弱さを武器にしてはいけない】本当の強さとは?
「私はこんなに傷ついているのに、まだ頑張れというの?」
被害者という鎧をまとって涙ながらに訴える人。
私が辛いのはあなたのせいだ!
私はこんなに可哀そうなのに!
そう言いながら、弱さを武器に相手をコントロールしようとしている人。
私はそのような人をたくさん見てきました。
弱さという武器を持ち、集まって集団化した人たちはとても強いです。
それは弱いから許されることなのでしょうか?
今回は「弱さを武器にせず本当の強さを身につける方法」について、解説していきます。
劣等コンプレックス
こんにちは。
NLPプラクティショナー、LAB®プロファイルプラクティショナー、アドラー心理学勇気づけ講師のまあこです。
弱さの鎧を身にまとった人のことを、アドラー心理学では劣等コンプレックスと言います。
【劣等コンプレックス】
自分の劣等感をひけらかして言い訳に使い、人生で取り組まなければいけない課題を避けようとすること。(アドラー心理学ELMより)
注意書きとして、劣等コンプレックスは身体的な劣等性とは違います。劣等性とは、身体の器官に障害があるなどのハンディキャップがあることです。
本来劣等感(コンプレックス)とは、私たち人間が成長していく上で必要なものです。
それは、なりたい自分の理想と現実の自分との間で起こったギャップによって感じるものだからです。
劣等感があるからこそ、自分と向き合い、自分の良い所に目を向けて伸ばしていけるのです。
弱さの鎧を脱ぎ捨てよ
私は弱いのだから、被害者なのだから、あなたは分かってくれるはずよね?
そういった期待を込めて「話を聞いてほしい」と訴えかけてくる方がいます。
私は共感はしますが同情はしません。あなたの目の前に広がる現実は、あなたが行動した結果です。どんなに辛い出来事も、他の誰かのせいではないのです。
すると、そのような方は途端に弱さで鎧武装し、私を責めてきます。
「分かってくれると思ったのに!」
「ひどい!傷ついた!あなたのせいよ!」
確かに、傷ついて悲しいお気持ちはよく分かります。
でも、私たちは”あなたの代わりに”課題を排除する人ではないのです。
課題と向き合い、乗り越えていくのはあくまでも”あなた”。
弱さの鎧は脱ぎ捨てなさい。
弱さは自分で認めて受け入れてあげるから強くなれるのです。
そして、自分が直接手を出せることに集中しましょう。
自分に出来ることは何か?
それを考えましょう。
今回はこの辺で。
ここで出会えたことに感謝します。
こちらの記事でも「劣等感」について解説しています。
嫌がらせをする人の心理、「承認欲求」についてはこちらの記事をどうぞ。
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