私の恋人は出会ってもう27年になる。途中会わなかった期間も長いので、飛び飛びの付き合いなのだが、彼は出会った頃から余り変わることもなく(本人のために言っておくが見た目も)不思議な気分になることもよくある。私は彼のことを愛している、未だに、多分。それも結構強めに。 始めは彼に避けられてきた。何と付き合い始めたのは比較的最近であり、彼も色んな経験を積んで、私を受け入れる何かが出来たのであろう。今はラブラブな二人である。こんな事もあるのね。 だから、前の私のことなんか彼はあんま
実弟と私は何十年も口を聞いていない。 ひょっとして生まれたときから通算しても、弟が私に「話し」たことは一桁の回数かもしれない。 遠くに暮らしているわけでもなく、弟、若しくは私が酷い病気であるわけでも、お互いに著しい知能の停滞があるわけでもない…と思う。 今などは同じ職場である。それなのに何故か一言も喋らないでも済むような環境なのだ。その事実自体、改めて考えるとアクロバティックである。 私達の悲劇は、最近彼が私に行った唯一とも言える意思表示が殴りかかっていたことのみという事
人のことをとやかくいうだけじゃなくて、私も誰かの役に立てるように頑張るぞ
二葉亭四迷が、自らを「くたばってしまえ」と命名した由来。 天才である。
いやあ、参った。ヒステリーだな。 派手なマニュキアつけていた塾の若い女の先生。 そのマニュキアだけはやめた方が良いと思う。 メールを打つのが得意みたいで、長文の返信が帰ってくる。 塾に通っても、英語の成績が全く改善されない息子。 確かに英語が不慣れで不得意な息子は難問ではある。いや、息子の通っている学校の英語の先生も問題だと私は思う。息子は二重苦だ。 学校の先生には馬鹿にされたが、今度、塾の先生は責任回避である。何度かメールをやり取りしているうち、私のことをとうとう批判し始め
今度は塾の先生だ。 海外研修まで受けている、その塾ではエースであろう先生。チューターがここぞとばかりに成績の伸び悩んでいる息子に充てがってくれた。気持ちは有り難いのだが、しかし、私は嫌な予感がしていた。英語が出来る人に、英語が苦手な生徒の理解は難しいと思い至る。 そして早速、私の心配がピンポイントでハマってしまった。息子のご報告。「先生がボクのことヤバいって言うんだよ、単語も知らなさ過ぎだって」「これ知らないのはかなりヤバイらしいって」 息子がヤバいのは分かってるんだ。息子自
「イグアナの娘」を何十年振りに見て、今は、若い頃の菅野美穂ちゃんが天使みたいに可愛くていじらしいなという感想を持ちました。 意地悪役の小嶺麗奈ちゃんも頑張ってるし、お母さんの川島なお美も綺麗。 リアルタイムで見ていた時は彼女たちはひたすら憎たらしかったけどね。今はちょっと違うね。 しかし、見ていると体がゾワゾワしてくる。最近、こんなことはなかった。やっぱ凄いなー。 しかし、結構主人公は、いつもは超がつくほど遠慮がちで脇が甘いくせに、肝心な所が大胆で逞しい。周囲が唖然とするほど
今日はお天気で暑くなりそうだ。 朝 息子の水筒に麦茶を淹れ、車で迎えに行く。 7時過ぎだが、通りに出ると往来が激しくなる。 高校生が坂を自転車で登っていく。 角のコンビニの横で大抵信号待ちをする。 最近自転車の男子高校生が店の前に集まり始めた。 皆ガタイが良い。一様に日焼けをしている。部活の朝練前といったところだろうか。 まだ早い時間なのに、皆出来上がった感じである。ある程度の距離をチャリで走行し、休憩スポットというところだろうか。前なんか、まだうすら寒い頃に棒アイスを食し
子育てや教育は葛藤である。 私の子は一人なので、常に初体験かつ一度きりの経験である。眼の前の子供は愛おしい。中2の男子で憎たらしいけど全く圧倒的に愛おしい。 しかし、彼との関わり方は随分理想とは違う。 例えば、私は漠然と「子供の自主性に任せている親」というのが格好良いと思っていた。子供が少し位はみ出したって、悠然と静観している、しかしポイントでやんわり子供をたしなめる、それでいて子供とは心が通じ合っている、そんな上品な母親に、私はなりたかった。 しかし、はっきり言って真逆。
週末は息子の学校の文化祭があった。 息子は自称陽キャでイベントに張り切るタイプである。 彼が去年クラブ活動で作成した本棚を学校に搬入したりして、私もつられて何となく浮足立ってバタバタしていた。 忘れ物が多い息子。落ちがあっては困るだろうと変に気を回してしまう私。しかし、私の方が当日着用する筈のクラスTシャツを洗濯して何処かにやってしまったり、学校に送っていった道で自動車のキーを失くしたと思い、学校に連絡してしまうなどポカをして、でも息子は怒りながら許してくれたり、昨日はお詫び
著名人は敬称を略するのが尊敬の念の表し方だと大学時代に教わった。 ハルキは元々馴染まないと思っていた。 その時代の寵児であり賞味期限のある作家かと子供心に思っていた。 下記にも、もしかしたら作家を侮辱すると思われる言葉を発してしまうかもしれないが、勿論私は作家を尊敬している上での記述だと、甚だ勝手だが読み手の温情に期待してしまう。 ハルキを読み始めると、その上澄み感というか、出し抜けというか、思い付きを並べるとか、そんな印象を持つ。それはそれまでのアーティストの何割か、も
短気と呑気 理想屋と現実派 暑がりと寒がり 長すぎる文と短すぎる返答 直情と迂遠 博愛と偏愛 温和と急進 粘着質と分裂症 正直と噓つき 追いかける方と逃げる方 あなたと私、どっち?
不確かなことは自前の準備で乗り切るしかないと思う。遠足は帰るまでが遠足。旅は決定した時点からが旅。諸君、既に私達の旅は始まっているのだぞよ。 私が用意するもの ケーキ(カットだけど) プレゼント 読みたい本 りんご カモミールティーバッグ ダージリンティーパック アロマエッセンス(シトロネラ) 虫よけ 虫刺され薬 いつも着ているガウン(嵩張る) ※洗濯してボタンを付け直す 半袖Tシャツ 替えの下着(一応新しいやつ) 水2リットル×2 多分雨降るから傘 携帯スリッパ 当日
夢日記でございます。 昨日はなんと大蛇的なものが仕事場、工場から二匹出てきたというものです。 それももはやドラゴン位の大きさ、長さでありました。10メートルとか。頭部がやや独特な形状をしていたと夢の中で思っていました。 こちらに向かってきたというより、私の前を素通りして空に上がって行きました。 ところで、その大蛇というか竜的な生物を私も知っている実在の従業員が、夢の中でさぞ可愛がっている様子で名前を呼んでおりました。 何の意味があるのか分からないですが、不思議、奇妙な夢でした
去年外に逃したと思ったヤモリくんが他の部屋に御目見え。
『アンダー・ユア・ベッド』を先週見た。 春は眠い季節。人生の春頃である息子も顔を合わせると「眠い」と宣っていた。もう少しデカくなるのかな。もう彼は親離れし始めている中2。 そんな一週間だった。 初夏みたいな陽気の休日を楽しんで無事就寝した私。殺されそうな夢を見た。多分事件に巻き込まれていた。その前の時間に見た夢の断片は、勤め先の事務所のボスに提出書類の郵便切手の額が全然違うと御立腹されたものだった。 犯人グループが一人、二人と部屋の向こう側で人間を殺めていく。犯人の一人