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夢は反芻

『アンダー・ユア・ベッド』を先週見た。

春は眠い季節。人生の春頃である息子も顔を合わせると「眠い」と宣っていた。もう少しデカくなるのかな。もう彼は親離れし始めている中2。
そんな一週間だった。

初夏みたいな陽気の休日を楽しんで無事就寝した私。殺されそうな夢を見た。多分事件に巻き込まれていた。その前の時間に見た夢の断片は、勤め先の事務所のボスに提出書類の郵便切手の額が全然違うと御立腹されたものだった。

犯人グループが一人、二人と部屋の向こう側で人間を殺めていく。犯人の一人と私は確実に眼が合っている。助かる筈が無い。しかしこういう切羽詰まった夢の時は自分は夢と認識しているのを、夢の中で自分に突っ込んでいた。

そして最後私のすぐ隣の子も犯人に捉えられた。すがるようにその子が私を見ていた。私は息を潜めて入れ無い筈の高さの幅のベッドの下に潜り込み息を潜めた…。

夢の中でまた私は「自分の夢だから自分は助かる筈だから」とも思っていた。我ながら現金。