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ムーミンバレーパークを取材 「自由と自立」

ムーミンバレーパークが出来て5周年。
気がついたら、はんのーとで誰も取材に行っていないことに気づき、「行ってみたい!」と名乗り出た。

株式会社ムーミン物語に問い合わせ。後日、混んでいる日曜日に潜入した。

当日の案内役はマーケティング部の羽毛田さんという可愛らしい女性で、背負っているリュックにミーがぶら下がっている正真正銘のムーミンファンだった。


この日は、「ムーミン谷とアンブレラ」というイベントもやっていてムーミンママをイメージする赤・ピンク・白などの傘が頭上に浮かび、幻想的で楽しい雰囲気。

「ムーミンママは世界を代表するママだと思います!」と力説する羽毛田さんに連れられて、ショーを見たり、(ちなみにショーの演出は小栗旬さんのお兄さん小栗了さんが担当なんだとか!)ムーミンのお家を見学したり、おさびし山を登って、4時間にも渡って熱いツアーを展開してくれた。

そう、4時間も歩きっぱなし。
ムーミンバレーパークは他のテーマパークと違って、長い時間並ぶこともなく、一日過ごすとひたすら歩くので運動量がすごい。

あとライバルの某テーマパークを「千葉」と真顔で呼ぶ羽毛田さんに笑えた。

蒸し暑い日に明るく元気にパークについて語りながら、こんなに楽しげに過ごす社員がいてよかったね、ムーミン。


今回、行ってみて印象的だったのは、ムーミンの世界は子どもだけでなく大人にも強く訴えかけてくるものがあることだ。

作者トーベ・ヤンソンの言葉が、大人の迷いや悩みに問いかけてくる。
自由とは何?自立って何?

孤独になる時間も必要だなんて、他のアニメでは教えてくれない。

「ねえ、ムーミン。こっち向いて、恥ずかしがらないで」
恥ずかしがっている場合ではない。

ちゃんと自分と向き合ってみよう。



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