見出し画像

神様?のおはなし㉕

↓シリーズはこちらから



さて、時間は経過して。
私は老後という時期に経った。

そして、子供には連れ添う相手が見つかった。
結婚を見届けた。
おそらく最後となる、子どもの晴れ姿は輝かしかった。

それから、孫ができたのだ。
大変可愛い。
無邪気で、私を慕ってくれて愛らしい。
見ているだけで幸せになれる。

人生で経験したいなと思ったことは大体経験することができた。

これ以上の幸せを望むことはないなと思った。

そんなとき、私の両親が立て続けに天国に行くこととなる。
ひ孫の顔を見れて喜んでいた矢先である。

陰ながらいつも見守ってくれていた存在がいなくなり、心に穴が空いたようだ。

別れというものは、淋しい。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?