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「一人の人として」子どもを見つめること〜女の子だっていいんだよ編〜

さて!前回の「男の子だっていいんだよ編」の続編として
今回はよく聞かれる・使われやすい「女の子なんだからおとなしくしなさい」という言葉かけについて考えていきましょう!

前回はちょっと難しくなりすぎてしまったので、今回はそうならないように気をつけますね💦すみません💦

♪♪♪

その言葉に対して、子どもながらに疑問

この「女の子なんだからおとなしくしなさい」という言葉は、実際に私も過去に言われたことがあります💦

でも、子どもながらに「なんで、女の子だからおとなしくしなくちゃいけないの?」「じゃあ、私が男の子だったら、ここまでくどくど言われないの?」なんて疑問に思ったことがありました😔

昔の私が抱いた疑問って、きっと今の子どもたちも感じるものなんじゃないかって思うんですよね。

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「女の子だからおとなしく」しなくちゃいけないの?

そもそも「女の子だからおとなしく」という考え方はどうなのでしょう?
私は、「女の子だっておとなしくなくていい!」と思うんですよ☺

というのは、子ども一人ひとりに性格の違いや好みがあるように
子ども達にも「活発な子」「静かな子」「その中間な子」などいろんなタイプがあるんです✨

実際に、園でいろんなタイプの子ども達を見てきましたが、女の子でも「たくさん身体を動かしたい!」「心の動きと共に身体も動く!」そんなお子さんも確かにいました。

それは、その子の「気質」だったり「個性」です☺
それを「女の子なんだから!」という言葉で縛り付けてしまうのは、子ども達も疑問に思ったり、苦しくなってしまう‥と感じるのです。

例えば、大人のみなさんでも他人から「男性なんだから、もっとシャキッとしろ!」とか「女性なんだから、もっと愛想良くしたら?」と言われたら

「‥‥‥‥😥」っていう空気になるのではと思います💦

大人だって、そうなんだから

子どもだって、同じ😄

まずは、子ども一人ひとりの異なる「個性」を「認めて」ほしいなと思います✨

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礼儀作法を伝えたいなら、「一人の人として」

「女の子なんだからおとなしくしなさい」という言葉の意図には、「礼儀作法を伝える」というものも含まれているのではないかなと思います。

礼儀作法を伝えることは、とても大切なことですよね。

例えば、座る時の姿勢が綺麗だと「その人自身」が美しく見えます。とても魅力的な人、落ち着いた空気をまとった人という好感ももてます。

礼儀作法は、「その人の印象」を左右するもの。
身につけることで、子ども本人が大人になった時も必ず役立つものだと思います。

実際に子ども達に礼儀作法を伝える時に「女の子なんだから」という言葉や視点ではなく、
「一人の人として大切にしてほしいから・覚えてほしいから」という考え方で伝えてみるのはいかがでしょうか☺

例えば‥

・椅子に座る時に、足を広げてダラリと座っている女の子(3歳)がいる。
➡「足と足をピタッとくっつけて、背中をピンッと伸ばして座ると、〇〇ちゃんがとっても素敵に見えてくるよ✨」

「女の子なんだから、ちゃんと座りなさい」とつい言ってしまいそうになりますが💦

ここでは、正しい座り方を伝えることが重要だからこそ、「女の子なんだから」という視点は必要ないかなと感じますね☺

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まとめ

前回と合わせて、私が伝えたいのは2点!

・「男の子なんだから」「女の子なんだから」というジェンダーバイアスの視点で子ども達を見つめない!

・「あなた」「一人の人として」というジェンダーニュートラルな視点で子ども達を見つめて、大人が子どもに伝えたい大切なことを伝えていこう!

そんな視点で子ども達のことを見つめていける大人や保育者が一人でもいてくれたら‥きっと子ども達は更に「安心感」に包まれると思います✨

ということで、今回は終わりとさせていただきます!
ここまで読んでくださったみなさん、ありがとうございます✨

明日、金曜日と翌土曜日は私用でお休みとします💦
29日 日曜日の更新をお楽しみに👋

にじいろmaa🌈

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