非日常 2023年8月
35冊目となる非日常 2023年8月が完成しました。非日常プロジェクトとはその月に撮影したスナップ写真を一冊の写真集にまとめるというものです（縛りはRICOH GRⅢ＆GRⅢxで撮影した写真だけで構成）。
このプロジェクトを始めた詳細は note 「非日常」プロジェクト始動 をご参照ください（非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめております）。
非日常 2022年8月 は BEATS に9月9日から置いてもらっています。A4サイズ 72P 2000円（送料込み）で受注販売してます。
また、2021年のベスト版の「非日常 2021年」と2022年のベスト版の「非日常 2022年」はそれぞれA4サイズ 144P 3000円（送料込み）で受注販売してます。「非日常 2021年」と「非日常 2022年」の展示での総括は以下のリンクからご覧ください。
各種SNSにてお気軽にお声がけください。他の月のバックナンバーについても受け付けています。
今回の表紙は香港の尖沙咀で撮影した写真です。ここはインド系のお店が沢山入っている雑居ビルです。二階からふと一階の通路を見下ろすと、女性が走りながら去っていくシーンが見えました。急いでGRⅢを構え、撮影して捉えたものです。女性の髪の毛が浮き上がっているのが気に入っているポイントです。GRⅢの速写性に助けられましたね。
今回の72ページは「大阪」「香港」で構成されています。2023年4月5月の台北に引き続き、7月はソウル、そしてこの8月は香港へ行ってきました。
では、非日常 2023年8月 の写真集に入っている写真を少し紹介します。
有名な天満市場の北側にある多くの提灯群で天井が埋め尽くされたグルメアーケード「裏天満ちょうちん通り」での写真です。ここはいつも多くの人々が通り、記念撮影などで賑わっている場所なのですが、この時はたまたま女性店員さんだけがスポットライトを浴びたように登場してくれました。
これも天満で撮影しました。JR天満駅の側でヤクルトを豪快に飲んでいる女性です。こういう写真の場合、偶然に後ろの環状線の電車が写っているのが幸運でした。高架の「５２」という番号が「５９（ゴクッ！）」だったら、尚良かったですね（笑）
香港の太古にある有名なモンスタービルでの写真です。今回、ここに行くのは決めていたのですが、空が印象的に写るように晴天で雲が多い日を選びました。GRⅢにワイドコンバージョンを付けた21mmで撮影することで四方のビルを構図に入れることが出来ました。新旧のビルのコントラストが面白い写真が撮れました。
香港の古い街角にはこの写真のように通りにせり出た散髪屋が少し残っています（他の国ではインドのカルカタやシンガポールのインド街で見たことありました）。今回の旅では今まで香港の名物だった「路面に突き出た看板」が安全性の観点で撤去され、かなり少なくなっていました。この写真のように道にせり出た散髪屋もいずれ消えてしまうのでしょうね。そういう意味ではこのような写真は記録としても積極的に残していきたいですね。
では、また。
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