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写真展「ビーツ写真修行僧展」総括 非日常2022年

2023年2月15日~19日 BEATS

2022年の12ヶ月に毎月撮影した写真をその翌月に1冊の写真集「非日常シリーズ」として作っていました。当初17名で始めたのですが、途中で脱落した方もおり、生き残り13名の写真集&写真展です。非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめています。

二年連続の完走&展示参加であり、去年の展示の総括は以下になります。

それぞれの月のベストをほぼ時系列で集めた写真集 非日常 2022 を制作しました。A4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してますので、各種SNSにてお気軽にお声がけください。バックナンバーについても受け付けています。

表紙はどこなのかと質問されましたが、新幹線の車窓から撮影したもので
どかだったかは分かりません(汗)見えにくいですが、右上に鳥が三羽飛んでいるのが気に入ってます。

非日常 2022年

さて、展示は一月~十二月から各月で一枚づつ選んで合計十二枚で展示しています。時系列で左から右に流れるように配置しています。


では、展示写真を少し紹介します。


一月  大阪・天満

二人のコントラストが面白くて撮影した一枚です。立ち飲みをしていて、堂々としている方と恥ずかしくて背を向けてる人の男女と若老の対比です。扉を撮影してた感じでシャッターを押したんですが、無理がありましたかね(汗)男性の面構えが素敵です。


二月 小倉

文字を入れるか入れないかというのはフレーミング、及びトリミングする時に考える一つの項目なのですが、この場合の「ストリップ」は入れるべきと判断しています。猫がストリップを観に行くという擬人化ですね。右奥の通りに人が写っていたのも幸運だったと思います。


七月 大阪・動物園前

この光景を見た時、左側の「ゆめ」という文字が目に入りました。動物の名前なのですが、呆然と座っている男性との組み合わせが趣深いと思いました。丁度、右の男性が歩いてきましたので、男性の背中を入れてシャッターを押しました。


九月 新宿・歌舞伎町

土砂降りの雨の中、若い男性が雨に打たれて蹲っていました。僕は屋根のあるところで雨宿りしていたのですが、向こうから女性が三人歩いて来たタイミングに合わせて、意を決して僕も雨の中を歩いていき撮影したモノです。
この撮影をした瞬間に男性は立ち上がり、右側の建物の中に消えていきました。まるで撮影される努めを終えて舞台から去ったようで吃驚しました。僕が撮影したことには全く気付いてないと思いますので、不思議な体験でした。これだからストリートスナップは辞められません(笑)


ということで、2023年の修行僧も既に走り始めています。また、シンドくてワクワクする時を過ごし、自分の写真を突き詰めて行きたいと思います。

最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。1時間40分の大作です(汗)

岡島さんから「松永さんの写真は街中の人を主人公として輝かせている」という講評を頂きました。まさに、そういうことを意識して撮影しますので、とても嬉しかったです。

では、また。

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