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写真展「ビーツ写真修行僧展」総括 非日常2021年

2022年2月16日~20日 BEATS

2021年の12ヶ月に毎月撮影した写真をその翌月に1冊の写真集を作っていました。その1年間をまとめた生き残り16名の写真集&写真展です。僕は街と人のスナップをテーマに撮影した「非日常シリーズ」を展示しました(非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめており、RICOH GRⅢ&GRⅢxで撮影した写真だけで構成しています)。

恐らく今まで国内をここまで根を詰めて撮影した一年はなかったと思います。公私ともに忙しい中で、毎月の写真集のクオリティを上げる為に重い腰を上げて外に出て撮影するのは、本当にシンドい日もありましたが、何とか満足出来た写真集を12冊作製できました。
そして、その一年間のベスト版の写真集 非日常 2022 を制作しました。

非日常 2022 はA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してますので、各種SNSにてお気軽にお声がけください。バックナンバーについても受け付けています。
表紙は梅田にある怪しげな絵が描かれている建物を撮影したものです。

非日常 2021年

さて、展示はその中から以下の12枚を選びました。

撮影場所は和歌山、東京、千葉、北海道、大阪と多岐に渡ってますが、クールな印象の写真を選びました。左の六枚が昼、右の六枚が夜の撮影となってます。

では、展示写真を少し紹介します。

雑賀崎

和歌山の雑賀崎で撮影した一枚です。後方に古びたタンクが並んでおり、そこだけでも雰囲気があり、タンクだけで写真に収めていました。そこに丁度、運良く黒猫が通りかかり振り向いてくれた時の一枚です。


池袋

池袋の蕎麦屋さんの壁に描かれている鬼の絵が迫力あったので、面白い絵が撮れないかと少し店先で佇んでいたら撮れてしまった一枚です。
鬼が男性を引き込んでいるように見えるのですが、実は男性は店を出てきたところでした(笑)


船橋

実は船橋は学生時代に住んでた街です。久しぶりに船橋に宿泊し、朝の船橋市内を歩いている時に見つけた光景です。花も美しかったけど、後光のように射した朝の太陽が眩しくて、光芒の加減を調整しながら撮影した一枚です。


梅田

大阪駅の近くの都会の真ん中で偶然に見かけたシーンです。路上ではなく、草の上に酔いつぶれて寝ている男性が気持ち良さそうでした。まるで、この辺りだけ不思議な空間になってましたね。飲み会でこれから解散する人々が奥に写ってくれたのが、良い対比になったと思います。


梅田

梅田の夜に物々しくパトカーから降りてきた二人の警官を咄嗟に撮影した写真です。咄嗟に撮ったので、遅いシャッター速度の設定になってしまいブレてしましました。でも、それがかえって不穏なシーンを上手く演出出来たと思ってます。


難波

実は黒いタクシーが好きなんです。黒光りして、反射する様が格好良いですよね(ちなみにゴキブリは嫌いです)。男性が黒いタクシーに乗る瞬間の写真なのですが、ほっかむりと雪駄だけが写っているシュールさが気に入っている一枚です。


ということで、既に2022年の修行僧も走り始めています。また、シンドくてワクワクする時を過ごし、自分の写真を突き詰めて行きたいと思います。

最後にいつものように配信がありましたので、貼っておきます。僕はその日、トラブルがあり参加出来ませんでした(涙)

では、また。

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