非日常 2023年12月
39冊目となる非日常 2023年12月が完成しました。非日常プロジェクトとはその月に撮影したスナップ写真を一冊の写真集にまとめるというものです(縛りはRICOH GRⅢ&GRⅢxで撮影した写真だけで構成)。
このプロジェクトを始めた詳細は note 「非日常」プロジェクト始動 をご参照ください(非日常関連の記事は 非日常マガジンでまとめております)。
非日常 2023年12月 は BEATS に1月13日から置いてもらっています。A4サイズ 72P 2000円(送料込み)で受注販売してます。
また、2021年のベスト版の「非日常 2021年」と2022年のベスト版の「非日常 2022年」はそれぞれA4サイズ 144P 3000円(送料込み)で受注販売してます。「非日常 2021年」と「非日常 2022年」の展示での総括は以下のリンクからご覧ください。
各種SNSにてお気軽にお声がけください。他の月のバックナンバーについても受け付けています。
今月の表紙は韓国・ソウルの東大門で撮影した写真です。元来、ソウルは雪がそんなに降らないのですが、12月30日に本格的な雪が降ってくれました。段ボールをもった母親と娘が店に入っていくところに偶然に出会えて撮らせて頂いた一枚です。その日は持っていったレインシューズが活躍しましたが、一度だけ綺麗に転んだのは今となっては良い思い出です。
今月の72ページは「大阪」「京都」「ソウル」で構成されています。年末年始は「ソウル」に行ってましたので、非日常 2024年1月の初っ端の写真は「ソウル」となります。
では、非日常 2023年12月 の写真集に入っている写真を少し紹介します。
難波で彼らに道を聞かれました。彼らはインドネシアから来たとのことで、僕が「バリ島のウブドに行ったことがある。」と言ったら、彼らから歓声が上がりました。それで一気に仲良くなって、色々喋り、最後に写真を撮らせてもらいました。後でこの写真のモノクロとカラーを交換したSNSで送りました。彼らの笑顔をこうして、記憶だけでなく、記録で残せる写真は改めて素晴らしいと思います。
夜道を歩いていると上方にキラキラしているモノに気が付きました。それなりに大きなビニールが蝶のように見えました。風でフラフラと揺れていたので、蝶が羽ばたいているように見えるようにISO4000にして1/8秒までシャッター速度を遅くしてブラせました。
雪のソウル・東大門での写真です。狭い道に店が並んでいる商店街で撮影しました。こういう人が数人写っている写真の場合、何かポイントがあることが重要だと思うのですが、この場合は奥の男性が傘を上に上げた瞬間に撮影しています。黒い服を着ている人だけなので、雪が目立ったのは良かったと思っています。
東大門の広蔵市場での撮影です。こういう市場での撮影では雑踏に流され、ただ闇雲に撮影するのではなく、瞬間をすくう必要があります。この写真の場合は、客がジェスチャーで注文し、店員がそれを確認する瞬間に撮影しています。手前の帽子により、冬という季節も分かる写真となっています。
では、また。
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