せたがや作文教室

死別(再婚)のおひとりさま。初婚で生まれた息子とも死別。 元月刊誌、男性週刊誌編集者。…

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死別(再婚)のおひとりさま。初婚で生まれた息子とも死別。 元月刊誌、男性週刊誌編集者。フリーライター、せたがや作文教室主宰。 現在は病気療養中で活動休止中。

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  • メンバーシップ限定記事

    千代田区立ちよちよカレッジ@タイトル付けクラブ、ちよちよカレッジ@主張ばっちり小論文クラブのメンバーシップ、会員限定記事です。有料記事だけではなく、シリーズ記事は一緒にインして、続きを読めるようになっています。

  • お題への参加作品

    主に山根あきらさんのお題に参加した物語作品です。

  • 野球がある人生。

    横浜DeNAベイスターズファン。プロ野球に関する記事をいろいろ。

  • わたしのお題で書いてくれた作品

    たまにわたしが出すお題で、書いてくださった皆さんの作品集。

  • エッセイ的なもの

    これがエッセイかなー? と思った文章をまとめています。

最近の記事

白いワンピの女の子~「逃走中。」のミッション

「せっかく、ミッションに参加したのに、こんなひっかけがあるなんて……。」 「逃走中。も、いきなりレベル上ったなあー。」 そう、ここは人気番組「逃走中。」の撮影現場。 ミッションに、勇気を出して参加した芸能人や有名人は、レバーの前に来て、頭を抱えてしまったのだ。 「ミッション:「白いワンピの女の子」の横にあるレバーを引け。時間内に押さないと、ハンターが100体放出される」 お笑い芸人と、アイドル女子、そして、国語の大家である某教授がやってきたのだが、レバ

    • ラインのやり取りはいやだ

      わたしは、文章を書くのはパソコン派だ。 ラインは、かなり遅く始めたが、長い用事を伝えるのは、本当にいやだ。 1 長くなる。 「用事」なのだ。「元気~?」とか「渡会が打ったー!」とか「原稿まだですか?」ではない。 「こういう状況で、だれそれからこういう話があって、こうでああでそうなんだけど、あなたはどう思う? 意見まとめて返事しなくてはならないんだけど。」 こういうことを複数に伝えるとき、ラインがどかんと長くなる。 急いでいたりすると、誤字脱字も出てくる。 ああ、いやだい

      • 先日、転倒。 額が割れて、血がぼたぼた。 救急搬送。頭などに問題はなし。 入院とはならず。よかった。 三歩進んで二歩下がるって感じ

        • 雨の七夕~男を落とす浴衣

          都心の呉服屋に、ひとりの若い女性がやってきた。 「あの……。ごにょごにょ。」 女将が対応する。 「いらっしゃいませ。はい、どんな品をご所望でしょうか?」 なんか、陰気な女性ね、と女将はいぶかしむ。 「男を……。男を落とせる浴衣がほしいんです!」 いきなり大きな声で女性が言う。 ははーん。陰気に見えても、やっぱりお年頃ね、と女将は思った。 「まあまあ、それはいいところに来てくださいました。ありますよ。男を一発で落とせる浴衣が。ふっふっふ。」 「え! 本当ですか?」

        白いワンピの女の子~「逃走中。」のミッション

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        記事

          電車で隣りになったおばあちゃんが語る「本当の少子化対策」。

          先日、用事で半年ぶりに電車に乗っていたら、選挙がらみの話から、「本当の少子化対策」について話すおばあちゃんがいた。 耳を澄ます。 「夫が早く死んじゃって、三人育てるのは大変だったわよ。女がそうそう正社員になれる時代でもなし。なったって結婚か出産でみんな辞めなきゃいけない。」 ふむふむ。 「国民年金だけだから、何歳まで働こうかしらねえ。まったく。」 若干、憤り始めるおばあちゃん。 連れの女性は「うんうん、そうね」と聞いている。 「国民年金満額でも、月に6万くらいじゃ

          電車で隣りになったおばあちゃんが語る「本当の少子化対策」。

          女王様とわたしと貞操の危機

          20代半ばのころ、仲のいい友達が外国人(白人)と付き合っていて、その友達の家で飲み会があるからおいでよ、と誘われた。 その友だちの家というのが、どえらいところにあった。 表参道の駅から徒歩3分。 こんなところに、外人向け? 広いリビングに、ほか何室もあるような部屋。家賃はいくらするの。え? 社宅? すご。 「彼とは、クラースが違うからね。」 と友だちの彼が言っていた。 そのときはよくわかんなかったけど、階級ということかな? と後で思った。 全然知らない人た

          女王様とわたしと貞操の危機

          先週は久々に死ぬかと思った。 明日はそろそろ、フルーツ缶詰以外の固形物を食べよう。 なんのことはない。 胃薬だけが切れて、鎮痛剤で胃が荒れただけだった。 それに気づいたのが木曜日。 「酸化マグネシウム(下剤)でもいいので飲んでください。」 と言われて、ゆっくり回復。ふう。

          先週は久々に死ぬかと思った。 明日はそろそろ、フルーツ缶詰以外の固形物を食べよう。 なんのことはない。 胃薬だけが切れて、鎮痛剤で胃が荒れただけだった。 それに気づいたのが木曜日。 「酸化マグネシウム(下剤)でもいいので飲んでください。」 と言われて、ゆっくり回復。ふう。

          わたしが好きな「青ブラ文学部」お題参加作品ベスト3

          自分が書いた中で、気に入っているランキングをつけてみる。 第三位 アンアンリorアンアンリタヌキ? お題は、暗々裏というちょっと難しい単語。 これを覚えるようと、高校生が語呂合わせをしようとして言って、どんどんへんてこになるという話。 くだらないけど、けっこう好き。 第二位 ジュリーになれなかった男 お題は、小さなオルゴール。 歌のとおりに、女が出て行こうとするのだが、「小さなオルゴールがない!」とひと騒ぎする話。 最後のオチが気に入っている。 第一位 リクトと

          わたしが好きな「青ブラ文学部」お題参加作品ベスト3

          いやんズレてる~真性マゾくんとわたし

          20代のころ、「真性マゾの男性」に取材したことがある。 何の企画だったか忘れたが、会ったのは、50歳前後の、身なりのしっかりした紳士。 いつもの通り、万が一にも危険がないように、その筋の信頼できる人から紹介してもらった。 わたしは真性SでもMでもないので、危険はないと思っていたの、だが。 女王様と出会う場所とやらに、連れて行ってくれた。 え? 渋谷のよく通る道の近くの雑居ビルに、こんなところが? そこに、ひとりの女王様がいた。初めてお会いした。バラムチとやらもある。

          いやんズレてる~真性マゾくんとわたし

          横浜DeNAベイスターズがロッテに10点差で勝って、うれしすぎる!

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          山根あきらさんに「いやんズレてる~政治家と秘書」を紹介していただきました!

          ありがとうございます!

          山根あきらさんに「いやんズレてる~政治家と秘書」を紹介していただきました!

          「もしも野球選手だったら」でコングラ。

          ダンケシェーン!

          「もしも野球選手だったら」でコングラ。

          いやんズレてる~政治家と秘書

          「先生、今日は頑張ってくださいね!」 「うん、〇×ショッピングセンター前だから、有権者も多いだろう。気合い入れて演説するよ!」 秘書の佐山の言葉に、さわやかに返事を返す若き政治家。 車が到着する。秘書とともに、車の上に上る。 「みなさん、こんにちは! 区議会議員選挙に立候補した、立川いやん、立川いやんと申します。」 その名前に、聴衆がどっと笑う。よし、つかみはオッケーだ。 「いやんセンセー!」 「なんでいやんって名前なのー?」 名前についての質問が次々に飛ぶ。これも

          いやんズレてる~政治家と秘書

          ゴミを家の前に置いて収集してもらうことになり、週1のヘルパーさんの相談をする。 これじゃ、おばあちゃんじゃない! 足が治るまでよ。足が治るまで。

          ゴミを家の前に置いて収集してもらうことになり、週1のヘルパーさんの相談をする。 これじゃ、おばあちゃんじゃない! 足が治るまでよ。足が治るまで。

          「相棒」最終回予想に関する考察 その2

          ※相棒season23があるであろう、という仮定の予想です。 三 「ハイジャックに出くわす」 以下、基本英語で進みます。字幕付き。 犯人「この飛行機は我々がハイジャックした!これから××国に向かう! その前に……。」 杉下「君と君と君、伏せて!」(日本語) ドス、ドス、ドス。 杉下「不用心ですよ? 海外に向かう飛行機では、迷彩柄の服は着てはいけません。兵士かもしれないと思われて、最初に撃たれますよ? それが、もし、それが子どもでも、ね。」 犯人A「お前、何ジャマを

          「相棒」最終回予想に関する考察 その2

          「相棒」最終回予想に関する考察 その1

          ※相棒season23があるであろう、という仮定の予想です。 長く続いた人気番組も、いつかは終わる。 噂ではそろそろ? との声もある。 そこで、これだけの番組がどのように終わるのか、予想してみたい。 ちなみに、わたしは及川君とのペアの回が好きだ。 一 「アメリカ映画あるあるタイプ」   アメリカ映画で、もう少しで手が届くけど、ロープがズザッと向こうに行ってしまう。何度か繰り返して、ぎりぎりでロープがつかめて、危機一髪助かる的なシーンをよく見かけないだろうか。人の手と

          「相棒」最終回予想に関する考察 その1