「相棒」最終回予想に関する考察　その１

※相棒season23があるであろう、という仮定の予想です。

長く続いた人気番組も、いつかは終わる。
噂ではそろそろ？　との声もある。
そこで、これだけの番組がどのように終わるのか、予想してみたい。
ちなみに、わたしは及川君とのペアの回が好きだ。 
 

一　「アメリカ映画あるあるタイプ」　

　
アメリカ映画で、もう少しで手が届くけど、ロープがズザッと向こうに行ってしまう。何度か繰り返して、ぎりぎりでロープがつかめて、危機一髪助かる的なシーンをよく見かけないだろうか。人の手と手だったり、爆発物の解除で残り1秒だったり。相棒でもたまにある。これの失敗パターン。
 
 
■神戸「右京さん、早くはしごを上って！　爆破までもう時間がないですよ！」
杉下「ええ、上の部分が腐食しているので、登りにくいですねえ。」
ガラガラガラ。
杉下「また地震ですねえ。おや、はしごが崩落してしまった。」
神戸「杉下さん、手を！」
杉下「では手を……、うーん10センチくらい、届きませんねえ。」
ふたりの指先が、3センチくらい触れ合う。
神戸「右京さん！」（手を思い切りのばす）
杉下「神戸くん！　今からすぐこの建物からお逃げなさい！」
神戸「しかし、杉下さんを置いていくわけには……。」
杉下「逃げるんです！　君が僕と一緒に、死んでいいわけはありませんよ！！」
右京の一喝。
涙ながらに逃げる神戸。
ちゅどーん。
神戸が振り向くと、建物は、大きな火柱となってごうごうと燃えていた。
 
 
 
あんまり、アメリカ映画的でもなく、けっこう王道な終わり方か。
  

二　「右京、定年。」

 
神戸「右京さん、定年おめでとうございます。今後はどのような活動を？」
杉下「そうですねえ。世界一周クルーズにでも乗って、骨休めをしようとしましょうか。」
神戸「え？おひとりですか？」
杉下「ふふふ。初代花の里の女将からお誘いを受けましてねえ。」
神戸「そ、それは……復縁？」
杉下「神戸くん、細かいことが気になるのが、君の悪いクセ。」
神戸「そ、それは杉下さんの名セリフでは……。」
杉下「神戸くん！　人のプライベートを根掘り葉掘り聞くことは、決して許されることではありませんよ！！」
逆ギレされて、しょんぼりする神戸。
杉下「大丈夫。君の分もチケットは取ってありますから。」
神戸「え？　僕もですか？」
杉下「だって、相棒じゃあありませんか。もちろん部屋は別ですが。」
 
 
杉下右京、どんな旅にするつもりだろうか。
そんなことを考えているうちに、日本丸は出向したのであった。
 
 
 
ちょっと下世話だったか？
 
 
わたしの予想では、最終回で殉職６、生きてる４。
 
つづく。