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内臓力®ケアのみそ汁レシピ~寒暖差ストレス対策に~

こんにちは。パーソナル管理栄養士・ダイエットコンサルタントの三城円です。食の相談窓口 San-CuBic(サンキュービック)代表、一般社団法人日本パーソナル管理栄養士協会代表理事を務めております。

三城円のプロフィールと実績


■「寒暖差疲労」は内臓疲労にもつながる

夏から秋、そして冬へと季節の変わり目は、1日の気温差、日によって大きな気温差がありますよね。とくに今年は、気温差が大きく体調を崩している人も多くみられます。このように、大きな気温差に体がついていかず何らかの不調を抱えている状態を「寒暖差疲労(ストレス)」といいます。

寒暖差疲労は胃や腸などの内臓にも負担をかけ、不調の原因につながります。内臓疲労が起こると、「体の不調」「心の不調」「生活リズムの不調」が起こり、ますます負のスパイラルへつながります。

そこで今回は、寒暖差疲労を食事からケアする方法をご紹介します。


■あなたのその不調、寒暖差疲労かも?!

☐ だるい
☐ やる気が出ない、落ち込みやすい
☐ 頭が痛い
☐ 喉が痛い、風邪気味
☐ 口内炎ができる
☐ 肌が荒れやすい
☐ 食欲のむらがある
☐ 朝ごはんが食べられない
☐ 日中の眠気がひどい
☐ 睡眠の質、寝つき、寝起きが悪い

このような「なんとなく不調」に7個以上チェックが入る方は要注意。まずは「内臓力®」ケアからスタートしましょう。


「内臓力®」ってなに?

「内臓力®」とは、咀嚼力(口)・消化力(口、胃、腸)・吸収力(小腸)・代謝力、循環力、排泄力のこと。私が作った言葉です。

「(栄養価計算上は)栄養満点なものを食べた!」と思っても、内臓力が低下していると消化吸収がうまくいかず、実は「栄養素が摂れていない=不調が改善しない」ことも。
ですから、食べる前の栄養価を気にするだけではなく、受け取り手の自分の体をメンテナンスしておく必要があります。


体調不良のときおススメしない食べ物

「疲れているからカロリーが高いもので栄養補給しなきゃ!」と、コテコテ背油ラーメンや霜降り肉、天ぷらやとんかつなどの揚げ物を選ぶのはNG.

風邪をひいて食欲がないとき、お粥やうどんなど消化に良いものを選んでいると思います。これはまさに内臓力が弱っている証拠。油脂は消化に負担がかかる(=時間がかかる)ため、体が疲れていたり体調がすぐれないときはさけましょう。


■内臓力®をケアする体内活性みそ汁のススメ

私のリアルごはん

実際に何を食べたらいいのか?それは「体内活性みそ汁」です。

体内活性みそ汁とは、たんぱく質源(肉類、魚介類、卵、大豆・豆類)が80~100g、野菜・きのこ・海藻が3種類、具がたっぷり入ったお味噌汁のことを言います。


時短で体ケア!体内活性みそ汁1品で「主菜+副菜」に

では寒暖差疲労において、普通のみそ汁ではなく「体内活性みそ汁」のメリットは何でしょうか。今回は次の5つをご紹介します。

  1. 胃腸にやさしい:具がやわらかく煮てあるため、消化によく胃腸に負担がかかりにくい

  2. 腸活:味噌に含まれる乳酸菌の力で、腸内環境を整えることができる

  3. 栄養素を効率的に摂れる:代謝に必要な栄養素が1杯で摂れ、体内が活性化する

  4. 体が温まる:物理的に温かいみそ汁をとることで、冷えを防ぐことができる

  5. リラックス効果:ダシや味噌の香りでリラックス効果があり、天然のアロマに。

また、いろいろな料理を食卓に並べるのは、調理も片付けも大変。でも体内活性みそ汁1品で、主菜+副菜の役割にになってくれ、時短×寒暖差疲労ケアにつながり一石二鳥です。

(私は料理が面倒なので、おうちでの食事のほとんどが体内活性みそ汁です笑)


コラーゲンたっぷり!食べながら体ケアする鶏手羽元の体内活性みそ汁

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日本パーソナル管理栄養士協会代表理事/San-CuBic代表 三城円です。当協会のパーソナル管理栄養士チームとともに、おいしく食べながら「内臓力アップ」と「健幸美ライフ」の情報、管理栄養士としての想いを発信してまいります。よろしくお願い申し上げます。