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印象派絵画の没入型体験ミュージアム『Immersive Museum』の体験レポ
印象派絵画の中に入れると噂の、
没入型体験ミュージアム『Immersive Museum』に
行ってきました!
印象派絵画の世界が大好きなので、終始大興奮!
魅力を伝えられたらと思いますので、
すでに行かれた方も、行っていない方も、
楽しんで読んでいただけると嬉しいです。
『Immersive Museum』とは?
![](https://assets.st-note.com/img/1693116228788-uGbJcDBevX.png?width=800)
『Immersive Museum』は「鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。」をコンセプトに、映像化された印象派の絵画を壁一面に映し出し、まるでその中に入っているかのように楽しむことが出来るエンターテインメントです。
鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。
ここはあなたとアートの関係を変える場所。
視界一面に広がる、数々の名画たち。
あなたは一瞬で絵画の中の世界へと入り込む。
そして名画たちが幾年の時を超え動き出す。
それはかつて画家たちが目にし
残したかった物語が、動き出すということ。
ゴッホが、ゴーガンが、セザンヌが見た世界を、
あなたも体感してみませんか。
体験の感想レポ
絵画は一瞬の切り取りではなく、空間の切り取り
初めに魅力を感じたのは、
クロード・モネの「印象 日の出」の作品でした。
![](https://assets.st-note.com/img/1693115817787-oHVkA4i559.jpg?width=800)
突然投影された映像にうっとり。
初めはまるで実際に港に立っているかのように、
時間が経つにつれて夕日が沈んでいく様子を眺めていました。
![](https://assets.st-note.com/img/1693115842653-F3USVkpHtT.jpg?width=800)
するとその映像は、次第にクロード・モネの「印象 日の出」へ。
![](https://assets.st-note.com/img/1693115886796-0s365Hz5O1.png?width=800)
「あ、これは一つの絵画から
インスピレーションを受けた映像だったんだ!」
と繋がった時、なんとも言えない素晴らしさに心打たれました。
絵画は観る人が、
その背景を感じ取って味わうものだと思っているのですが、
それをそのまま視覚化して、作品にしてしまおうという
アイデアが今までになく、新鮮でとても面白かったです。
夕日が在るその瞬間ではなく、
描かれたその時間そのものが切り取られている印象で、
なんだかゆっくりとした時間が流れていました。
まるでその空間に居るかのような感覚
他にも没入型ならではの楽しみ方が。
たくさんの印象派の絵画が映像の中に登場するのですが、
![](https://assets.st-note.com/img/1693115964394-8hV8pTucaT.jpg?width=800)
だんだんと近づいていき、いろんな角度から絵画を観ることが出来ます。
![](https://assets.st-note.com/img/1693115986666-JxdTnqZSXo.jpg?width=800)
まるで実際に旅行でその地を訪れているかのよう。
観光地に行けば、その対象物をいろんな角度から見たり、
近付いてみたり、心ゆくまで楽しみますよね。
いろんな角度からの映像があることで、
その感覚にとても近いな〜と思いました。
絵画の世界に飛び出して、
そこに本当に自分が居るかのような。
「見せられている」感覚が本当になかったです。
さらにどれだけ近づいても水彩のタッチが崩れないところが、
印象派への敬意が感じられて素晴らしい!!!!
![](https://assets.st-note.com/img/1693116048809-hTsk6HsF7p.jpg?width=800)
とても感動しました。
普段絵画に触れない人こそ気付きの多い映像体験
絵画は一瞬の切り取りのように見えて、
描かれたその時の空気や、時間の流れや、
そこに隠れた想いが反映するもの。
普段何気なく平面としてしか絵画を捉えられなかった人こそ、
「こういう見方をしてもいいのか」と
気付きのある映像体験になるのではないかと思います。
子供連れがたくさんいましたが、
小さい頃から多角なものの見方を学ぶには
とても良い機会だろうなと感じます。
(小さい頃からこんなに技術が進歩していて羨ましい…!)
イベントの詳細と注意点
最後にイベントの詳細と注意点をご紹介します。
2023年開催日程
①福岡
![](https://assets.st-note.com/img/1693116384470-EKztLV5ZYx.png?width=800)
日程:2023年4月29日(土)~9月10日(日)
場所:BOSS E・ZO FUKUOKA
料金:大人:1,900円
中高生:1,400円
小人(4歳以上):600円
②大阪
![](https://assets.st-note.com/img/1693116421876-FigCWn5crl.png?width=800)
日程:2023年6月17日(土)~9月6日(水)
場所:堂島リバーフォーラム
料金:大人:2,500円
中高生:1,700円
小人(4歳以上):700円
③東京
![](https://assets.st-note.com/img/1693116445064-eoAKGkHCol.png?width=800)
日程:2023年7月7日(金)~10月29日(日)
場所:日本橋三井ホール
料金:大人:2,500円
大学生・専門学生:1,800円
中高生:1,500円
小学生以下:無料
個人的に感じた注意点
①音が大きすぎて落ち着かなかった
これが一番残念でした。。!
なんかもうクラブにいるの?ってくらい音が大きくて、
HSPのわたしはそれだけどうしても受け入れられず。
没入体験がコンセプトなので、
その世界に引き込もうという演出なのだと思って
なんとか耐え抜きましたが笑
きつい方は耳栓とかあっても良いのかもしれません。
②映像が終わればそれ以外に作品はない
これは事前に調べなかったわたしも悪かったのですが、
映像が終わった後も何か絵画作品の展示場があるのだと思い、
期待してしまいました。
が、30分ほどの映像が終了すれば
みんな絵画の映像の中で写真撮影大会をしてるくらいで、
別会場に絵画が用意されているとかはなかったです。
普段美術館によく行く人からすると、
この料金でこれだけか〜と思う人も少なくないと思います。
ただ、素晴らしい新体験が出来たので、
全体的には大満足でした◎
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