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AI設備投資は今後も持続する?(大和証券CMアメリカ シュナイダー恵子/Morning satellite Apr,2024)

AI投資を牽引する、Microsoft、アルファベット、メタ3社の設備投資額の推移を見てみよう。

市場では、昨年からのAIブームの持続性が重視されているが、今回の決算でさらにAI投資を強化する姿勢が鮮明となった。

2024年4月に入りエヌビディアなどのAI銘柄、半導体株は利益確定売りに押されたが、長期的な成長シナリオは揺るがないだろう。

それでは、牽引するMicrosoft  2024年1-3月期の決算と設備投資を見てみよう。売上高が17 %増、1株利益は20 %増となり、すべての部門で市場予想を上回った。

クラウド”アジュール”は、前年比31%増収と成長が加速し、うち7%はAI関連が寄与した。設備投資は、AI需要に応えるため大幅に増加する見通しである。

そして、Googleの持ち株会社であるアルファベットも高決算を発表した。売上高が15.4%増、1株利益61.5%増加と、主力の広告事業が好調であった

特に、設備投資は、120億ドルと前年比91%増となった。最大の投資先は、AI向けのサーバーとデータセンターで、今年度中は同水準、またはそれ以上の投資が続くと発表した。

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