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#日記
親から貰った判子の話
先日名前に関して吹き荒れた後だし、たった今判子を使って言いたいことがわだかまっていて、ちょうどいいので書く。
小さい頃に母親から判子を貰って、以来ずっと使っている。黒水牛か何かの、えらく高そうな素材。いつだったか、接点数のこだわりと一緒に値段も聞かされたような気がする。うちの親は形から入るタイプの人なのだ。
で、だ。彫られているのは、私の名である。下の名前。タテから見てもヨコから見ても女性名な
みんなマジで性自認と性指向を一緒くたにしすぎ
いや、タイトルでもう完結しちゃってるんだけどさ。
今ちょうど『きのう何食べた?』を読み返していて、クローゼットで生きていくことの難しさと易しさを考えている。
私の場合、まず名前で身体的性がバレる。そして外見的性と一致しない。ツッコまれる。「性同一性障害なんですー」とカミングアウトする。ここまではいい。全く何の問題もない。
このやり取りにはなぜか、十中八九「ってことは、やっぱり女の子が好きとか
性別スパゲッティ(2018/10/13現在)
そんなフレーズが頭に浮かんだまま揺蕩っているので、放流しておく。
ついでに、結局私の性別とは何なのか、現時点での認識を、改めて書き記しておく。
私はおそらく、ノンホルノンオペの男の娘がやりたかったのだ。
それを、天が気前よく女の子の身体を授けてくれやがったものだから、話が拗れに拗れた。720度くらい。向きは合っているんだが、捻転している。このままだと絞扼で死ぬ。実際思春期に死にかけた。
なので