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#2 2022年総括

今年から中央大学サッカー部監督に就任し、学生と共に
謙虚に直向きに感謝の気持ちを胸に、監督1年目としてチャレンジ精神で日々精進してきた。試行錯誤しながらトライ・アンド・エラーを繰り返し、改善し成長に繋げた2022年を総括したい。良い時期も勝てない学びの時期も両方あった中で、どんな取り組みをし、どのようにして選手チームを育成してきたのか成果と課題を明確に整理し、来年1部リーグ戦で闘うための準備と成長の糧にしたい。


関東リーグ戦 2部優勝 1部昇格

「父母会の皆様、OB会の皆様、スポンサー企業の皆様、大学関係者の皆様、中大ファミリーの皆様より、多大なるご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございました。心より感謝申し上げます。皆様に良いご報告が出来ることを大変嬉しく安堵の想いであります。」

"総上"というスローガンの下、金茶の"質実剛健"の精神で部員全員で"一致団結"し勝利を積み重ね、「2部優勝 1部昇格」を掴み取る事が出来た。覚悟、勇気、自信を持ち、自分の為に仲間の為に中大の為に闘い、選手と学生スタッフ、スタッフ全ての総力を結集し勝ち得た最大の成果である。勝てない苦しい時期もあったが、全員で助け合い、高め合い、難しい状況から乗り越えた強い気持ちは、大変素晴らしかった。優勝するために、それぞれの役割を全うした部員全員を心から誇りに思うと共に感謝の気持ちでいっぱいである。
混戦の2部リーグ戦において、7連勝、2連勝3回、連敗なしの闘いで、勝ち点44を獲得する事が出来た。何よりも総失点数17点のリーグ最少失点が一番の勝因となった。泥くさく直向きに貪欲に粘り強く闘う"中大魂"を体現出来たからこそである。身体を張ってゴールを守り、相手より早く切り替えてスプリントしてゴールを奪う場面など彼らの成長を強く感じ、数多の感動を覚えるプレーは本当に素晴らしいものであった。

順位表
星取表

 2022年 関東リーグ2部 戦績 22試合

  • 勝ち点 44 → 13勝5分4敗

  • 総得点 41 → リーグ2位 15人得点

  • 総失点 17 → リーグ1位

  • 得失点 24

  1.  理想と現実
  2.  競争
  3.  ターニングポイント
  4.  怒涛の7連勝
  5.  中村憲剛テクニカルアドバイザー
  6.  データ分析
  7.  1部での闘い
  8.  指導者としての成長
  9.  ㈱タイカ様 スポンサー契約締結
10. シュミット・ダニエル選手 激励訪問

1.  理想と現実

現役引退後にFC東京スカウト、そして指導者に移行しFC東京トップチームコーチやFC東京深川コーチとして自己研鑽を積んできた。今年初めて母校中央大学サッカー部監督として挑んだリーグ戦。開幕から3試合2分1敗と勝利なくスタートダッシュ失敗となった。昨年までのポゼッションサッカーを継承しながら、プレシーズンで準備してきた全てを出したが結果を出すことが出来ず、私自身の力不足を痛感させられた。大学サッカー特有のロングボールやセットプレー対応、ハイプレスとリトリート守備に対しての攻撃、崩してもゴールを決める決定力など課題が多く残る試合となった。中大のコンセプトであり理想とするものは、ボールを大事にボールを握り倒し、攻守において主導権を握り相手を圧倒するサッカーである。だが、現実はそんなに甘くないぞと叩きつけられた気分だった。理想を追求する事も大事だが、目の前の試合で結果を出すためにも現実を見つめ直し、原点回帰し原理原則を徹底した。ゴールを奪う、ゴールを守る、ボールを奪う。球際で勝つ、攻守において相手より切り替え早くし先手取る、相手よりハードワークし走り切ること。トレーニング内容も変化させながら、ポゼッションの追求と対人の強度を追い求めた。そこの基準を上げて挑んだ関東学院大学との試合で、無失点で攻撃陣が爆発し6得点奪い、私の誕生日に初勝利を掴み取ってくれた。理想と現実の中で、現状からかけ離れてしまうと結果に結びつけることはとても難しく、監督として選手から信頼されることは難しい。結果を出しても理想からかけ離れてしまうと選手の納得感が失ってしまう。両方を追い求めながらも、現実から目を逸らしてはいけない。そのバランスが絶妙でなければならない。


2.  競争

学年、実績関係なく、全員に試合出場のチャンスがある環境を作りたかった。今に満足することなく、常に成長を求め向上心を持ち続ける選手を育成し、常にアップデート出来るチームを作りたいと強く思っていた。メリットとデメリット両方ある事を理解しつつ、状況によりバランス良くタイミングを見逃すことがないように考察する必要があった。4年生だからとか、昨年まで試合に出ていたからとか、前の試合出ていたからとか、全く関係なく、次の試合に向けてのトレーニングを観て最適解のメンバーを選択し決断した。時には、4年生が1人の試合や4年生のキャプテン副キャプテンが不在で、3年生がゲームキャプテンをした試合もあった。全員を平等にチャンスを与えたい想いで、日々取り組みメンバーを選択していたので、日頃の選手の観察が必要不可欠だった。人間なので思い込みの先入観や想い入れの感情が入りやすいが、スタッフの意見も聞きながら冷静に選考ジャッジに努めた。対戦相手を分析して、相手とのかみ合わせ、味方同士の組み合わせ、心身両面のコンディションや充実度、遅刻含めて規律面など様々な面を考慮し、次の試合に向けて自信を持ってメンバーを決断した。この高いレベルで競争し合う事が出来て、関東リーグ戦に31名が出場し躍動したプレーを表現してくれたことも大きな成果だと思っている。
しかし、より高いレベルで競争すること雰囲気が出来たが、逆にプレッシャーになる選手もいた。スタメンで出たり出なかった選手は、毎回振り落とされる可能性がある。試合出たのにメンバー外になるケースもあった。メンバー外だったのにスタメンに抜擢することもあった。この落ち着かないプレッシャーの中で押し潰されてしまうのか、それとも負けてたまるかやってやるぞと見せつけるのかという強気のプレーを表現出来るのか、社会人としてもプロサッカー選手になったとしても、想像以上に厳しい世界で活躍するためには、どんな状況でも逆境でも厳しい競争の世界で、強く逞しく立ち向かっていかないとならない。そんな想いから高い競争グループを作りたかった。試合に出ていたとしても、現状に満足することは衰退することである、現状に慢心し過信し成長を自分自身で止めてしまった私自身が経験したからこそ、選手達には、どの世界でもこの言葉を忘れずに常に上を目指し、高みを志し、競争に勝ち続けて欲しい。謙虚に貪欲に日々成長を忘れずに精進し、BIGな男になって欲しい。

また監督として、成功体験だけでなく判断や決断を誤った試合ももちろんあった。結果論になってしまうところもあるが、監督としてしっかり試合を分析して反省材料として競争という意味でも、今後の教訓にしなければならない。成功体験だけでなく、指導者として、ミスをミスとしっかりと認めて、そこから何を学びどのように改善出来るのか考えて、経験値として次に繋げないといけない。

3.  ターニングポイント

今年優勝という結果を出せたプロセスの中で、良い時期と勝てない学びの時期があった。その中で、チーム力が向上するターニングポイントが3つあった。

①前期の日本大学戦
前半劣勢の試合状況で、後半最初にGKが退場、PKも取られて1失点。10人となり苦戦となりえる試合であったが、逆に攻めて攻めた。数的不利を感じさせない展開で最後に同点ゴールを奪い引き分けた。最後にもシュートチャンスがあり、あわ良くば逆転出来た試合になった。1人少ない中で、攻守において全員で走り、身体を張ってボールを奪い、ゴールを守り、ゴールを目指した。もう"やるしかない覚悟"を決めて闘った試合になった。
粘り強く泥くさく最後まで諦めない闘い、これこそが中大魂の闘いであった。

劇的ゴール


②金沢遠征
夏休みを利用して強化合宿として金沢遠征を実施した。後期リーグ戦に向けて、チーム力向上発展の目的として、金沢フェスティバルに参加した。個人の心身共に鍛えチームの成長を促し、5日間毎日1人90分試合出場させた。疲れている中でも誰が最後まで走れて闘えるのか、誰が声を出してチームを引っ張るのか、自分の事で精一杯の選手もいれば、それ以上に味方を助けられるか、チームを救うことが出来るのか、チームを勝たせられる選手は誰なのか、色々な刺激を与えながら、彼らの成長を促した。また、新たな戦術やシステムにチャレンジ出来た事が大きかった。これまでの常識にとらわれずに、より中大サッカーを進化させるためにトライした。選手達も前向きにトライしてくれたからこそ、攻守においてさらにアップデート出来た。決勝戦は、中大同士の対決になった。選手が監督とコーチになり、ミーティングからアップ全てを担当し試合をした。プライドを掛けて真剣の闘いは、とても見応えのある試合になり、とても面白かった。金沢遠征を振り返ると一番の成果は、一体感のあるチームになれた事だった。グランド内での試合はもちろんであるが、オフザピッチでコミュニケーションを取れたことである。寮生活している選手が中心だが、学年を越えて長い時間を共有してコミュニケーションを取ることが出来てチームの協調性を育む遠征になった。試合の中日には、兼六園や金沢21世紀美術館など観光し、知性を養いリフレッシュも出来た。

中央大学A 優勝  B 準優勝
決勝戦 前夜ミーティング
兼六園

③後期 東海大学戦
前節の日本大学戦で敗戦し、崖っぷちに追い込まれたチーム状況で迎えた上位の東海大学との試合。先制されながらも今年初めての逆転勝利を掴むことが出来た。崖っぷちのチームが、この勝利から自信を取り戻し、ぐっとチームの雰囲気が格段に上昇し、最後の怒涛の7連勝に繋がった。内容も大事だが結果に拘り、勇気を持ってハードワークし結果を出せたことが大きかった。東海大学相手に球際で勝ち走り勝てば勝利が近づくことを理解出来た。良い守備から良い攻撃に繋げる。優勝する為に、最後のターニングポイントの試合になった。

東海大学戦 勝利後

4.  怒涛の7連勝

稲盛和夫さんの人生成功の方程式
人生仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力
の話をした。
どのくらい選手の心に響いたのか分からないが、熱意や情熱の部分を強調し、彼らの心底から本気で2部優勝して1部に昇格するんだという強い想いを引き出したかった。彼らに足りなかった部分でもあり、今までの中大に足りなかったものである。彼ら個人としても、今後の人生においてもとても必要であり、人として成長させたかったからである。
このミーティング後の選手の取り組みに変化が起きた。
能力を急激に向上することは出来ないが、考え方熱意は今にでも変えられる。ポジティブな考え方で、意志や意欲、情熱を持ち続け優勝という最大の目標に突っ走るだけであった。

佐藤 健 チームダイレクター

優勝最大の要因である最後の7連勝はとても素晴らしかった。全員が同じ気持ちで、攻守において同じ絵を描けていて一体感ある集団に成長した。チーム、グループ、個人として、時間帯、場所、場面で、やるべき事が明確に的確に理解し合い、能動的にチームが動いた。試合に向けての準備である練習の雰囲気も活気があり、最高のチーム状態であった。試合の結果も内容も高いレベルに到達し、チームとして歯車が合い、良いサイクルに入り、ゾーンに入ってる状態であった。どこの相手に対しても全員が自信に満ち溢れて、チーム全体にポジティブの雰囲気が漂っていた。過信や慢心にならないように細心の注意を払いながら邁進出来た。
そのチームの中心となっていたのが、4年生の選手とスタッフであった。今年誰よりも苦しんでいた4年生の頑張りがとても素晴らしかった。優しい性格の選手が多い4年生が強い覚悟を決めて、全てにおいてやり切る中大魂を背中で魅せてくれた。学年関係なく競争しながらチームを作ってきたが、学生スポーツは、やはり最上級生の4年生がチームを引っ張る事で雰囲気が引き締まりチーム力は上がる。攻守において抜群のプレーと前向きなコミュニケーションでチームを引っ張り、勝利に大きく貢献した。とても頼もしかった。安心して信頼して試合に送り出す事が出来た。この1年間の成長が感じることが出来て、とても誇らしい気分であった。3年生以下の下級生は、4年生が背中で魅せてくれた姿を受け継ぎ、中大の伝統として、体現してさらに下級生に魅せて欲しいと願っている。これが中大だぞ、と。これが中大魂だぞ、と。中央大学サッカー部創立100周年に向けて、諸先輩方が築き上げた中央大学サッカー部の金茶ユニフォームをより光り輝く為に、より泥くさく粘り強い中大を作るために部員全員で頑張って行こうではないか。

最終戦

最終戦の産業能率大学戦の前日に、学生スタッフが作成してくれたモチベーションビデオを観ながら、これまでの闘いや親御さんやご家族からのメッセージで埋められ、彼らの成長がとても嬉しく感動したことは忘れられない時間であった。その中で、最終戦に照準を合わせてリハビリを頑張ってきた4年生がいた。何とかギリギリのラインで試合出来る状況まできたが、安心して試合に送り出せる状況ではなく、勝たなければ優勝出来ないチーム状況で、苦渋の決断でメンバーに入れてあげることが出来なかった。彼らが頑張ってきた姿をずっと観てきたので、スクリーンに出てきた時は、涙を堪えることが出来なかった。彼らの想いを背負って闘って欲しいと選手全員に伝えることしか出来なかった。とても悔しい想いをしたと思うが、試合後の2人の笑顔に心が救われた気持ちになった。この経験を活かして社会人として頑張って欲しい。

大学を卒業して社会人として就職する4年生。今年は、3人がJリーグ入団内定が決定した。お互いに切磋琢磨しながら、中大サッカー部での経験と培った全てを武器にそれぞれの道で日々努力し、飛躍して欲しいと願っている。どんな状況でも苦難が多くとも乗り越えてくれると信じています。中大の新たな歴史を作ってくれた4年生のこれからのご活躍を心からお祈り申し上げます。

Jリーグ入団内定会見


5.  中村憲剛テクニカルアドバイザー

この結果を出せたのは選手や学生スタッフ、スタッフの努力の結実だが、中村憲剛TAの的確なアドバイスは、欠かすことは出来ず優勝の立役者のひとりである。多忙の中でも、試合映像や練習映像を観て密に連絡を取り合い、相談したり率直に意見交換し合い、選手やチームの成長に繋げてくれた。常日頃、選手達に「日常の基準を上げる」「止める蹴るの質」「パススピードの速さ」「強度を上げる」「相手を観て判断する」「4年生が強い中大を作る」など多くのアドバイスを伝えてくれた。すでに現役引退したが、誰もが知る日本を代表するトップ選手であり、現在は理論的に言語化し誰にも分かりやすい解説者として活躍している。憲剛から言われたら、私が言うより納得したことだろう。彼の数多くの経験値からのアドバイスは、選手やチームを成長させるために欠かせないものであった。また私自身の指導者として、サッカーの奥深さを理解する学びの場でもある。理想とするサッカー志向も選手を大事に育成する姿勢もベクトルが同様で、共感するもの事ばかりであった。時には、気付かない細かい部分もアドバイスをくれて、さすがの一言で感謝しかない。
川崎フロンターレユースがプレミアリーグで優勝した影には、中村憲剛アドバイザーがいた。偶然ではなく、必然の結果である。

中村 憲剛 テクニカルアドバイザー

6.  データ分析

今年からGPSを導入してもらい、学生アナリストと共にデータ分析を取り組んだ。走行距離、スプリント回数、高強度低強度、加速減速、頑張り、など数値化して選手やチームの成長に促した。デロイトトーマツ様のご協力の下、緻密に分析していただき、チームのプレー向上に繋げられた。また映像からもポゼッション率、パス数、シュート数、セットプレー、などの分析から可視化し、勝利に導くことが出来た。シーズン通して相手により数値は変化したが、傾向と対策としてとても役立ち学ぶことが出来た。闘い方も臨機応変に変化させたので、走行距離とスプリント回数は顕著にデータとして伸びた。相手よりハードワークしたからこそ優勝出来たのである。今後も怪我の予防も含めてデータを取り入れながら、選手やチームの成長に役立てていきたい。

最終戦メンバー

7.  1部での闘い

来年1部の舞台で中大旋風を巻き起こしたい。4年生の想いを背負って下級生が頑張って欲しいと願っている。プレー強度も質も高く、スピード感も速い1部リーグで勝負出来ることは、この上ない喜びである。毎週高いレベルの相手と試合が出来る事は、選手としてもチームとしても成長曲線の上昇率は格段に上がる。単純にサッカーが上手くなれる環境である。1部でチャレンジ出来る事が、今からとても楽しみでワクワクした気持ちである。まだまだ未熟な部分は多くあるが、この1年間で全ての面で土台ベースが出来た。理想とするサッカーコンセプトやプレーの意図を選手達が理解し、少しずつではあるが体現出来るようになってきた。1部で勝利するためには、そのベースを基にプレーの強度と質を格段に向上し、フィジカルを鍛えて、プレシーズンで最善の準備をして挑みたい。

新チームメンバー

8.  指導者としての成長

初めて監督として、1年間リーグ戦を闘う経験が出来た。チーム全体のマネージメント、選手スタッフとのコミュニケーション、自チーム分析からの改善修正、相手スカウティングからの対策、改善と対策としての映像編集、試合状況においての臨機応変さ、試合に勝利するために逆算しての日々の練習のオーガナイズなど、全てにおいて決断の毎日で、こんなにも多くの大変さと重責の中で、選手と共に成長出来たと実感出来る。選手と毎日関わり、選手育成とチーム結果を追求した毎日は、とても楽しく刺激的なもので監督という重責の魅力に惹き込まれた。コーチとは違う大きなやりがいを新たに感じることが出来て、目指すべき指導者像が見えてきた。選手と向き合い、寄り添い、共に闘い、試合に勝利して喜びあえる瞬間は、最高の一言である。本気に覚悟を持って頂点を目指す集団として、時には厳しく指導した時もあったが、選手も覚悟を決めて本気で取り組んでくれたからこそ、良い結果と成果を達成出来たのである。指導者として情熱は必要不可欠なものであると再確認出来た。今の時代、指導者としての選手への関わりや伝え方がとても難しいが、お互いにリスペクト出来る信頼関係を構築する必要がある。その為にも、現状に決して満足することなく、謙虚に感謝の気持ちを忘れず、日々勉強の連続で、常にアップデート、ブラッシュアップを怠らずに精進していきたい。止まっていたら選手時代以上に置いていかれる世界だと痛感している。選手から学ぶことも多くあり、選手と共に成長していきたい。

このような素晴らしい環境に身を置くことに対してご理解とご協力をいただいているFC東京と中央大学サッカー部に感謝の気持ちでいっぱいである。今後も指導者として監督として成長し、このご恩をお返し出来るように日々精進していきたい。

9.  ㈱タイカ様 スポンサー契約締結

今年より、㈱タイカ様から中央大学サッカー部のためにスポンサー契約を結んでいただけることになり、素晴らしい締結式を開催していただいた。自覚と責任の重みを感じ感謝の思いでいっぱいである。昨今の大学サッカー界において、多くのスポンサー契約を結んでいる大学が増えて、昔と大きく環境が変化し競争が激化している。伝統ある中央大学も全てにおいて進化しなければならない。鈴木社長の母校中央大学のために何かしたいという強い想いから、この度のサッカー部への多大なるご支援に感謝申し上げます。㈱タイカ様のご支援とご声援のおかげで、2部優勝1部昇格を掴み取り良い報告が出来た。

スポンサー契約締結式
マジョルカ訪問

トークショーでは、大先輩である元FC東京監督であり清水エスパルスGMの大熊清さん、元日本代表であり解説者の福田正博さん、お笑い芸人のパンサー尾形さん。現役当時の思い出話に華が咲き、中大の伝統や使命感をわかりやすく学生達に伝えていただいた。1部に残留する自覚と責任感、寝られないくらいのプレッシャーが掛かる中での闘い。やはり中大サッカー部は、2部ではなく1部にいないといけないチームだと痛感させられた。これまで多くの諸先輩方が築いてきた伝統を守る覚悟と責任をより一層思い留めたい。

トークショー

10.  シュミット・ダニエル選手 激励訪問

日本代表としてワールドカップ出場した、中大サッカー部OBのシュミット・ダニエル選手が、5月に激励訪問してくれた。なおかつ練習にも参加し、世界で活躍するプレーを間近で見せてくれ、選手はとても刺激を受けて心から喜んだ。先輩からの激励と有り難いアドバイスの言葉もいただき、目標達成へ向かって心ひとつになって突き進むと全員で誓えた。ダニエル選手に2部優勝という良い報告が出来て、選手スタッフ一同とても嬉しく思い、感謝の気持ちでいっぱいである。


2022年関東リーグ戦 開幕に向けて
第1節 vs東海大学     
第3節 vs城西大学
第4節 vs明治学院大学   
第2節 vs関東学院大学
第5節 vs青山学院大学   
第6節 vs日本大学
第7節 vs東京学芸大学   
第8節 vs立正大学
第9節 vs慶應義塾大学   
第10節 vs産業能率大学
第11節 vs日本体育大学  
第12節 vs青山学院大学
第13節 vs明治学院大学  
第15節 vs城西大学
第16節 vs日本大学    
第17節 vs東海大学
第18節 vs立正大学    
第19節 vs日本体育大学
第14節 vs東京学芸大学  
第20節 vs慶應義塾大学
第21節 vs関東学院大学  
第22節 vs産業能率大学

開幕に向けて


第1節 vs東海大学 4/3

第3節 vs城西大学 4/9

第4節 vs明治学院大学

第2節 vs関東学院大学(延期試合) 4/24

第5節 vs青山学院大学 5/1

第6節 vs日本大学 5/14

第7節 vs東京学芸大学 5/29

第8節 vs立正大学 6/5

第9節 vs慶應義塾大学

第10節 vs産業能率大学

第11節 vs日本体育大学

第12節 vs青山学院大学

第13節 vs明治学院大学

第15節 vs城西大学

第16節 vs日本大学

第17節 vs東海大学

第18節 vs立正大学

第19節 vs日本体育大学

第14節 vs東京学芸大学(延期試合)

第20節 vs慶應義塾大学

第21節 vs関東学院大学

第22節 vs産業能率大学


TRM vs鹿島アントラーズ
アミノバイタル杯 1回戦 vs日本体育大学
天皇杯予備予選 1回戦 vs東京農業大学
天皇杯予備予選 2回戦 vs山梨学院大学
天皇杯予備予選 3回戦 vs立教大学

TRM vs鹿島アントラーズ


アミノバイタル杯 1回戦 vs日本体育大学


天皇杯予備予選 1回戦 vs東京農業大学

天皇杯予備予選 2回戦 vs山梨学院大学

天皇杯予備予選 3回戦 vs立教大学






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