かってにおもてなし大作戦 #34 オンライン作戦会議編①「ヨコのつながり」
2020.07.07(火)先週行われたイベントかってにおもてなし大作戦のオンライン会議の結果を。
このnoteは長くなりそうなので2日間にわたる前半部分です。
前回のnoteから少し要点を書くと・・・
東京2020大会に合わせて、「かわさきパラムーブメント」、「英国事前キャンプ」などに関する市民のみなさんが企画する「川崎の暮らしをかってにおもしろくするおもてなし」をまちじゅうで一斉に披露するエキシビションイベント
を実施している最中に、新型コロナウィルスの感染拡大のためイベントが中止。そのあと
「オリンピック・パラリンピックの1年延期」
この図がすべてですが、今まで予定していたパラリンピックと同時にやろうとしていた「かってにおもてなし大作戦(2020年度)」というエキシビジョンイベントは、今年実施する。
noteを読む方はあまり関係ないですが、例えば
実施予定のイベントがコロナ禍で延期。
来年は、主体が不在で実施されないかもしれない
とおもった前提で読んでもらえるといいかも。
来年2021年以降、企画会社(studio-L)と川崎市として「かってにおもてなし大作戦」というイベントでの実施はなくなる。
(そもそも今年度で終了のイベントのため)
来年も実施するとしても、パラリンピック自身の実施が不透明。
この情報をもとに、オンラインイベントの中ではこのコロナ禍での皆さんの生活や変化をヒアリングしたり、イベントをやってみてどうだった?とか今後の方針を見出したいという話し合いになりました。
【いままでの「かってにおもてなし大作戦」を記録したnoteマガジン】
■川崎・鹿島田会場:7/2(木)19:00-20:30
私は、自宅からオンライン(zoom)で参加
①実施イベントの様子
②これまで、かってにおもてなしに参加して
■議事録メモから
・オリパラが終わっても、市民活動としてレガシーを残したい
・年1・2回お披露目する場があるといい
・たくさんの出会いがあり、そのつながりから活動が広がった
・(おもてなしするのが)3人でいい、というのはとても安心した
・普段出会う人たちとは全く異なる人と出会えたことがよかった
・市民同士が不足している部分を協力しあって補っているところがよかった
・学校・企業巻き込むことで持続可能になるのではないか
学校や企業を巻き込むのはなかなかいいアイディアだなぁーと思って聞いてました。今回オリンピックでたくさんの英語ボランティアが参加が予定されていました。今年3月結構学生ボランティアは1年ずれるだけで参加できなくなる人も出る等ニュースになっていたかと思います。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO50726250Y9A001C1UP2000/
この「かってにおモテない大作戦」は参加してみて、「おもてなしするのは3人でできればOK」にしていたこと、「たくさんの出会いから、得意なことでそれぞれが活動に繋げていった」というところも、イベントが終わってみて印象がよかったところなのかなと。「こうしたらよかった」というのが、ほぼなかったのは実施して充足感もあったということなのかなと思っています。
③継続の方向性
来年このイベントは、川崎市、企画会社などがいない前提で・・・
■議事録メモから
・かってにおもてなし実行委員会を作っちゃう?(ゆるーい組織化)
・1年1回やってみて、どんな作業・書類が必要なのか明らかにする
(一緒に書類を書くところから始める)
・タウンカフェがソーシャルデザインセンター※!今後、市民に開放できる
・個人の楽しみを広げていくために、チームを作る。
さらに経験値を積み、新しい人にも参加してもらう
・地域のインターンシップはどうか。実行委員会に大学生がいてもいい
・今年、全地域で実行委員会を募集する?
・市民だけでなく、行政の人もちょっと入ってもらえると継続力が高まる
・行政から有志になってくれるメンバーを募集したい
※「ソーシャルデザインセンター」とは、地域のコミュニティの場だと思ってください。
そもそもは、川崎市がパラリンピックがやってくるので、3年事業としてイベントを盛り上げていけるものとしてやってきたのですが、2021年に同程度のイベントをやるとしても「市民」で実施ということになります。
行政に提出する書類、許可など誰が今までどうやっていたのか?
イベントに必要な費用(お金)は、どうするのか?
イベントの場所は、どうやって確保するのか?
イベントの広報は、どうやってするのか?
新たに参加する人への説明会やワークショップなどはどうしたら???
イベント参加側は、意外と運営側の事を知らないことが多い。
その中で、「実施する2020年を引継ぎ的な1年としてイベントを実施してみてはどうだろう?」という声がありました。学生にインターンとして入ってもらうのに非常にいいんじゃないかなと思っていたりもします。
■小杉・新城会場:7/3(金)19:00-20:30
この日、イベントはオンラインなのですが、Zoom接続に自信のない方向けに、私が用意されたサテライト会場(パサールベース:川崎市武蔵新城)にオンライン接続支援に出向いて出張!
お手伝いさせていただいた方のブログ紹介しておきます。
みなさんも「初めてのZoom」ってドキドキしませんでしたか?
私自身がオンライン会議をするために、接続支援に入るのも「かってにおもてなし」なのかもしれません。
「オンラインを接続できないだけであきらめてほしくない」
という気持ちから私は動きます。
①実施イベントの様子
②これまで、かってにおもてなしに参加して
■議事録メモから
・広報を行政とできたことが大きかった
・ずっと参加してきた講座とは別の地域でおもてなしをやってみて
温かさを感じた(町内会長からお菓子もらったり)
・顔は知っているけど、なかなか出会えないので、
かってにおもてなしを通して深く関われるようになった
いままでそんなに自分の住んでいる土地/場所に愛着や関心がなかった人が新たにこの活動を通して「繋がりができている→広がっている」というのを感じることができたと思っています。
③継続の方向性
・ロゴ、ネーミング、デザインをずっと使い続けたい!
・全市的に、日常に広げていきたい
・参加する機会のなかった人たちが参加しやすくするために、
イベントがあるといい
・コロナの中でこれまでと同じようにやるのか、オンラインでやるのか?
・おもてなしをできた人たちを、
できなかった人たちがおもてなしをしてはどうか
・「コミュニケーションチャーム」を持っていると、
私は何ができるという意思表示になるので、声をかけやすい!
・公園使用許可、保健所、消防法・・・
どんな申請が必要だったのかわからない
・場所の管理者、不動産とつながりたい(マップ化?)
・かってにおもてなしに参加していた人がワークショップをやったら
広げていけるんじゃないか。
かってにおもてなしをやった人が、
これからやりたい人におもてなしを伝聞し、地域を広げていきたい。
・参加してきた全員のグループがあるといい!
新型コロナ感染拡大期の間に「どういう風にベント実施するか?」
そこは、また来週以降にオンラインで打ち合わせを行うことになりそう。
コミュニケーションチャームって?
自分が何ができるのかの意思表示に使うプレートです。これの「かってにおもてなし大作戦版」あるといいなぁーという話もありました。
「ロゴ、ネーミング、デザインをずっと使い続けたい!」などのデザインのオープンライセンス化は、今後2021年に資金集めする等になった時に必要かもしれないし、「かってにおもてなしをする人/参加者ののアイデンティティ」になるかなと思ったりしていました。
前半まとめ
新型コロナで延期になったイベントは、これだけに限らず全国どこでも延期中止になる検討をされていると思います。特にオリパラ関係は1年延期になるだけでそのイベント自身の存続も検討の視野に入っています。
私は、川崎市/企画会社(studio-L)以外で私が極力参加して内容を聴講してますが、川崎市の内部でも一地域でやっているイベントであれば、「その地域周辺の人と仲良くなる」というのはよくあること。
ですが、
このイベントは、川崎市のいろんな場所で同時にイベントが行われることで「ヨコのつながり」ができていっているし、SNSなどを通じて、その場所へ出かけていって、いろんな人に出会い、「かってにおもてなし大作戦」を見てみたいという参加者が増えているのもまた魅力の一つでもありました。
続きの2会場分は、明日のnoteに。
注:オンライン会議の議事録なので、noteの方には読んでいただけるだけでも私はありがたく、コロナ禍からのいろんなイベントに携わる人のヒントや一助になれば・・・
長文お読みいただきありがとうございます。
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