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Huluオリジナル「息をひそめて」を一気見かってにレビュー

2021.05.03(月)どんなおうち時間をお過ごしですか?

ドラマって1時間のうち、CMが入ったり、登場人物の関係性や毎週間を置かれるのであまり好きじゃなかったのですが、このGW中に時間があったので、少し見るかーのつもりで、昨日の夜と今日の朝に一気見しちゃいました。

ーーー 私のnoteでもちょくちょく取り上げてるところ出てきます!

息をひそめて:Huluオリジナル

東京と神奈川の境界線を流れていく 水が東京湾に注ぎ込み、大きな空が広がる多摩川。

自然豊かな川辺のそばを、
スポーツを楽しむ人たちや、
肩を寄せる恋人たち、
歌の練習をする学生たち、
自転車を走らせる人などが、
思い思いに行き交っている。

そんな川沿いで日々を過ごす人々の2020年コロナ禍の春。

私自身が住んでいるのが川崎市多摩区、その前が狛江市なので、ほぼこの周辺に20年いる人が感想を書きます(* ´艸`)

注:SNSサイトに画像素材とか出ているのでそこから引用しながら・・・

長くがることが想定されますが、ざっと流し見で見たくなったらこれ幸い!

第一話 「人も場所も全ては無くなる」

増田妃登美(夏帆)は生真面目な性格が裏目に出て、外資系コンサルティング会社での過酷な業務によりパニック障害を発症し、29歳で退職した。
数ヶ月後、元気を取り戻した彼女は、姉と一緒に、2年前に亡くなった祖父が遺した古い食堂「ますだや」を訪れる。
借り手がいなければ、取り壊されて、駐車場になってしまうという話を聞いて、妃登美は自分が継ぐことを決意する。
祖父の時代は、近所の工場で働く男性がメインの客層だったが、健康に気遣った五穀米プレートなどが受け、近隣に暮らす主婦層で賑わいを見せ始める。
ところが、コロナ禍により客足が激減し、先の見えない状況で店をたたむべきか、妃登美は悩み始める。ある夜、水谷光生(斎藤工)がふらりと来店し、祖父の時代の人気メニュー、「あんかけレバニラ」と瓶ビールを注文するようになる。

出演:夏帆、中村映里子、斎藤工

飲食店を始めてからの新型コロナで休業するかどうか悩む展開。

この周辺は昔ながらの食堂的な場所が非常に多い場所で大規模な区画整理事業を行っていて「ザ・南武線」という定食屋さん。まだ少し北部に似たような感じの定食屋さんが残っています。ドラマは宿河原設定かな?

店主になる妃登美(夏帆)さんと水谷(斎藤工)の不器用なやり取りと今後の展開が非常に気になるストーリー

第二話 「帰りたい場所が、ずっとなかった」

高岡七海(石井杏奈)は、農業大学で畜産を学ぶために福島県から上京し、寮生活を送っている。3年生になると、コロナ禍により授業はリモートの講義のみで、実習は休止になった。寮生の多くは実家に戻ったが、七海は母親が再婚したために実家の居心地が悪く、寮に残り続けている。居残り仲間には、七海への好意から何かとちょっかいをかけてくる同い年の八村陽平(萩原利久)がいた。おばあちゃん子の陽平は、実家に同居する祖母に会いたいけれど、高齢者への感染を警戒し、敢えて寮に残っている。ある日、大学構内への立ち入りが制限され、やることも居場所もなくなった七海が河原で暇を持て余していると、筒井涼音(長澤樹)という少女に声をかけられる。大人びて見えるがまだ中3だという涼音に驚く七海。両親の仲が悪く、家に帰りたくないという涼音は、友達の家を転々としているという。七海はそんな涼音に危うさを感じ、寮にこっそりと連れ帰る。

出演:石井杏奈、萩原利久、長澤樹

大学生の寮生活。中学三年生の七海とお互い帰るところがないと感じている。ドラマ的には「生田の坂の多い住宅地」

【おまけ】ところでこのシャボン玉飛ばしてる人に見おぼえない?

近隣のおじさんぐらいのビジュアルですが

本気モードはこちら(* ´艸`) 地域のFacebookグループなどでこのドラマは話題になっていますが、実はこのドラマを教えてくれた出演者。

このnote読んでくれるかなー

第三話 「君が去って、世界は様変わりした」

24歳の宮下心平(村上虹郎)は、線路近くの古いアパートに一人で暮らしている。北九州から上京後、アルバイトを転々とし、現在はゴミ収集業に従事している。3ヶ月前、約3年間交際した大学4年生の琴波(横田真悠)にふられた傷は、まだ癒やされていない。家庭環境が悪く、傷害事件で高校を中退した心平は、学歴や育ちにコンプレックスを抱いており、琴波が愛想を尽かしたのも、心平の卑屈な言動に原因があった。心平はマッチングアプリで「琴子」という女性と知り合い、会うことにする。待ち合わせ場所の駅前に現れた琴子と名乗る女性・松崎妃美(安達祐実)は、32歳と言うが、実年齢は36歳。美しく、裕福そうに見えるが、どことなく寂しそうな影を身にまとっていて、手首にはうっすら傷跡があった。ふたりはお互いの本名も素性も知らないまま、体を重ねるが……。

出演:村上虹郎、安達祐実、横田真悠

宮下心平(村上虹郎)が待ち合わせの駅前が見て「向ケ丘遊園駅」→そのあとお茶を琴子(安達祐実)と飲んでいるのはここ↓

宮下心平(村上虹郎)のごみ収集車の回収ゾーンが近隣でびっくり。中野島の線路沿いに住んでいるという設定のよう。二ヶ領用水の近隣で子どもたちが遊んでいたりする。琴子(安達祐実)は武蔵小杉のタワーマンション

貧富で満たされる、そうではない?などそれぞれがおかれた環境でこのコロナ禍をどう感じていくか?環境は真逆でも似た者同士が近づくのかも。

第四話 「この町のことが好きじゃなかった」

三隅夕河(蒔田彩珠)は、高1で母親を病気で亡くして以来、父の雅人(光石研)とふたりで暮らしている。
生まれ育った多摩川沿いの団地を出て、4月から金沢の美大に通う予定だったが、コロナ禍により授業開始が延期され、宙ぶらりんな毎日を余儀なくされていた。部品メーカーで働く父親は、団地の部屋でリモートワークをしている。
息苦しさを感じた夕河は、大学が始まるまでの暇つぶしにと、ウーバーイーツの配達員を始める。どうしたら仕事をスムーズにこなせるかを考えた結果、町の地図を自室の壁に貼り付けた。そして、配達に関する注意点や、町や人に関する日々の発見や出来事を、付箋に書いて、貼っていく。地図に付箋が増えていくにつれ、今まであまり好きではなかった町の魅力に気づき、忘れていた思い出が掘り起こされていく…。

出演:蒔田彩珠、光石研

この話はよくわかる気がするんだなぁ・・・(*´ェ`*)

街のことが少しずつ知るようになってくるとまちの人が親切にしてくれたり。

多摩区の地図の上に付箋を貼るのが( ・∀・)イイ!

ウーバーイーツで配達している途中の道とかほとんど知ってるエリア

このゾーン何回か違う回でも出てきます。

最後の父と娘の関係が最後泣ける!(T-T) ウルウル

第五話 「たまに遠く感じる、君のことが」(夫目線)

第六話 「あなたの速さについていけないことがある」(妻目線)

34歳の十和田淳(三浦貴大)と皐月(瀧内公美)は、大学の同級生として出会い、ふたりとも新卒で出版社に就職した。28歳で結婚し、ベランダから多摩川を一望できる広々としたマンションに、ふたりで暮らしている。
皐月は、配属されたティーン向けの雑誌を作る部署では、自分のやりたい文芸系の仕事ができないと判断して退職。フリーのライターとして再始動した直後にコロナ禍が直撃したため、仕事の依頼がなく、やや神経質になっている。一方の淳はビジネス書の編集者として、コロナ禍でもリモートワークで忙しい日々を送っている。

同じ業界で共働きをする同い年のふたりは、家事を平等に分担していたが、コロナ禍をきっかけに、一緒にいる時間が増えたことで夫婦のバランスが崩れてしまう。お互いに相手を思いやっているつもりが、次第にミリ単位で心がずれていく…。

出演:三浦貴大、瀧内公美

これも一時期話題になった気もするけど、旦那がテレワークでいるとリズムが崩れる人もいたり、逆に奥さんが疲れたり。

コロナに限った話ではなくて私同じような経験があるんですよね・・・

家事の役割分担でもめたことのある夫婦は痛い話かもしれません。

(どういう風に解決したか!?夫婦それぞれで違うので考えてみて!)

特に何でも役割を買って出ようとする旦那さんや旦那を気遣いすぎる奥様は見ていただきたいショートドラマ。

2話構成ではありますが、同じな話を視点を変えて描いています。

ふたりには聞こえている音とかも違うので注目!\_( ・_・)テストニデマスヨー

第七話 「誰のために歌うの?」

諏訪珠美(小川未祐)は合唱部に所属する高校3年生。6歳で合唱を始めてからずっと、「何のために、誰のために歌うのか?」と問われ続け、そのたびにその場に相応しい言葉を返してきたが、揺るぎない答えはまだ見つかっていなかった。
コロナ関連のニュースが増え始め、先行きの不透明さに不安な気持ちに襲われていると、顧問の水谷光生先生(斎藤工)から、合唱コンクールの中止が告げられる。女子部員たちが咽び泣き、せめて最後に歌いたいという部員たちを、水谷先生は飛沫感染の恐れを理由に制止する。学生生活最後のコンクールがなくなり、合唱部の活動自体もできなくなった。歌う目的と場所を失った珠美は、改めて何のために歌うのかを自問する毎日が続き…。

出演:小川未祐、杏花、前田旺志郎、尾碕真花、吉田大八、森口瑤子、斎藤工

去年は、コロナで突然目標がなくなるということがたくさんありました。

「今まで一生懸命/夢中でやってきたことの意味を問い直す」

急にやってきたのもこの時間なのかもしれません。

この合唱部の顧問が水谷(斎藤工)だったのね。(ここで先生ってのがわかった)場所的には、狛江高校。登戸稲荷社などもでてきます。

第八話 「この窓から見える景色が、僕の世界だ」

2021年11月。
コロナ禍は終焉の兆しが見え、世界は徐々にかつての日常を取り戻し始めていた。合唱部の顧問を務める水谷光生(斎藤工)は、定位置の音楽室の窓から、河原の風景を眺めている。食堂「ますだや」の妃登美(夏帆)とは、その後も、店主と常連客として心地よい関係を続けている。光生は、他者との間に、そして自分自身との間にも、常に薄い膜の存在を感じていた。いつしかその膜は、2020年春に末期癌で母親が死んでも涙が流れないほど、分厚くなっていた。光生はある日、去年中止になった合唱コンクールで歌う予定だった曲を、去年の3年生を交えて歌おうと、部員たちに提案する。そこには、中学生だった筒井涼音(長澤樹)の顔があった。大学生になった美音(杏花)や翔太(前田旺志郎)らが部室で再会を喜びあうが、そこに珠美(小川未祐)はいない。珠美は現在、フィンランドの大学で音楽療法を学んでいるという。光生は卒業生と現役部員に、コンサートの開催を提案する。会場は、多摩川の河川敷。歌声が、川の流れに運ばれていく。その清らかな歌声を聴きながら、光生が見つけたことは――。

出演:斎藤工、杏花、前田旺志郎、尾碕真花、長澤樹、夏帆

よーくみると2話で大学生とつるんでいた中学三年生:涼音(長澤樹)ちゃんが高校生になってる。そう2021年11月なので、少し未来の話。

最後に

ドラマや小説があまり好きではない私が気になって一気にみたのは、GWのステイホームな事情もありますが、多摩川周辺をきれいな映像で見れて、ショートドラマ構成と状況がぴったりというのもあります。

先を見通せないという時代でも人は悩みながら進むのだと思います。

まさにこのドラマはそれを見せてくれます。

それぞれのショート構成でも結構感情に訴えるものあり、涙腺弱い人は泣けるかも!?GWに登録して2週間無料の間に見ちゃうのがおすすめ。

それでは、みなさんよいGWを!(* ̄▽ ̄)ノ♪

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