相丸

この頃、江戸時代にハマり、「江戸名所図会」にハマりました。 好きが高じて、薄い同人誌で…

相丸

この頃、江戸時代にハマり、「江戸名所図会」にハマりました。 好きが高じて、薄い同人誌で「江戸名所図会」のいいね!ログ本を発行しましたが、あまりにマニアック過ぎる「いいね!」な箇所は載せることができなかったので、noteにまとめていきたいと思っています。

最近の記事

オンデマンド印刷の白押え失敗録

自分の理解不足で、印刷失敗して、結構ダメージ受けているので…… 私みたいなミスしないでと覚え書き置いておきます。 同人誌印刷の話 オフセットの白インクは使ったことがあり、白刷りの上にスミ印刷重ねても スミの発色(というでしょうか)には全く影響しない。 オンデマンドもそんなイメージでいました。 「オンデマンドの白は、オフの白インクより濃い」と言われていても スミなら負けない、と思い込んでいました。 結果、そんなことはなく、負けました!! 同人誌のタイトルなので、白とスミ

    • 3/23(土)「関西めしけっと 旅チケット」に参加します。会場は川口市民ホール「フレンディア」江戸時代のすし本、赤目四十八滝歩いたよ本持っていきます。 「飯11」祭待、どうぞよろしくお願い致します!

      • 【江戸名所図会】馬のお腹

        「馬」メモその2です。 前回エサを食べる馬としてあげた図の馬。お腹のゼッケン的なところに 「太」 たぶん所有者を表すマークなのだと思いますが、何かマークあるなーと気づいてから、図会を見ると、多数のマークがあって楽しい!となったメモです。特に好きなものをいくつか。 「吉」マーク。 「三」に「井」。越後屋関連の馬?もしくは宣伝だったり?? 家紋的なマークもありました。お腹と背中にマーク付の布。 藤下がりと花菱的なマーク。二頭並んで歩いているけど別々の運搬なのかな。馬のた

        • 【江戸名所図会】馬が主役の図

          「馬」メモその1です。 「江戸名所図会」は馬が特に沢山登場するのですが、馬が主役の図から、ちまっと描かれている荷物を運ぶ馬の他世話をされている馬等々、様々描かれているので見るのが楽しいです。 馬が主役とも言える「馬市」と「馬場」から、個人的に好き!いいね!はこちらです。 「馬市」の図 いななく馬に、驚く馬。物語が見えていいね~要素が多いのですが、私個人の一押しは、こちら! 左上の方に描かれている正面顔のお馬さん! 横向きが多い中、少数ですが正面顔の馬も描かれており、見つ

        オンデマンド印刷の白押え失敗録

        • 3/23(土)「関西めしけっと 旅チケット」に参加します。会場は川口市民ホール「フレンディア」江戸時代のすし本、赤目四十八滝歩いたよ本持っていきます。 「飯11」祭待、どうぞよろしくお願い致します!

        • 【江戸名所図会】馬のお腹

        • 【江戸名所図会】馬が主役の図

          2/25 コミティア147に参加します

          東ホール L43-a「祭待」 江戸の食と文化中心のメモ本を頒布しています。 新刊は「『家庭鮓のつけかた』を読んでみた」 「江戸名所図会」のいいね!ログ本も持っていきます。 どうぞよろしくお願い致します!

          2/25 コミティア147に参加します

          【江戸名所図会】柵

          「馬」に関してはメモが沢山あるので、少しずつまとめていきたいと思っています。 1つ目の馬メモは、自分の無知を晒すことになりますが(……)、『江戸名所図会』を見ている内に、それが ”何” であるか気づけたものです。 1枚目の右端、2枚目の左端 寺院等の入り口近くにある、この何か。 最初全然目に入っていなかったのですが この図を見て、あ!馬をつなぐ柵か! と、気がつきました。 馬の世話をしている人もいる。休んでいるは従者? ちなみにこの図の右上では、寺の方丈内に裃着ている

          【江戸名所図会】柵

          コミティア147用のペーパー届きました!ファーストヴィンテージにマスカットとブルージーンズの2色刷りです。

          コミティア147用のペーパー届きました!ファーストヴィンテージにマスカットとブルージーンズの2色刷りです。

          三次もののけミュージアム訪問

          2024年1月、「三次もののけミュージアム」に行ってきました。 一番の目的は、『江戸名所図会』を完成させた親子3代の一人 斎藤幸成(斎藤月岑)が書いたのでは?とされる『人面草紙』を この目で見たかったからです。 『江戸名所図会』にハマる  → 行きつけの古書店で出会った本で人面草紙の存在を知る    2023年夏のこと  → じわじわ人面草紙が気になり始める……じわじわ  → X(旧Twitter)で人面草紙グッズが販売されていることを知る  → 行きたい!行きたい!関西

          三次もののけミュージアム訪問

          【江戸名所図会】酒

          『江戸名所図会』には、新川の酒問屋というようにお酒がメインの図もありますが、個人的には店先に並んでいる酒樽や、ちまっと隠れるように描き込まれている酒樽を見つけるといいね!ってなりがちです。 嬉しい位に分かりやすい酒樽! 『守貞謾稿』の記述等からマークを調べると、剣菱、七ツ梅、紙屋の菊、白梅(←と読めるけど銘柄の詳細調査中)、男山、その隣は満願寺? 剣菱と七ツ梅は分かるけど……他の酒樽のマーク調べたい! ここから2枚は隠れるように描かれた酒樽。 剣菱と七ツ梅。 分かりやす

          【江戸名所図会】酒

          【江戸名所図会】だるまさん?

          まだ江戸文化にハマってから日が浅いため、図会を見ていてこれ何??が非常に多いです。(少しずつ調べています!) その中の一つ、茶屋の座るところに置いてある置物。たぶん形状からだるまさんの置物だと思うですが……。棚ではなく座るところに置くものなのかな? 2枚目の絵図は、ねじり飴があったり、お供の方が食べての田楽?と、情報量が多くて特に見ていて楽しいのですが、その中でもちょこんと置いてある置物。 情報が多くて、分からないことが多いところも、図会にひかれている要因の一つなのかも。調

          【江戸名所図会】だるまさん?

          【江戸名所図会】すし

          『江戸名所図会』にハマったきっかけが「すし」でした。江戸名所図会に「すし」が描かれているかを探している内にのめり込んだのです。 様々な描き込みにあり、「xx」がある!って気がつくのが楽しくて。絵本『旅の絵本』シリーズを読む楽しさの江戸版って感じでした。 そんなこんな「すし」。同人誌でも取り扱いましたが、デジタルの方が見やすいところもあるので改めてまとめました。 『江戸名所図会』が出版された頃(1834~1836年)には握りずしが流行り始めた頃だと想定されていますが、出版準

          【江戸名所図会】すし

          【江戸名所図会】屋根の上

          屋根に上の動物に気がついてから、屋根の上が気になりはじめ……名所図会で見つけた屋根の上の動物達です。 寝てるのか、雀を狙っているのか、屋根の上に猫。 高輪牛町の図なので、牛が主役と思いきや、右上の猫、画面真ん中に鶏とヒヨコ、左下に犬、と動物いっぱいで楽しい。 屋根の上に鶏。そうめん(そふめん)、ところてん(?)の文字、店内に貼られている人物画と広告?はなんだろ。西瓜、真桑瓜も。 大きさから、猫2匹だと思っているのですが……ネズミではないよね?(よね……自信がない……)

          【江戸名所図会】屋根の上

          【江戸名所図会】大根

          『江戸名所図会』、様々な野菜が登場するのですが 分かりやすいフォルムということもあり、図会で見つけやす野菜の一つ 「大根」メモです。 道をたずねたら、大根を手に「あっちー!」って教えてくれる 小林一茶の句「大根引 大根で道を 教えけり」が浮かぶ大根収穫。 馬で大根を運搬中。 柳多留に、夏に川遊びで使っていた船で冬は練馬大根を運ぶ、的な句があったので、水路でも近郊から江戸に運ばれていたようです。(というか水路の方がメイン?) 大根、確か戦前までは日本の収穫量No.1野菜だ

          【江戸名所図会】大根

          はじめに

          初めまして。相丸と申します。 『江戸名所図会』の個人的いいね!をまとめておきたくて、 noteを始めました。 『江戸名所図会』にハマってから、2023年9月には好きなところをまとめた同人誌を作りましたが、同人誌ではページ数の都合もあり、祭とか縁日とかイベントの挿絵中心になってしまいました。そして、解像度問題もあり、細かなところは表現しきれず……。 ならば!印刷では難しいけどデジタルだとしっかり読める!見える!な絵図やマニアックものはnoteにまとめよう!と思った次第です。

          はじめに