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【イベントレポート】フリーランスカレッジ特別イベント「好きなことからオリジナルサービスを立ち上げた方法」

本記事は1月29日に開催した『フリーランスカレッジ特別イベント 好きなことからオリジナルサービスを立ち上げた方法』についてのイベントレポートです。

こんにちは!しおりと申します。
先日開催された、フリーランスカレッジ(以下フリカレ)の特別イベントについてレポートを担当しました。

3・4期生の募集がスタートした中、フリカレ卒業生のお二人が「好きなことからオリジナルサービスを立ち上げた方法」について教えてくれました。また、フリカレ主催の舞子さんから、売上設計・オリジナルサービス・プロモーションの考え方についてシェアしてもらいました。

フリカレを通してどんなことを学べるのか。卒業生のお二人がどんな変化を遂げ、どんな現在に辿り着いたのか。このイベントレポを通して少しでもその軌跡や魅力が伝われば幸いです。

フリカレに興味がある方はもちろん、フリーランスに限らず自分の名前でお仕事をしたい方にはぜひ読んでいただきたい内容です!

当日の様子💕

■主催:みえだ舞子さん

複業フリーランスとして活躍する舞子さん。さまざまなキャリアを経て得たスキルを掛け合わせてお仕事をしています。

■ゲスト1人目:すーさん(フリカレ2期生)

「漢方」との出会いがキャリアチェンジに繋がり、オリジナルサービスの立ち上げにまで至ったすーさん。

■ゲスト2人目:Yukiさん(フリカレ1期生)

シーライクスのコミュニティイベントでも登壇経験が多く「インスタといえば」のイメージを確立しているYukiさん。

フリーランスといえば専業のイメージが強いかもしれませんが、今回は主催もゲストも複業フリーランス!貴重なお話を伺えました。

当日の様子

■売上設計の考え方

フリーランスとして働くにあたり、お金の問題をハードルに感じる方が多いかもしれません。まずは主催の舞子さんから「売上設計の考え方」について、ナレッジのシェアをしてもらいました。

舞子さんの現在の仕事内容は大きく分けて2つ。企業案件(業務委託)とオリジナルサービスです。

売上をつくっていくにあたり、来月は何でいくら稼ぐか?分解して考えていくのがポイントです。

売り上げ金額の目標としては「死なないための収入」「今の生活水準を維持するための収入」「希望の収入」を考え選択していきます。

※👇詳しくはこちらもチェック!

イベントでは実際の考え方を公開。案件ごとに「単価×人数」「時給×時間」などで算出していくと、合計金額が自分の求める収入に達するかを確かめることができます

複数の仕事を掛け持ちする中、スケジュールのハンドリングについてもポイントをシェアしてくれました。

・固定の業務委託は、稼働時間を週3日以内に収まるよう調整
・不定期の依頼は、その週の忙しさを考え、受けられるか都度検討

■オリジナルサービスの考え方

それでは実際にオリジナルサービスを手がけていく場合について考えてみましょう。コンテンツマーケティングとして意識したい3つのポイントがこちら。

オリジナルサービスを手掛けたいと思ったとき、その先には「あなたが救いたいお客さん」がいるはず。では、その方はどんな不安や希望を感じていると思いますか?
まずは考え得る「不安・不満・悩み・願望・希望・欲求」を書き出してみましょう。

フリカレをリニュアールするために想定したお客様の「不安・不満・悩み・願望・希望・欲求」

★イメージできない場合・書けない場合は「救いたいお客さん像に近い人へユーザーヒアリングをさせてもらう」のがオススメだと舞子さんはいいます。
・何にハードルを感じているのか?
・現在感じている不安は?
・(フリカレなら)どうしてフリーランスを目指そうと思ったのか?
それを元に書き出してみましょう!

■プロモーションの考え方

サービスを立ち上げたら、プロモーション(認知拡大)をしていくことも重要です。ニーズを把握した上で「どう届けていくか」がポイントになります。考えたいのは以下の2点。

①マーケットの設定:あなたがお客さんにしたいのは誰?
┗自分の商品に合ったマーケットに移動
┗マーケットに適した商品を提供
どちらが正解という訳ではなく「譲れない部分」が大切です。

②認知の拡散:自分を知ってもらうことから始めよう
┗【売り上げ = 認知数 × 購入率 × 商品単価】
 ※認知数(あなたを知っているお客さんの数)
 ※購入率(お客さんが商品を買う確率)

つまり、そもそも認知数が上がらない限り売り上げは上がらないのです。

「商品が売れない…」「告知をしても申し込みが集まらない…」「営業が苦手…」
そんな人はまず「認知を広げる」ことに集中しましょう!

* * *

卒業生ゲストトーク:私たちが好きなことからオリジナルサービスを立ち上げた方法

ここからは卒業生のお二人に体験談を語っていただきました。

■2期生・すーさんのトーク

オリジナルサービスを絶賛ブランディング中のすーさん。フリカレ受講当時から「漢方」への愛が強く、「お薬を飲むだけじゃないのがいい」のだと魅力を語ってくれました。
手がけている「ととのえるサービス(仮)」は自分を知り、自分にあったととのえ方を実践していけるようにお手伝いをするサービスです。

すーさんは、以下のような不安をフリカレ入会前に感じていたそうです。

①周りにオリジナルサービスをやってる人がいない
②「漢方を活用したサービスがしたい!」という気持ちは決まっていたけど、何から始めたら良いのかわからない
③タイミング、価格設定、そもそも需要があるのか?私がやる意義はあるのか?

そんな不安を払拭するターニングポイントになったのが以下の3点を実践したことでした。

①サービス設計のため、ユーザーヒアリングに挑戦!
4名の方にユーザーヒアリングを実施。

・直近の体調について(普段と比べてどうか、不調のせいでできなかったことはあるか)
・健康へのアクション(情報収集方法、健康のためにやりたいけどできないことはあるか)

その悩みがどれくらい日々の足枷になっているか?を聞いてみて、悩みの中に「自分の意識と行動のギャップがある」と感じたそう。想定したより健康への意識が高い人が多かったのも発見だったといいます。

このヒアリングの感想をきっかけとし、当初の予定になかった「1on1の体調ヒアリング」をサービスへ導入したそうです。リアルの声を反映させていて素敵ですよね。

②漢方にまつわる自主イベントを企画・開催!
実はイベント登壇には苦手意識があったというすーさん。でも、自分が好きで一定の知識がある「漢方」をテーマにしたら60分楽しく回せたのだそう。目の前に人がいると思うと伝えたいことを伝えられるし、お客さんの困り事がわかるようになったことで日々の発信もしやすくなったといいます。

ポイントの一つが、参加ハードルを下げるためイベント企画名に「漢方」という単語を入れなかったこと。想定しているターゲットが抱えていそう・かつサービスで解決できる課題「低気圧不調」をテーマとして、健康意識の高い人や、漢方で悩みを解決できそうな人をターゲットとしました。ここはフリカレで舞子さんからアドバイスを頂いたそうです。

③サービスモニターを募集(現在モニター期間中)
モニターさんひとりひとりにじっくり向き合うことで、困り事やネックになることをリアルに聞けて理解が深まっているのだそう。また自分自身の強みや足りないことが分かり、サービスをより良くするための道筋も見えてきました。すーさんはこれを「教えてもらってる状態」と評します。「人のためになってると実感し、やっててよかったと思えるし、毎日難しいながらも楽しませてもらっている。好きなことで収入をもらえている」と笑顔で語りました。

最後にフリカレ受講を検討する方へメッセージを頂きました。

「軌道修正は動いてみないと分からない。最初から100%を目指さなくていい。やりたいことや誰かに届けたいというアツい気持ちが原動力になる。一歩踏み出して一緒に頑張りましょう!」

■1期生・Yukiさんのトーク

キャリア迷子の状態から、フリカレを通じて「インスタでやっていく」という道が決まったYukiさん。今はフリーランスとして、4つのお仕事を中心に活動中です。

・社長秘書(経理・契約周り中心)
・キャリアカウンセラー
・SNS運用代行
・自分のオリジナルサービス『インスタパーソナルレッスン』をリリース!

そんなYukiさんがオリジナルサービスを立ち上げるにあたり実践したのがこちら。

①救いたいお客さん像を明確にする
自分の得意×好きでペルソナを絞ることができたので、ユーザーヒアリングする人がぶれずに済んだのだそう。ヒアリング項目の準備と情報収集もスムーズに実施!

「自分の価値提供が最大限にできる(得意)」
×
「自分が救いたい人がどんな人(好き)」

②ユーザーヒアリング
過去の自分もペルソナにしていたので、想定課題の8割は当たっていて2割は気づけていないことだったそう。課題が意外と簡単なものだったので「今の自分でも価値提供できそう」と思え、よりサービスリリース前の勇気に繋がったのだといいます。

③サービスを考える
ユーザーヒアリングでわかった課題に対して【原因→打ち手】を明確にしました。

・投稿が続けられない→パーソナルレッスンで2ヶ月間伴走し習慣化
・世界観づくりが難しい→90分の単発レッスン※現状は実施なし
・情報を自分事にできない→パーソナルレッスン

サービスを立ち上げる際に難しいのは「客観的に戦略を作る」ことかもしれません。そこがフリカレでは舞子さんに伴走してもらえると思うと心強いですよね。フリカレは横の繋がりが強く、同期に仕事を頼むことも頻繁に行われているそうです。

④モニターを募集し、検討する
モニター募集とは決して「技術不足だから安く提供すること」ではなく、「自分のサービスがお客さんの課題を解決できているのか確かめること」です。モニター後のアンケートで頂いた「もっとここが知りたかった」という感想がブラッシュアップや別サービスのリリースのきっかけになりました。また大きかったのが、目の前のお客さんに価値提供できることが楽しく思え、自信に繋がったことだといいます。

舞子さんからも「やってみて成功体験を積ませてくれたのが1期生。経験するしかない」とコメントがありました。

⑤認知拡大(プロモーション)
Yukiさんはモニターを募集してみたことで、プロモーションの重要性と難しさを実感したといいます。その後サービスリリースに向けて認知拡大に注力した結果、約8万円の講座へ4名の方に入会してもらう成果が出せました。(凄すぎる!)

Yukiさんはシーライクスの会員であることを活用し、Twitterで拡散してもらったり、コミュニティイベントへ登壇したりしていきました。また自主企画イベント・無料体験レッスンに参加してくれた方の口コミからも申し込みがとれるなど良い循環が生まれ「インスタの人」というイメージが徐々に広がったのだといいます。ここまで行動できたのはモニターで自信がついたからであり、できることをちょっとずつやって広げるのがいいのだと実感しているそうです。

Yukiさんが立ち上げた「インスタパーソナルレッスン」♬

Yukiさんからもフリカレ受講を検討する方へメッセージを頂きました。

「スモールステップからやっていっていい。ずば抜けたスキルを持ってなくていい。ちょっと行動することで得意や好きに気づくかもしれない。できる範囲からやってみてほしい。第三者に伴走してもらい力を借りてみるのもいい!」


お知らせ

フリカレ個別相談会について、追加枠を受付中です!気になる方はお早めにお申し込みくださいね。

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質疑応答

Q:価格設定で迷ったことはありますか?

すーさん「フリカレで教えてもらった『金額よりもありがとうが上回るサービス設定』!」
舞子さん「下回りたくない時給で単価を決めましょう!」

Q:オリジナルサービスの運用に自信がないです…

Yukiさん「私もリリースして1ヶ月後の反応を見て変えようと思っていた。オリジナルサービスは自分で変えられる!走りながらカスタマイズしていっていい」
舞子さん「ゴールはない。自分で舵をとってOK!」

Q:フリカレに向いてるのはどんな方ですか?

舞子さん「フリーランスや自分の名前でやっていきたい方など、卒業生にもいろいろな方がいる。オリジナルサービスがマストではない。ニーズが合うかは個別相談会で確認していきましょう!」

* * *

おわりに

実際にフリカレを卒業し、自身のオリジナルサービスを手掛けるお二人からの貴重なナレシェアをいただいたイベントでした。少し先を行く先輩のお話はリアルで、自分だったらどんなサービスをどんな人に届けたいのか、夢が膨らみます。

また、舞子さんが前半で教えてくれたTipsも、毎度ながら有料級・保存版の内容だと感じました…!舞子さんの各種SNSでも情報発信中なので、気になる方はフォローしてみてくださいね。

少しでもフリカレに興味が湧いたなという方は、是非お早めに個別相談会へ申し込んでみてください!

フリーランスカレッジでは現在4期生を募集しております!
ご興味ある方は個別相談会へご参加ください♬

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