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日々の雑多なアウトプットを行っていきます。 まだこれというのが決まっていないのでジャンルはさまざまです。

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【マーケティングまとめ(1)】収益と利益を示す用語

今回は売上を示す用語をまとめてみました。ひとつひとつ詳しくご紹介していくよりも、簡潔にまとめてご紹介したほうが、それぞれの単語の意味と使用場面の違いが分かりやすいと感じたからです。 ではサクサクとご紹介していきます。 ▼その前に 今回は「収益」と「利益」を示す用語をご紹介しますが、この二つには違いがあります。「収益」は経費などを差し引いていない売り上げのことで、「利益」はこの「収益」から様々な経費を差し引いた額のことを言います。 ここを抑えたところで本題に入っていきます。

    • マーケティングの基礎(20)「LTV(ライフタイムバリュー)」

      今回は「LTV(ライフタイムバリュー)」についてご紹介していきます。 カタカナで書きましたが、英語で書くとLife Time Valueで、LTVはその頭文字です。「顧客生涯価値」とも訳され、1人のお客様の長期的な利益を指します。 とはいってもたくさんいるお客様1人1人のLTVを出すのは困難なため、平均LTVを出すことで企業として指標となる数値を出すことが出来ます。 まずはその代表的な計算式を見てみましょう。 LTV= 1顧客の年間取引額 × 収益率 × 1顧客の継続年数

      • マーケティングの基礎(19)パーチェスファネル(マーケティングファネル)

        今回はパーチェスファネル(よくマーケティングファネルと呼ばれているもの)についてご紹介していきます。 こちらはビジネスモデルなどによって少しずつ違いがあるので、今回は基本の部分だけサクッと説明していきます。 パーチェスファネルとは、見込み客が購買にいたるまでの状態遷移を売り手側の視点で表現したモデルのことです。 パーチェスファネルでは下記のように、それぞれの段階があります。 WEBの訪問者:WEBサイトを訪問した匿名の訪問者 リード獲得:フォームなどを通じてコンタクト可能

        • マーケティングの基礎(18)アクティブ率指標の「MAU」、「WAU」、「DAU」

          今回はアクティブ率指標の「MAU」、「WAU」、「DAU」についてご紹介していきます。 それぞれの「AU」はすべて「Active User(アクティブユーザー)」のことを指し、頭文字はそれぞれの「対象期間」を指します。 MAU(Monthly Active User):月間アクティブユーザー数 WAU(Weekly Active User):週間アクティブユーザー数 DAU(Daily Active User):1日のアクティブユーザー数 それぞれのサービスやアプリに合わ

        【マーケティングまとめ(1)】収益と利益を示す用語

        • マーケティングの基礎(20)「LTV(ライフタイムバリュー)」

        • マーケティングの基礎(19)パーチェスファネル(マーケティングファネル)

        • マーケティングの基礎(18)アクティブ率指標の「MAU」、「WAU」、「DAU」

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          マーケティングの基礎(17)「5Forces分析」

          今回は「5Forces分析」についてご紹介していきます。 これは業界構造を分析するときに活用するフレームワークです。 競合を特定し、業界内の競争環境を読み解いていくためのものです。 「5Forces分析」で用いる視点は次の5つです。 1、新規参入の脅威 2、代替品の脅威 3、業界内の直接競合 4、買い手の交渉力 5、売り手の交渉力 分析のプロセスとしては、縦軸と横軸で分けて分析をするとことがポイントになります。 ①縦軸で業界のプレイヤーを分析 ・縦軸を見るときの問い・

          マーケティングの基礎(17)「5Forces分析」

          マーケティングの基礎(16)「PEST分析」

          今回は「PEST分析」についてご紹介していきます。 これは事業を取り巻く外部環境を理解したうえで、戦略方向性を考えるために活用するフレームワークです。 今必要な内容だと感じたので、今回取り上げることにしました。 PESTとは次の4つの視点を指します。 政治視点 (Politics) →政府による規制、法律の変更、税制変更による影響、雇用政策の変化による影響、輸出入環境の変化による影響 経済視点 (Economy) →景気変動による影響、金利政策の変化による影響、経済成長率

          マーケティングの基礎(16)「PEST分析」

          マーケティングの基礎(15)「集中型マーケティング」

          複数あるセグメントに対してのアプローチ方法の3つ目として「集中型マーケティング」というものがあります。 これは今までに取り上げてきた「無差別型マーケティング」や「差別型マーケティング」と比べて多くの企業が選んでいる手法となります。 早速ご紹介していきます。 集中型マーケティング=特定のセグメントだけに特化してマーケティングミックスを展開し、他のセグメントには手を出さないという方法。 この手法を取っている例としてはスズキ自動車があげられます。 スズキ自動車は軽自動車に集

          マーケティングの基礎(15)「集中型マーケティング」

          マーケティングの基礎(14)「差別型マーケティング」

          複数あるセグメントに対してのアプローチ方法の2つ目として、「差別型マーケティング」というものがあります。前回の「無差別型マーケティング」とは対照的な内容となります。 差別型マーケティング=各セグメントそれぞれに、適切なマーケティングミックスでアプローチする方法 この方法を取っている会社としてトヨタがあげられます。 トヨタは年代や趣味、ライフスタイルに合わせた様々なバリエーションの車を発売しています。 同一の車にもそれぞれ期間限定バージョンを用意するなど、さまざまな差別化

          マーケティングの基礎(14)「差別型マーケティング」

          マーケティングの基礎(13)「無差別型マーケティング」

          複数あるセグメントに対してのアプローチ方法の1つとして、「無差別型マーケティング」というものがあります。 無差別型マーケティング=セグメンテーションを一切考慮しないやり方 上にもあるように、「無差別型マーケティング」とは、セグメンテーションを一切考慮しないやり方です。ひとつのマーケティングミックス(商品、価格、流通チャネル、プロモーションなどの総称)で、全生活者に対してアプローチする方法です。 この方法で成功した例としてはフォード社のT型フォードがあげられます。 当時

          マーケティングの基礎(13)「無差別型マーケティング」

          マーケティングの基礎(12)「ターゲティング」と「セグメンテーション」

          以前「STP分析」をご紹介した際に、SがSegmentation(セグメンテーション)、TがTargeting(ターゲティング)であることについて述べました。 しかし、これらがそれぞれどのようなものかについてご説明していなかったので、ここで一度確認をしていきたいと思います。 ※今回は次回からの内容にかかわる「セグメンテーション」と「ターゲティング」のみご紹介します。「STP分析」のPにあたるPositioning(ポジショニング)についてはまたそこにかかわる内容で別にご紹介

          マーケティングの基礎(12)「ターゲティング」と「セグメンテーション」

          マーケティングの基礎(11)「ニーズ」と「ウォンツ」の違い

          マーケティングでよく使われる言葉に、「ニーズ」と「ウォンツ」があります。今回はマーケティング観点からのこの2つの違いについてご紹介していきます。 まず、端的に2つのちがいを述べるならば下記の通りです。 ニーズ=消費者が「必要性を感じ、求めているもの」のこと ウォンツ=「潜在的なニーズ」のこと(必要性を感じているのではなく、欲求を持っている状態のこと) これだけだと分かりにくいと思うので、車を例にあげてみたいと思います。 たとえば、公共交通機関が充実していない地域では「

          マーケティングの基礎(11)「ニーズ」と「ウォンツ」の違い

          マーケティングの基礎(10)「4C分析」

          以前の記事で「4P分析」についてご紹介させていただきましたが、今回はそれに対応した「4C分析」についてご紹介させていただきます。 「4C分析」と聞くと、こちらも以前ご紹介した「3C分析」に1つCの要素がプラスしたものだと思われるかもしれませんが、実はそうではありません。 「3C」とは 自社=Companyが提供できること 他社=Competitorが提供できること 顧客=Customerが求めること の3つの要素の頭文字をとったものでした。 また「4P」とは Pr

          マーケティングの基礎(10)「4C分析」

          マーケティングの基礎⑨「マーケティング・ホイール」

          これまでいくつかの分析法などのツールをご紹介してきましたが、それによって集客や売り上げがアップできればマーケティングは終了なのかというとそうではありません。 マーケティングにはここで終わりというゴールがなく、ビジネスを続ける限りマーケティングも続いていきます。 このマーケティングの継続的な取り組みは、自転車の車輪に例えることができます。 商品企画→露出→集客・販売→価値提供→顧客満足→利益→投資→次の商品・・・と常にぐるぐると回していくイメージ、これがマーケティング・ホ

          マーケティングの基礎⑨「マーケティング・ホイール」

          マーケティングの基礎⑧「クロスSWOT分析」

          前回ご紹介した「SWOT分析」は、自社とその周りを取り巻く環境を広く俯瞰して分析できる方法なのですが、ここで終わらせてしまうのはもったいなかったりします。 これらをさらにクロスし次の4つの側面から、具体的な取り組みや戦術を考えることができるのがSWOT分析の真髄だと言われています。 強み×機会→ 積極的施策 弱み×機会→ 弱点強化策 強み×脅威→ 差別化策 弱み×脅威→ 防衛策・撤退 この分析法を「クロスSWOT分析」といいます。SWOT分析・クロスSWOT分析のために

          マーケティングの基礎⑧「クロスSWOT分析」

          マーケティングの基礎⑦「SWOT分析」

          最初はオンリーワンだった商品やサービスも、競合他社が同様の商品、サービスを打ち出すことで一般化してしまいます。 このような状況を「コモディティ化」と呼びます。 今回はこのコモディティ化を打破するための方法として「SWOT分析」をご紹介します。 「SWOT分析」の「SWOT」とは、次の要素の頭文字をとったものです。 Strength(自社の強み)=内部環境のプラス要素 Weakness(自社の弱み)=内部環境のマイナス要素 Opportunity(機会)=外部環境の自社か

          マーケティングの基礎⑦「SWOT分析」

          マーケティングの基礎⑥SNS時代の「SIPS」

          前回の「AISAS」に引き続き、今回は基本の消費者行動モデルの3つめ「SIPS」についてご紹介していきます。 「SIPS」は次の段階の頭文字をとったものです。 1.Sympathize(共感)=○○さんがいいねしてる 2.Identify(確認)=商品ページをチェックしてみよう 3.Participate(参加)=キャンペーンの応募や、いいね 4.Share&Spread(共有・拡散する)=私も行ったよ、申し込んだよ  「SIPS」は、TwitterやFacebook、

          マーケティングの基礎⑥SNS時代の「SIPS」