【持論】ママになるとは?

ココ最近で、私の今の生活がガラッと変わろうとしている。その事に付随する【私の日常】や【今後の私の人生】について、『まさかこんなに本気で悩むことになるなんて』と、【自分でも予想外な展開】だ。
というのも、【住む場所1つ変わるだけ】の話。それなのに、【私の職場への通勤手段や今後のキャリア】について。また、【無事に出産した後の自分のワーママ生活】について。『転職する時点で私なりに考えていた』はずのこと。それなのに、『やっぱりその通りに進まない』ことばかり。ある意味当たり前の話。そして、【不安要素】ばかりが募り、そんな中でも『前向きな思考を生み出すため』に、【独りでに悩む時間】が増えた。
もちろん旦那にも相談はする。旦那には旦那の考えがある。私は、『旦那の考え以上に現実的な自分の思考が乏しい』ことを自覚した。

『私って、本当に自分のことしか考えてないんだ』と思うと、しばらく凹んだ。だって、思い返してみても、『結局【自分のキャリアや財産】しか見えていない』みたい。もちろん、今の生活は、それでも家事との両立が叶っている。だから、今はそれで問題ない。けれど、将来的な話になると別問題。
『私はワーママになりたい』『その上で家事・仕事・子育てを全うしたい』と、『昔からずっと夢見て』『ずっと求め続けて』きた。ただ、そんな風に【ずっと思い続けてきた私】がきっと、【今の自分】を邪魔をしている。実際問題【現実的な私の思考】って、『きっと、めちゃくちゃ少ないかも!』と初めて自覚した。だって、【私は今を生きて】いるのに【昔に思っていたこと】に囚われ過ぎている。のだから。【現実と当てはまることばかりな訳じゃない】ってことを、再び私は思い知らされた気分になった。

私は、そんな【自分の理想】を抱きながら旦那と結婚した。結婚したのは【今の私】だ。昔の私じゃない。『いつまで【昔の自分】の理想を追い求めているの?』『そんなことを思い続けるくらい』なら、『叶えられる相手を選んでから言いなさいよ』って自分で思った。
【旦那の仕事事情は、私が1番分かっている】と、【私は自信を持って旦那と結婚した】んだよ。そんな【旦那と一緒に生きていくこと】を決めた。それなのに『今更何言ってんだよ』って感じじゃん?『今の夢をもっと大事にしなさいよ』って話。
また、【今の夢】って「具体的に何なのよ?」って話だけど、そんなのは簡単に答えられる。【旦那と一緒に生きていくこと】だ。別に【依存】する訳じゃない。『2人で2人が望む未来を一緒に生きること』『子供を授かろうともそうでなかろうと、まずは2人が幸せで行き続けたい』そんな気持ちを持ち続けることが【今の私の夢】な気がした。

【今の私】は、実際問題【ママになる】ことを夢見て【手術を決断した】ばかりだ。そもそも、そのために【何年も治療を継続】して、【病気ならではの苦しい経験】もいっぱいしてきた。今現在もまさにそう。旦那に相談しながらも、旦那は、私の決断をいつも見守ってくれていた。私が、【旦那との間に授かった子供】と『共に暮らす家庭を夢みてきた』から。
【今の私】が『最優先で望むものって本当は何?』って話だ。【ママになる】ため、【その先もママで在り続ける】ために大切なこと。私は私なりに考えた。

漠然としているけれども【私がママとして、嫁として、旦那も子供も家も、『大切に守り続ける』こと】だと思った。【私がママとして生きること】を決めたならば、【旦那の仕事】や【未来の子供】に『迷惑かける程のキャリアは必要ない』ってことに、初めて自分が納得した。決して【旦那の仕事】や【未来の子供】を理由にする訳では無い。【私がそれを望む】ってこと。
別に、働こうと思えば、子育てが落ち着けば、自分の時間は増えていく一方だ。その中で『その時の私に合った仕事や働き方を探せばいいじゃない?』なんて見方を、初めて自分に向けたと思う。

私が何故、その見方を『今まで自分に向けてこなかったのか?』ということ。この答えについて、私は分かる。それは、『旦那の経済力に【依存】する自分に、価値を見い出せない』と強く思って生きてきたから。『自分が自分として生きる位の経済力、キャリアは絶対必要!』なんて思い続けていたから。でも実際、そんなに【絶対的な強い思考】から、【変化の時】が訪れた。

確かに、主な収入源は間違いなく旦那だ。今はまだ、私の収入も少なからずある訳で、互いが互いに管理している状態。それが、住む場所を変える今のタイミングで、今後は私が管理することになる。理由は、『旦那の方が細かい金銭管理が苦手だから』である。そして、私はどちらかと言うと倹約家。細かい管理とまではいかなくても、少ない収入だからこそ、それなりに【支出と収入のバランス】を管理したり、【貯金】を作ったり。転職後2年以上は継続している。つまりは、【私の方が旦那よりは得意】な訳だ。

また、家事に関しても、同棲を始めて1年半。【程よく私のペース】でこなしてきている。『私の方がきっと得意』だし、【自分の意思】を持って取り組める。そして、余程のことが無い限り、旦那は【細かい口出しや文句】は言わない。
反対に、週末の買い物やお出かけ等の【運転は基本的に旦那】だ。また、何か大事な決断とか重大な責任を伴う話とかは、『旦那に託してしまうことが多い』私。何故ならば【旦那の方が得意】だから。それに、私には、2人に直接関係することであっても最終的な決断をする程の強い自信はなかなか持てない。

このように、あくまでも上記は1例に過ぎないけれど、私達夫婦は、『苦手を克服させる』とか『やらなきゃいけない』みたいなことは一切ない。むしろ『互いの【得意】を活かした関係』を維持している。だから【無理に苦しいことをしたり、我慢したりすること】も基本ない。【上手くいかない時】は、【どうしても曲げられない方】とか【優先度の高い方】を【何となくの視点】考える。特に私の場合は、そんな風に考えて【自分を納得させることが得意】だと自負している。
今回も正しく同じこと。【社会に出て働く】こと、【家の中で家庭を守る】こと、そのために【仕事をセーブする】こと。どこをどう掻い摘んで『自分の見方を変える』のか。私は私なりに苦戦した。

そんなこんなで、あれこれと思考を巡らせた結果、我ながら今はスッキリしている。私がこれまで思い続けてきた【仕事と家庭の両立】への希望。『なかなか捨てきれず』に模索を重ねた。結果、最終的に見えてきたものに、自分なりに納得している。『現実的に無理だから働けない』とか『旦那や子供のために働けない』では、【決してないことを強く主張】したい。【自分のキャリアよりも優先したいものが明確にある】ってこと。だから『私は働かないんだよ』ってことを、【胸を張って言える私】になりたい。

これだけ思考は巡らせたものの、【将来】のことなんて実際のところ分かるはずがない。けれども、もし、本当に『昔の私の理想が、不可能な事態になった』ならば、私は【私の意思】で『自分のキャリアを手放そう』と強く思う。そして、『キャリアを手放した』ことを前向きに受け止て、他に、【家庭を大事にしながらでも出来る新たな何か】を見つけたいと思った。

それがどんなものであれ、きっと【私が選んだ私の人生】になるはずだから。

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