どっちつかずの私の感情

前回の投稿について、深夜の時間帯だった。私にしては珍しい。だけど、文章作成を事前にしていたため、『今日』に対する時差を少なくしたかったので投稿した。深夜になってしまった理由は、その日、上司の送別会のために帰宅が遅くなったから。そして私は、上司の送別会を過ごす中で、また新たに思考が忙しくなったのでブログに残したい。

私はこの時、『上司の送別会』の気持ちでお店まで行き、『食べて呑んで時間になったら帰ろう!』くらいの気持ちでいた。だけど、現場の中心人物だった上司であり、私にとっては、私を今の現場に配属した張本人。私なりに『送別の気持ち』もあったし、珍しく翌日が休日だった。その為、『遅くなりすぎないなら2軒目の同行もアリかな?』みたいな軽い気持ちも若干あった。この時点で既に『軽い気持ち』で考えてるから、やっぱり『私の思考は甘いんだ』と改めて反省する。そんな気持ちのまま、送別会は始まった。現場で1番上職の所長が、開始の挨拶、乾杯の音頭で話始めた。その一発目に放った言葉が「まずは、m__lovemiさん結婚おめでとうございます」だった。私は、全くの予想外の出来事に、一瞬で恐縮した。驚きを隠せず、咄嗟に「ありがとうございます」と言ったと思う。でも、本当にめちゃくちゃ恐縮した。ビジネス言葉で使う『恐縮』の感覚よりも、『今の私にはピッタリだ』と思う程に、『本当に恐れ多くて、全身が縮こまる』感じだった。所長は、その後で、上司への送別に向けた挨拶を続け、乾杯の流れとなった。『上司の送別会』の名目なのに、何故か私のプライベートの結婚が公に話に挙がるとは、本当に思っていなかった。
乾杯の後は、それなりに話が出来る人に呼んでもらったお陰で会話は続き、近くの席の人達と交流した。結婚のお祝いの声をかけて頂くことも、実際あった。もうすぐお開きの雰囲気になったので、私は最初の席に戻った。『よし、もうすぐ終わる。早く帰ろう』と思っていた矢先、ケーキが運ばれてきた。上司の送別のケーキが1つと、私に向けた『結婚おめでとうございます』のプレートのケーキが1つ。それぞれのテーブルに運ばれ、私は、再びめちゃくちゃ驚かされた。こんなサプライズは、本当に初めてだ。『上司の送別会なのに、私の結婚まで祝われてしまって、、、。』と思うと、本当に申し訳なく思った。しかし、これだけのことを、『私の結婚を祝う気持ち』でサプライズされてしまった以上、もちろん【感謝】の気持ちは湧いてきた。きっと、この先もずっと印象に残るサプライズだった。

しかし私は、『純粋な気持ちで喜ぶ』とか『素直に感謝する』とかの気持ちにはなれずにいた。こんな素敵なサプライズをされたことに対しての、1番強い感情は【驚き】だった。次に『恐縮』で、この期に及んで『疑問』が生まれたのも正直なところ。『上司の送別会なのに、なんで今?私の為に?』とか『私のプライベートなんて、ぶっちゃけ興味無いんじゃないのかな?』とか『たまたまタイミング的に重なったから、形だけでもね、みたいな感じ?』とか。2日経った今でも、捻くれた思考回路なのは重々承知なんだけど、どうしても『ストレートにポジティブに受け入れること』が難しい。もちろん、全く気持ちが無ければ、『そもそも話題にも挙がらない』だろうし、『サプライズ決行もありえない』話。だから、『そんな気持ちの持ち主がいて、実際にお祝いしてもらったこと』は、『素直に感謝している』し、『嬉しい気持ち』にもなった。
私が【モヤモヤする理由】は、これまでも何度かブログに投稿したこともある【気持ちの重み】の話だと思う。今回15人の出席者がいて、今回のサプライズを知っていたのは、ほんの数名くらい。それに、【上司の送別】も【私の結婚】に対しても、『結局は会社の人じゃないの?』って感覚が、個人的に強いからだ。私は、同じ現場にいても、仕事で関わる人なんて本当に限られている。だから、私にとって『気心知れた人なんて1人もいない』と思っている。みんなそれぞれに、『立場的に』とか『1人の人間として』みたいな関係性に過ぎない感覚。【仕事以外の何か、それ以上の感情】なんて、『きっと持ち合わせていないだろう』って思っている。だから、そんな『ギャップが生まれる現実を目の当たり』にたことで、『私の思考は急に忙しくなったんだ』って今になって少し整理できたかもしれない。

そもそも最近、【仕事の人との交流・人間関係】について『考えることが多いことも起因した自覚』がある。実際、送別会の二次会も、私は誘われたことに対して断ることはしなかった。さすがに、帰りを心配する声を挙げる上司はいたけれど、帰宅手段さえ明確になれば、それで話はまとまった。私としては、今回、先にも書いた通り『上司への送別の気持ち』があったので、2軒目自体への抵抗は少なかった。それに、『あれだけ印象的なサプライズでお祝いしてもらった手前、早々と帰宅するのは違うかな』って気持ちになった。なので、彼に連絡出来るタイミングで連絡を入れた。最終的には『好きにしなー』と少し投げやりな印象で返信があったので、私は少し複雑な気持ちになった。だけど、ぶっちゃけ今更の話。既にまあまあな時間は経過しており、後には引けない。だから、【自分の決断】に『納得する気持ちを強く持って』その場を過ごした。だけど、やっぱりどこか後ろめたい気持ちは否めなかった。帰宅後も1人で黙々と、出来るだけ物音も立てないように気をつけて、1人で入浴・1人で寝床に就いた。

きっと当たり前な話だけど、【彼と一緒に過ごしていない時間】も『私にとっては、私の人生の1部の時間なんだ』って話。だけど、そんな時間のことを、2人で過ごす時に「こんなことあって嬉しかったんだよ」とか「あんな風に思って楽しかったよ」とか。何でも『自信を持ってポジティブに彼に話がしたい』と思った。今回の話は、所々話はした。別に隠したい訳でもない。でもだからといって、『自信を持ってポジティブに話したい』とは思わなかった。何故なら、結局のところ『後ろめたい気持ち』があるから。具体的には、『家で2人で過ごす時間を減らしてる罪悪感』が勝つから。しかも、彼にとっては見ず知らずの私の職場の人達の話。『もし逆の立場だったら?』なんてことを考えたところで、分かる訳ない話。だけど、考えてしまう。それに、私は『いつまで、こんな風に会社のイベントに参加するのだろうか?』と思った。
毎回、二次会とか、その他の自由参加なイベントに参加するつもりはない。ただ、私の性格的に『参加するからには楽しみたい』気持ちが強い。『仕事だから』とか『プライベートだから』とか、私の中ではそんなに大差がない。だから、仕事のイベントだとしても【無意識】に『楽しみたい』って思っているみたい。私が、【仕事選び】をする時に『自分の好きなこと、やりたいことを楽しみながらできる仕事』を求めるように、【仕事で関わる人】に対しても『私の人生で関わる貴重な人達だ』『出来るだけ楽しく過ごしたい』って考えていることを自覚した。でも『よく考えたら、やっぱり【甘い考え】なのだろうか?』と思う気持ちも芽生えてきた。『仕事はどこまで行っても仕事だ』って考え方は、きっと誰だって持ち合わせていると思う。私もそれは同じ。そこに【求めること】が『きっと違う』のかもしれない。『そりゃ仕事だもん。そんな甘い考えばかりで社会人は、きっとやってられないよ』って感じなのかもしれない。

私は、少し前、プライベートの人間関係について、【相手とのちょうど良い距離感】を覚えたばかり。でも今回も、なんか、『それに似てる気がする』と思った。結局のところが【人と人】だし、【私の人生で出会った人】なことは紛れもない【現実】ってこと。言ってしまえば、【私次第】で、【その現実との向き合い方】なんて『いくらでもどうとでもなる』って話だ。
『m__lovemiとしてこの世に生きている以上』は、【私は私】な訳で【私の人生】がベースなのは間違いない。そんな【私の人生】の中に、『家族、友達、仕事、職場、彼氏、結婚、妊娠、子供、、、』ていう、要は【私に与えられた、私が選んだ経験・環境・人間関係】と『共に存在するってことよね!』って思った。もし、その【現実との向き合い方】で『上手くいかないことがある』ならば、私は、これまでの経験から『私次第でどうにでも乗り越えてみせる!』みたいな【強い気持ち】が1番大事だって実感してきた。今回の【どっちつかずの感情】ってのも、きっと同じ。【現実との向き合い方】の話だって思う。

今回もまた、長々とブログを書いて『自分の中の思考を整理させることが出来た』と思う。『これまで散々友達に話してきたようなこと』が、『ブログで発信するようになっただけ』の私。でも、『私が昔から変わってないな』と思うのは、結論【以前の話と結果は同じ】ってこと。事象が全く同じなことは少ないと思うけど、よくよく紐解いてみたら、『なんだ、そういう事ね!前も似たようなことあって学んでたよね!』みたいなことばかり。今回も結果的には、その1例だった。正直、『紐解かなければ辿り着けなかった』かもしれないと思う。私は、今回のように、そんな【その時々の経験や感情】を、【その都度自分の中で整理】していく。それを、その都度、『同じ過程を繰り返して積み重ねる』ことで、【自己成長】へと繋げていく。『私は、まだまだその過程の道中なんだ!』ってことを改めて実感した。

というわけで、今回も、お付き合いありがとうございました。

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