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訪問セールスの断り方

まず初めに。
訪問セールスを職業としている方には先に謝ります。
この記事は、人と話すこが苦手だったり、断りたいのに断れない人のための、訪問セールスの断り方、という記事になります。
申し訳ありません。



私は、二人目の産休から、主婦をしている。今は主婦業の片手間で在宅ワークををしている。そんな日々だから、家にいる事が多い。すると、必然として、訪問セールスさんの突撃を受ける回数が高くなる。

人と話す事に飢えている等、人と会うことが大好きな方にはまったく苦ではないのだろう。
が、私は違う。
一人でいるときは家でゆっくりすることが何よりも好きだし、それを邪魔されることが本当に嫌なのだ。
家族ならまだしも、こちらには全く関係ないことで邪魔される状態となる訪問販売には、どうにも拒否感が沸く。

まず、色々な訪問販売があるが、どうしてか同じ挨拶なのだ。それが、以下である。

こんにちはー。
私、〇〇の、▲▲というものですー。
今こちらの地区で✗✗の工事をしていまして、
そのご挨拶に伺っています。
玄関先までお願いしますー。

壁の塗装や太陽光発電の訪問販売会社の挨拶

もしくは、

こんにちは。
私、〇〇の、▲▲というものですー。
今こちらの近くで✗✗の設置をしていまして、
そのご挨拶と、弊社商品の紹介に伺っています。
玄関先までお願いしますー。

ウォーターサーバー等の訪問販売会社の挨拶

何故か決まって、この挨拶である。
覚えてしまったほどだ。
マニュアルが同じなのだろうか。
疑問である。

が、ここで素直に玄関まで行けば、罠にかかってしまう。

昔は、私も断るのは可哀そうだと思い、
玄関くらいなら…
と思って素直に玄関まで出ていた。
でも玄関まで出たが最後、自分の貴重な時間が奪われてしまうのだ。
多分、顔を合わせれば、客は話を聞くという営業マニュアルがあるのだろう。

だからこそ、その逆をつく。
顔を合わせない。

この例はどうかと思うが、
顔を見せないからこそSNSでは何でもつぶやける
と同じ心理だ。
「顔を見せないからこそ、断れる」
これで私は徹底的に断っている。

「玄関先までお願いしますー」
「けっこうですー」

軽い感じで語尾を伸ばしてくるので、
こちらも軽い感じで伸ばしている。
確かに軽い感じがして、
「結構です!」よりも
近寄りがたい感じが減る。

ここで
「わかりましたー」
で帰ってくれれば上々。

でもそうはいかないのがプロのセールス。

「みなさんにご挨拶しておりますのでー
玄関先までお願いしますー」

食い下がってきやがった!
と心で毒づきながらも、

「うちはけっこうですー」

負けてられるか!という対抗心で断るのだ。

「わかりましたー
またお願いしまーす」

こうして帰ってくれる。
時間にして約30秒。
玄関に出たらタラタラと長いセールストークを披露されてしまう。
なので、30秒なら許容範囲だ。

とにかく要は、

・顔を出さずに、いかにして帰ってもらうか

である。

とにかく、

「結構ですー」

で断るのだ。
でないと、5分どころか30分費やされ、更には土日に時間下さいとか言ってくる人もいるくらいだ。
土日ほど邪魔されたくないものなどないのに。
なぜ時間を割かなければならないのか。

えーそんなセールスいるー?
とお思いだろう。
がしかし、私のご近所さんが、平日昼間の30分と土曜日の1時間をセールストークを聞くためだけに遣ってしまったと嘆いていたので、事実である。

もちろん、セールストークのお勉強のために是非聞きたいという方には、なかなかの有意義な時間になるだろう。
もしくは、会話の主導権を奪って庭のバラや盆栽の自慢をしたい人にはうってつけではないだろうか。

仕事にしろ家事にしろ、私達は私達の時間を使って頑張っている。
セールスが仕事の方には申し訳ないが、どうしてもその貴重な時間を、買う予定のないものに対して遣おうとは思えない。
買うときは、自分で調べますから、と言いたい。

一度頑張って断ったら、次のハードルはそんなに高くないはず。

断った先に、自分の時間と、
少し強くなった自分が待っている。

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