YOASOBIの楽しみ方は無限大♾『ハルカ』を聴いて涙するおっさん
YOASOBI初のオンラインライブに興じて約1週間経ちました。
ライブ以来すっかり大ファンになってどの曲も大好きで毎日聴いているのですが、中でも一つ気になる曲があります。
『ハルカ』という曲です。
曲調が新しい中にも懐かしさというか、ノスタルジックな感じがあって、おっさんであるわたしにも刺さっちゃっていたんですね。
そもそもYOASOBIは小説をモチーフに楽曲を書き下ろすというコンセプトなのですが、実はわたしあまり歌詞を覚えないんです。
昔の曲もメロディは知ってるし鼻歌歌えても歌詞までわかる曲はほとんどない、くらいです。
オンラインライブの中で「この『ハルカ』という曲はマグカップの目線で一人の女の子を見ている話を題材にしているんですよ」って説明があって、
「えー、面白いなぁ」
って思ってからライブで『ハルカ』を聞いてたら、なんか曲の世界観にどハマりしてしまいました。
その後この『ハルカ』を聴いていると涙が出てきそうになりました。一度や二度ではありません。何度もです。
こうなると「どんな話なんだろう?」という思いが止まらなくなり、読んでみることにしました。
放送作家の鈴木おさむさんの作品なんですね。話の内容はネタバレになるので語りませんが、そんなに長くないのでパッと読めます。
この話の主人公になぞらえていろいろとイメージを膨らませていくと、涙の原因は我が子への思いだということに気づきました。
今は毎日顔を合わせる我が子ですが、いつかは旅立っていきます。そんな思いがこの『ハルカ』と重なっていたんですね。
ちょっと声かけるだけでも無視されるようなお年頃の我が子。でも、そのうち独立して新たな家族を持ち、別々の生活をしていく。
我が子もこれから先、笑ったり泣いたり怒ったり、いろんな経験をして成長していきます。それと共に親元から離れていく…。
そう思うだけで切なくて涙が出そうになります。そんな思いをこの『ハルカ』がうまく表現してくれるのです。
まだまだ現実味はありませんし、ずっと今の家にいついちゃうかもしれないけど、それも永遠ではありませんよね。自分もいつかはこの世を去りますし。
これを機会に他の楽曲のモチーフとなった小説も一気に読みました。
そして改めて曲を聞いてみる。うん、歌詞の重要性に気付かされただけでなく、世界観が広がる不思議な体験を今しています。
小説をモチーフにそのイメージをメロディにし、編曲して歌詞まで添えるYOASOBIのあやせさんはスゴイ!こんなおじさんを泣かせるなんて!!
ということでYOASOBIにますますのめり込むのでありました。
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