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ランニングが教えてくれる太陽の力

日本は1年をとおして四季を感じとれます。

花の咲く季節、青葉がまぶしい季節、葉が色づく黄金色の季節、白銀の季節。

あつまれどうぶつの森でも四季を感じますね。南の常夏の島かと思ったら、今の季節は雪が降っています…。

四季を実感するのは日の長さ!

季節感を味わうのは特に日の長さ。今まであまり意識したことはなかったのですが、ランニングを始めてから日の長さを気にするようになりました。

夏は日が長く冬は短い。知ってはいるものの肌ではなかなか感じられません。

ランニングは気温と日差しに左右されます。夏の暑い時期は日中とてもじゃないけど走ることはできません。

気温が高くない朝早くか、夕方がベスト。できれば早朝がいいです。

だんだん日が昇ってきて、気温も暑くなってくる。伸びていく感覚、成長の可能性を予感します。

ところが早起きは苦手な性分。罪悪感を抱きつつ、寝坊してしまう日々…。

ですので夏はだいたい夕方走ります。16時ごろスタートです。19時くらいまでなら明るい。

夕方はだんだん涼しくなっていくのはいいものの、日が暮れていく収束の時。夏は夜も花火や夕涼みのイメージがあるのでまだいいですね。

ところが秋から冬にかけての16時はもう日暮れどき。夏に夕方ランニングする習慣が生活サイクルになっているのでその時間に外に出ると、もう暗い。

冬になると夕方からどんどん冷え込んできますし、人出も多くないですから寂しい。まさに収束が加速される感覚。

冬場の日中の暖かい限られた時間。とても貴重なんです。

日が昇るか沈むかで心理に影響する

ランニングに限らず外出していると感じませんか?だんだん明るくなってくるのと、だんだん暗くなってくるのでは心理状態が全然違うことを。

わかってはいるけど、朝寝坊したり日中ダラダラしたりで、日が沈んでいくとき、日が沈んでから活動し始める。

なんとなく気が重くていつも後悔。

「もっと早いうちにやればよかった!」

時間の使い方が下手なんです。のび太くんのことを笑えません。

宿題やらなきゃいけないのに昼寝したり遊んだりして、結局ひどい目に合う。

高校2年生の期末試験、一夜漬けが祟ってその夜は寝ちゃったんですね。

そうしたら兄が夜中の3時半くらいに「寝ちゃっていいの?」って声かけられ、ハッと目を覚まし愕然としたこともありました。もう間に合わない…。

もしかしたら後悔するのはいつも夜なのかもしれません。日が沈む前にできなかったことへの悔恨。

夜はお化けが出たり鬼が出ます。ドラキュラの苦手なニンニクは持ってないし、鬼滅の刃、日輪刀もないし、その技もない。

ただひたすら朝日が昇ってくるのを待つだけ。太陽の偉大さを感じずにはいられません。

日が昇るのを待ち望む

やはり人間としてお日様がのぞいている時間帯に活動するのが健全、健康、理想です。

しかも、日がどんどん昇っていく時間帯を意識するのがベター。

ランニングのことだけを言えば、日の出とともに起き、ランニングに出かけるのが春夏の理想。

日中お天道様の高い時間帯にランニングするのが秋冬の理想。

日が沈む時間は一日を振り返り感謝と明日への希望を願うのが理想です。

一つもできていませんが…。

勉強や仕事にも当てはめてみましょう。

朝、目覚めたときがいちばん冴えている!太陽が高くなるにつれ集中力が上がっていき、太陽が沈むころには今日一日のまとめをする。

まだ足りなければ夜に。あくまで夜は余力のとき。

仕事も同じ。でも、夜じゃないとできないお仕事もあります。

学生時代にコンビニの深夜バイトをやっていました。

そんな中でも空が青白くなって日が昇ってくると、いよいよラストスパートの時間!テンション上がったものです。

人はきっとお日様が照るのを心待ちにしているんです。

今にも沈みそうな太陽を眺めながら、明日への希望を期待して、真夜中ならばもうすぐ来る朝日を切望している。

これこそ人間の本質、自然な姿と感じます。

地に足をつけて生きる

映画『天空の城ラピュタ』でシータのふるさと、ゴンドアの谷の歌を想い起こしました。

”土に根をおろし、風とともに生きよう。種とともに冬を越え、鳥とともに春を歌おう”

どんなに科学が進歩しても、便利になったとしても、おごることなく地に足をつけて生きていこうという、現代社会への警鐘とも読み取れます。

朝日を浴び、お天道様に照らされ、夕日には明日の希望を願う。どんな状況であっても、この想いを忘れないようにしたいものです。

1年中ランニングをしているとこんなことに気付かされました。

服装を季節にあわせてかえるように、時間の使い方も季節にあわせてかえていきたい。

わたしと同じように朝寝坊を特技としている皆さん!?

人間の自然な姿に立ち返り、お天道様を愛でる生活を取り戻そうではありませんか!!

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