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似たもの親子だったのか?母を亡くして知るDNA

4年前の母の死を思うと今でもモヤモヤします。

初めての身内の死だからということもありますが、それだけではないんです。でもモヤモヤの原因が「何か」はまだはっきりつかめません。

基本的に母は毒舌家でした。このDNAを見事に受け継いでしまったわけですが、毒舌って何を望んでいるのか、本音がわからないんですよね。

生前あんな墓には入りたくない、とか、お経だかなんだかあげられても嬉しくない、とか言うのです。

意外とこう言うときはただ毒を吐いているのではなくほんとうにイヤがっている場合もあります。DNAがそう語りかけます。なんとなくわかるんですよね。

結局父の意向もありますからあんな墓やお経なんかで荼毘に伏しました。うーん、納得しているのかどうか…。

むしろ「こうして!」って言ってくれれば良かったのですが、今となってはかないません。

母は晩年とにかくモノに囲まれて暮らしていました。いや、モノに埋もれて生活しているような勢いでした。

ですから遺品整理がとにかくたいへんで、1週間経ってもちっとも片付かず、結局ほとんど処分してしまいました。

何を大切にしていたかどうかがわからないのです。大切にしていたモノは引き継いで大事にしようと思ったのですが、子供の頃よく見かけた手鏡くらいでしょうか、あとは処分。

これを機に、モノは残しておくもんじゃない!ということでミニマルな生活を心がけています。

ところが「モノを捨てない」というのもDNAとして引き継いでいるんですね。捨てるといってもなかなか捨てられないし、思い切って捨てても、すぐモノが溜まっていく…。なんとも情けない限りです。

こうやって考えていると、母のDNAを見事に受け継いでいるということに気づかされます。

母は多趣味でスポーツから手芸まで取っ替え引っ替え手を出していました。

しかしわたしは無趣味なのでこの点は明らかに違う!ほら、何でもかんでもDNAを受け継いでるわけじゃないじゃん!

ところがふと気づいたのです。母は40代中盤からテニスを始め、数々の手芸に手を出し、ゴルフも始めていました。40過ぎてから青春を謳歌したわけですね。

あれ?わたしも40代半ばからランニング始めたな。これから先も何か新しいこと始めようとしてないか?自問自答…。

それから母の次から次へと手を出すいわば飽きっぽい、良く言えば好奇心旺盛なところ。

幼少の頃「あんたは次から次へとすぐに飽きて、情けない!」と叱られていたことを思い出します。

それはお母様、あなたのことではありませんか?

まぁわたしもですけど…。

母を亡くして知るDNAの継承。人の振り見て我が振り直せと言いますが、母の振り見て我が振り同じと気づく今日この頃であります。

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