自信を持ってもらいたい‼️視界を妨げる障害物を取り除く
今回は「自信」について、「自分に自信を持つ」ことではなく、「他人に自信を持ってもらう」方法について考察します。
「自分に自信を持つ」ことについてはこちら書いています。
「自分に自信を持つこと」は、周りの人との比較ではなく、自分で自分を認めること、自分を疑うことなく習慣にすること、と述べました。
自信とは極めて個人的なことであるから「自信を持ちなさい」と人から指摘されたら放っておいていいとも述べました。
一方で、我が子や会社の後輩に対し「もっと自信を持ってくれればいいのに…」と思うことがよくあります。
このようなときどうすればよいのでしょう?
勇気づけ、励まし
相手に対して「もっと自信を持って!」というのはやっぱり無責任な言葉だと思います。
なんの根拠もなくただそう思ったから、という場当たり的とも言えるかもしれません。
以下の言葉が参考になります。
伸び悩んでいる者には、変わる勇気を持たせる
野村克也 名言集より
「自信を持ってもらう」のではなく「勇気づけ」という角度だと有効かもしれません。「励まし」とも言い換えられます。
大丈夫だよ、このままいけばいいんだよ、こんな言葉が当てはまります。
言われた本人としては、心強く感じるかもしれません。
でも、そうは言っても「他人事じゃないか」という思いを拭い去ることができません。
勇気づけにも、励ましにも、その人に「寄り添う」必要があります。
寄り添うとは「共感をもって接する」ことだと思います。
相手の立場になって、相手の思考方法でシミュレーションすること。
「そうだよね」「わかるわかる」は同調、同感。これは共感ではありませんね。
相手に共感しながら寄り添い勇気づける、励ます。いつも隣にいて、支えになる。こんな感じです。
でも、まだ何か物足りない気がします。
見通しをつける
再び野村克也氏の言葉を借りてみます。
育成とは自信を育てること。自信とは見通しのこと
野村克也 名言集より
「見通し」っていい言葉です。見通しがつけば「安心」しますよね。これが自信ということです。
実にこの「自信は見通しのこと」というのは目からうろこでした。
視界を妨げる障害物がパッと消えるイメージです。
目の前の障害物を取り除けるよう、伴走して勇気づける。寄り添って励ます。
その行為は「育成」とあります。
我が子を一人前に育てること、部下に仕事を教えること、これらを「育成」と言わずなんというでしょうか?
彼らが「見通し」をつけられるようにすること、これは自信を持つよう支援することであり、イコール育成ということですね。
まとめ
相手に対して自信を持ってもらうというのは一長一短ではいきません。何せ自分に自信を持つことすら危ういのですから…。
でも「自信 = 見通し」と考えると、相手に対しても、自分にとっても、自信を持つことに取り組みやすくなるかもしれません。
視界を良好にすること、こんなイメージでいきたいと思います。決して「お前の目は節穴か!」と言われないように!!
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