情報提供者の苦難〜正しく伝わるための心得とは?
情報というのは都合よく処理されるもの。
良かれと思って提供した情報が、スルーされたり曲解されたりします。
曲解されるならまだしも、たいていの場合はスルーされるというのが経験上言えます。
情報提供者の腕の見せ所かもしれません。ただ逆の立場になったら、必要のない情報なんて無視します、よね。
今回は情報を提供する立場の方にスルーされない、曲解されないための心得をお伝えしてみたいと思います。
スルーされないためには?
自分でかき集めた情報は、かき集める過程で頭の中を整理したり、いろいろな気づきがあって、本人にとってはとても有用だったりします。
一方で提供された側は、単なる数値の羅列と感じたり、英訳例題並みの文章を眺めている感覚かもしれません。
情報提供者は単なる数値、文字に息吹きをかけなければなりません。
なぜその情報を調べることになかったか、その背景や、かき集めている時に感じたこと、気づいたこと、さらにはこの情報によってどういうアクションをすれば良いか、またその効果と可能性などなど。
これら全部を込み込みで伝えないと「生きた情報」にならないのかもしれません。
さらに、それを繰り返すこと。一度や二度じゃ、やはり振り向いてくれません。
しつこく、あるいは手を替え品を替え、情報を伝え続ける必要があります。
そこでやっと立ち止まってくれる「かも」ですね。
曲解されないためには?
スルーの次に多いのが曲解されること。ようは正しく情報が伝わらないことです。
まず一つは日本語が上手くないという点。
・「誰が」「何が」という主語が抜け落ちている
・「いつ」「どこで」なのか不明
・「どういう場合に」ということがわからない
だいたいこういうケースで誤解を生じます。いわゆる5W1Hですね。日本語の問題を指摘しているときになんですが…。
次に情報提供者自らがこの5W1Hを見誤っている場合もあります。これは素直に謝らなければならないケースです。
そして一番曲解を招きやすいのが情報源について。
情報源をちゃんと伝えないととんでもないことが起こります。
会社なら誰が言ったか、どのメンバーが集まっている会議の情報なのか、これってとても重要です。
この情報源を省かないように丁寧に伝えないと騒ぎになることがありますのでご用心。
かくなる私がコレで失敗しております…。
情報提供者の役割とは?
今は情報が溢れている時代。だれもが自分に必要な情報を取捨選択しているわけです。
自分に関わらない、あまり関係ないとなるとスルーされる。そんな時代ですね。
「あなたに関わる話だよ」「ものすごく参考になるデータだよ」とつたえる必要があります。
そして情報提供者がその情報をかき集めるときに感じること、これがまさにその情報の核心だと思います。
ということは、提供された人もその情報を見て、考えて、感じないと「生きた情報」にならない可能性もありますね。
情報提供者はそこまで想定して伝えなければならないのかもしれません。
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