ネガティブな感情に駆られてTodoを作ってはいけない
見栄とか焦りとか、周囲と比較して浮かんでくる感情から「これやらねば」をしてしまうと過剰労働になりかねないので、冷静になり自分を引き戻す話
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とある案件についてお偉方に報告するための資料を作っていたのですが、別の案件オーナーが作ってくる資料を見てしまうと「あ、この観点抜けてたな」とか「スライドが整理されててイケてる感じがする」など、自分の仕事の穴が見えてきます。
同じようにSNSを見ると、自分と似た年代の似たキャリアを積んでいる人がキラキラした(ように見える)ナレッジを発信していたり、名だたる組織の要職についていたりして。そういう情報から自分のキャリアに焦りを感じたりすることもあります(いわゆるSNS疲れ)
キャリアの話なのか報告資料の話なのか粒感は違いますが、こういう「他者と比較して見つけた穴」を埋めるためにTodoを作るとその時は気持ちが落ち着くのですが、そのTodoをこなすうちになんだか違和感が出てきてアウトプットもピントがぼやけてしまうことが多いです。
自分の仕事の基準が他者にあると、自分のためにならない。
理屈では分かっていても、気持ちが落ち着かない時はなかなか自分を客観的に見れないですよね。なので自分が他者と比較しているなと感じた時にはすぐ自分の当初の目的を思い出すように自分をプログラミングしています。
今回の場合は、他者の資料を見て上記のような感情に陥ったので、この報告で得たい結果やこの案件への肩入れ具合を冷静に考える時間を作り、他者と相談して、当初の目論見だった「コスパ重視で得たい結果を得る」に自分をぐいっと引き戻しました(キレイなスライドの見た目だけパクって内容は最小限にした)。
他者を基準にするとTodoを導きやすいのでラクなのですが、果たしてそれが自分や自分の仕事を良くするのか?は絶えず自問したいですね。
Photo by NordWood Themes on Unsplash
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