こんばんは。
九條です。
皆さま。
1週間お疲れさまでした。
さて、以前からチョットだけ構想(妄想)していた『note ミュージアム(仮称)』を以下に少しだけ試してみたいなと思います。もしよろしければ、お付き合いください(以下、約1,700文字)。
今回のテーマは標題のように、
『華麗なる博物館建築 〜明治の宮廷建築家・片山東熊の世界〜』
です。今回は、我が国の初期(明治時代)に建てられた、片山東熊の設計による博物館の建築を4つご紹介したいと思います。
【解説】
このように見てきますと、初期(明治期)の我が国の博物館建築は、宮殿を思わせるような華麗な建物です。しかしその高さは低層(平屋か2階建て)だと言うことが分かると思います。
その理由としては、もしもの火災や地震等の災害時、貴重な館蔵品を素早く屋外へ避難させるためにはエレベーターや階段はたいへん大きな障害となります。
ですから初期の博物館の建築は、平屋建てか、せいぜい2階建てで収めたのです。また、古い博物館の前には広い庭園や広場などがある場合が多いと思います。このような空間は、上記のような災害時には貴重な館蔵品を一時的に屋外へ退避させるための場所としての機能もあるのです。
【参考資料】
『国指定文化財等データベース』文化庁 2023年版
など。
今回も最後まで御覧いただき、ありがとうございました。
【謝辞】
先日(2023年5月24日)に投稿した記事「住吉大社・住吉公園(神々と花と蝶と)」を本日(2023年5日26日)noteの公式マガジン『おでかけ記事まとめ』に収録していただきました(下のスクリーンショット)。ありがとうございます。末筆ながらここに記して感謝の意を表します。
それでは皆さま、佳き金曜日の夜、そして明日・明後日とは、佳き週末・休日をお過ごしくださいね。
この週末や休日に博物館へ出かけられるのも良いかも知れません。美味しい咖哩🍛を召し上がるのも良いかも知れませんね。^_^
©2023 九條正博(Masahiro Kujoh)
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