見出し画像

働く全ての人の理想を、業界No.1の健康経営サービスで実現させていく

各事業が順調に拡大しているエムスリーキャリアの中でも、毎年150%と業界トップクラスの成長スピードを遂げている健康経営サービス。
 
グループ責任者として組織の成長を牽引する鈴木 大介さんに、健康経営ビジネスの醍醐味を聞きました。


目指すは、業界全体にインパクトを与える「圧倒的なNo.1」

―鈴木さんは、これまでどういうキャリアを歩まれてきたのですか?
人材業界に入ったのは、だいたい30歳くらいの時ですね。それまでは金融系の仕事をしたり、自営をしたりしていました。そこから別の会社で、立ち上げフェーズの看護師向け人材紹介を経験しました。そのあと、エムスリーキャリアに入社をしたのですが実は一度退社をしていて、数年間は自分自身で人材サービスの会社をやっていたんです。
 
その後、2020年頃に改めてエムスリーキャリアに戻ってきました。
 
―さまざまな環境で経験された中で、改めてエムスリーキャリアで仕事をしたいと思った理由は?
業界特化で、その領域にかなり入り込んで価値提供をできる点が魅力でした。ビジネスとして見た時に、確かに複数のマーケットに広くサービスを提供していくということも「会社の規模を大きくする」という点では良いかもしれません。
 
ただ、業界に対して圧倒的に貢献をしていく、その業界を変えていける仕事をしたい、と思った時に、ある意味1本軸でビジネスをしていく方が魅力的だと思ったんです。エムスリーキャリアは「医療」という重要かつ課題の多い領域において、一貫して価値貢献をし続けているので、それが戻ってきた理由ですね。
 
―2021年のタイミングに、健康経営グループのマネージャーとしてジョインされていますよね。当時の組織に対しての印象はいかがでしたか?
当時から、かなり勢いがあって急成長をしているグループだな、という風には認識をしていました。
 
ただ、その時期は新型コロナウイルス感染症の流行真っ只中で、日本全体としても暗い情勢でした。私たちのクライアントである企業も、どういう風に事業を進めたら良いか分からない状態だったと思います。当然、産業医の先生の訪問がキャンセルになることも増えましたし、大変な時期ではありました。
 
しかし、その中でも組織としてはすごく頑張っていて、なんとか成長をしていこうと試行錯誤を重ねている、振り返るとそういう状況だったと思います。
 
―産業保健サービスですが、当社の中では比較的珍しい後発サービスですよね。その中で特に2020年からは、毎年150%以上と業界トップクラスの成長スピードを遂げていますが、その理由は?
1番大きいのは、エムスリーグループ・エムスリーキャリアが持っているリソースが挙げられると思います。分かりやすいところで言うと、医師の会員登録数・産業医の登録数が非常に多いということですね。数が多いということは、クライアント企業からみてもより自社にマッチした産業医との縁を結べる機会があるということなので。
 
大きな企業となると、全国に多く拠点を持っているところもあるじゃないですか。できれば、その各拠点の管理は一元でやりたいというニーズは多いです。
 
その点で、当社の場合は日本全国でマッチングをすることができるので、大手企業やチェーンでも一括でご契約・管理をしていくことができるんです。これらの背景は大きいと思いますね。
 
―2023年度には、健康経営事業部として大きな組織になりましたよね。変化はありましたか?
そこはあんまり変わっていなくて、顧客の方を向いてそこに誠実に価値を提供していく、そのスタンスは以前と同じ部分だと思います。
 
ただ、メンバー一人ひとりの意識がさらに高まった部分もあります。私たちが価値を届けなきゃいけない範囲は、目の前で見えている部分だけではなく「日本の将来の健康経営を創る」ということを見据えてサービス提供をしていくという考えです。
 
―組織が急成長する中で、大変だったことってありますか?
ありがたいお話なのですが、去年の下半期に企業から非常に多くのご契約をいただきました。エムスリーキャリアの産業医サービスの認知も上がっていて、クオリティの部分も認めていただき、大手企業とのお話も大きく進んだ時期です。
 
ただ、当社の産業医サービスはもちろん売り切りモデルではなくて、契約をいただいてからそこに価値を提供し続けることに比重を置いているので・・・。
メンバーもどうすれば顧客へのサービス質を維持したままやっていけるだろうと、非常に試行錯誤をした半年間でした。
 
それを経て、現在は多くのメンバーにも新しく入社をいただき、体制を整えつつ顧客により良いものを提供していけるようにしています。
 
―今後、業界においてどういう立ち位置を目指していきたいですか?
エムスリーキャリアの中で「事業部」としてサービス提供していくことは、「業界の中でNo.1を獲りに行く」ことが求められると考えています。
それもただシェア1位を獲得するというものではなくて、業界全体にインパクトを与えられるような「圧倒的なNo.1」を目指す必要がある、そう考えています。
 
―そうしたポジションを確立していくために、今取り組まれていることはあるのでしょうか?
市況や顧客の求めているところを踏まえて、価値提供をしていける仕組みづくりをしています。
 
後ほどお話するのですが、新型コロナウイルス感染症の情勢もあって、健康経営・産業保健における「良いサービス・悪いサービス」の定義が最近は出来てきました。
なので、企業は「健康経営に関して従業員が満足するような状態」を構築しなきゃいけない。
 
ただ、その満足するような状態をつくるためには何をすれば良いのか、ここがなかなか分からないんですよね。企業も健康経営にどこまで投資できるかというと、それぞれボーダーがあると思います。でも人材を確保していくという観点で、競合他社(同業の企業)には見劣りしないように・・・という気持ちはある。なので、周りの競合他社がどういう取り組みをしているのか気になっている企業はたくさんあるんです。
 
その課題に対して、私たちの場合はお取引先が非常に多いので、例えば業界ごとに実際の取り組み内容等をまとめてレポートでお伝えするようなこともしています。
ある程度こちらから能動的にプランを考えて企業に提案をしていけるよう、社内でもミーティング等は実施をしていますね。
 
あとは、エムスリーグループのシナジーを活かして取り扱える商材やサービスを増やしていくことで、多様な企業のニーズに応えられるようにする、この辺りも今力を入れて取り組んでいることです。

働く人の「理想」を実現させていく、健康経営ビジネスの面白さ

▲事業成長と共に組織も大きくなっています

―この数年において、企業の産業保健の状況や市況って変化はありましたか?
それはもう大きく変わっていると思います。
 
1番の変化はやっぱり、「働く方々の職場環境に関する目線」ですね。以前はどちらかというと、会社が働く環境を決める、その会社に入社をしたらその方針に則る、という色合いが強かったと思います。しかしここ数年で「従業員が会社により良い職場環境を求める」ことが当たり前の時代になったので、そこからは産業保健の取り組みも急激に加速していきました。
 
特に新型コロナウイルス感染症を機に、「自分たちの健康を自分で守らなきゃいけない」と従業員のリテラシーはより高まったように思います。その意識が生まれたことに付随して、会社に求める事も大きくなっていったのではないでしょうか。
 
―これまでビジネス開発に携わった経験も豊富な鈴木さんが考える、健康経営ビジネスの面白さとは?
世の中のたくさんの人が、「働く」ことに多くの時間をかけていますよね。その働く環境が良くなることを喜ばない人って、まずいないと思うんです。
 
特に今後は少子高齢化も進み、労働人口は減少していくと言われています。その流れの中で、「人」の価値は高まっている。企業としても、従業員に投資をして生産性高く気持ちよく働いてもらうことが、自分たちの会社の業績向上にも繋がるので、そこに対して批判をする人はきっといないんじゃないでしょうか。
 
ただ一方、これが「理想論」になってしまっている現実もあるのですが、私たちの仕事はその理想を実現していく作業なんですよね。みんながいいなと思っていることを実現していける、それが健康経営ビジネスの面白さだと思っています。
 
―この「理想」を実現していく上で、当社だからこそ提供できる価値はあるのでしょうか?
クライアント企業からすると、この健康経営の取り組みは基本的に「新しい」挑戦になるんです。例えば、離職率を下げるためにこんなサービスを取り入れよう、この施策をして休職者を減らそう、と思って投資をする。その投資が結局失敗して、それが何度か続いてしまうと、やっぱり企業としては「こんな取り組み、意味がないじゃないか」と思うわけです。
 
だから企業としては、健康経営において「失敗をしないような取り組みをする」ことが重要です。私たちエムスリーキャリアにおいては、過去のデータやリソースが豊富にあるため、それぞれのクライアント企業が「成功確率の高い」取り組みを行えるようなコンサルティングができると思っています。
 
あとは、クライアント企業のニーズに対してシームレスに対応できることも挙げられると思います。
健康経営ビジネスの領域ってサービスがぶつ切りとなってしまうケースも多いなと感じていて。産業を紹介するサービスを持っている会社はたくさんありますし、従業員の健康管理に関するサービスも世の中には多くありますが、それらをワンストップで企業に提供できる会社があるかと言われると非常に少ないです。
 
エムスリーキャリアの場合は、エムスリーグループとして企業のニーズの1から10まで全てに対して価値提供をしていくことが可能ですし、今後生まれるニーズにも何かしらのソリューションを提供できる確率が高いのが特長です。それが強みだと思いますし、この会社で仕事をするやりがいにもなっていますね。

大切なのは、顧客の課題に寄り添い続けること

▲コンサルタントの仕事風景

―健康経営グループには、さまざまなバックグランドの方がいらっしゃいますよね。
そうですね。元々、この領域で仕事をしていたメンバーも一部はいますが、多くは他業界から転職をしてきた未経験メンバーになります。アパレルや不動産、塾などバックグランドは多種多様です。営業自体も未経験で、初チャレンジという人も多いです。
 
―実際、未経験の方も多い中でみなさんはどのように立ち上がっていらっしゃるのでしょうか。
私たちの仕事は、クライアント企業の「課題解決」です。スペックや商材を営業していくことではないので、まず受け答えなどに関しては「顧客にしっかりと寄り添って動く」という点ができていれば、そんなに難しいことはありません。
 
一方、専門性を高めていくことは顧客から信頼を得るためにやっぱり必要なので、入社して半年間くらいは、土台となる健康経営領域の知識をインプットいただきます。入社前に推薦図書をご案内していますし、入社してからも先輩がおすすめしてくれる書籍などもあるので、そうしたところから一歩ずつ知識を習得してもらっています。
 
また、過去の事例はエムスリーキャリアにたくさん蓄積されているので、それらのナレッジを活用しながら土台をつくってもらっていますね。このナレッジや社内データに関しては、現状どんどん整備を進めています。
 
また、健康経営の業界ってどんどんマーケットが進んでいるので、常にアンテナを張って情報をキャッチしていくことはメンバー一人ひとりに求めています。自分がこの領域で仕事をする中で、完全にそこに対して無関心です、ニュースで見ても気にならないです、だとどうしても天井が出来てしまうかなとは思います。
 
顧客に価値提供をする上で、そこに興味をもってキャッチアップしていこうという姿勢は持っていてほしいです。
 
―入社して立ち上がっていく上で必要なマインド面を今伺いましたが、「入社時点でこういうスキル・マインドを持っておいてほしい」というものはありますか?
やっぱり、この仕事において「寄り添う」ことが非常に重要です。
 
企業によって、健康経営をどう進めていきたいかは違いますし、事情もそれぞれです。予算の問題もあれば、業態、ビジネスモデル、オフィスの拠点などの要因からできること・できないことが変わってきます。
 
なので、企業の事情を知りながら1つずつを進めていかないといけません。「この問題は、これをすると解決できます」ではなくて、「どうやって実践していくのか」が大切です。 そこが企業にとっての難しさでもあるので、それを理解した上で寄り添って伴走していける姿勢は必要だと考えています。
そうしたマインドを持った方と一緒に働けると嬉しいなと思っています!

※記事内容は2023年12月時点のものです

いかがでしたでしょうか?
「事業部についてもっと知りたい」という方は、下記も是非ご覧ください!

\一緒に働く仲間を募集しています!/


この記事が参加している募集

オープン社内報

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?