見出し画像

洗濯機設置で起きた大トラブル!私の怒りと反省、そして教訓

突然の故障とコインランドリー生活


先週、我が家の洗濯機が突然故障し、一歳の三男を抱えながら、その週はコインランドリーへ通うという新たなルーチンが生活に加わりました。
洗濯機は現代生活において欠かせない存在であり、その故障は想像以上に大きな打撃でした。重たい洗濯物を抱えてコインランドリーへ行き、長時間待たされるというストレスは計り知れません。特に、幼い子供がいる家庭にとっては、洗濯機の故障は大きな負担となります。そんな中、約一週間後に新しい洗濯機が届き、設置を心待ちにしていましたが、これが新たな試練の始まりであると、この時点では想像もしていませんでした。

期待と失望、そして怒り


期待に胸を膨らませた新しい洗濯機の設置日、玄関で作業員が運び入れる洗濯機を迎えました。しかし、作業が進むにつれて予期せぬ問題が次々と発生し、状況は一変していきます。作業員は、排水ホースの接続部分が洗濯機と完全にフィットしていないことを指摘したのですが、その場での解決策は一切提示されませんでした。かわりに曖昧な説明と、責任を運送会社やメーカーに転嫁するような言い訳が繰り返されるばかりでした。不安と疑問が次第に募り、期待は失望へと変わっていきました。

作業が終了し、作業員が去った後、後片付けをしようとした際、私は衝撃的な光景を目にしてしまいました。排水ホースが洗濯機から完全に抜け落ちており、テスト運転中にはすでに大きな水溜りができていたのです。初期のコミュニケーション不足と杜撰な作業によって引き起こされた惨状に、混乱と失望を隠せませんでした。「一体なにが起きたのか?」「本当にプロの作業なのか?」など、次々と疑問が浮かんできました。

怒りの矛先とクレームの葛藤


すぐに販売店に連絡し、事情を説明しました。販売店の方々は誠実に対応してくれ、運送会社に朝一番で連絡を入れ、別の作業員を手配することを約束してくれました。しかし、実際に翌日作業員が到着したのは、約束の時間から1時間15分も遅れてのことでした。なおかつ、驚くべきことに、初日と同じ作業員でした。私の心の中のストレスは一気に沸点に達し、怒りに火が付きました。作業は長引くこと長引くこと、終了したのは我が家の消灯時間を超えた夜の21時15分。その時点で私の忍耐は限界を超えていました。約束が守られないこと、同じ過ちが繰り返されることへの怒りが私を支配し、心はイライラでいっぱいでした。数々の場当たり的な対応が、私たち家族の時間を軽んじているかのように感じられ、彼らの仕事へのプロフェッショナリズムを深く疑わせるきっかけとなりました。

私の不安と緊張は一層高まり、心は怒りで震えていました。作業員の方が退出された後、すぐさま販売店のカスタマーセンターへクレームのメールを書きました。
しかし、送信直後から少しずつ冷静さを取り戻し、「本当にこのメールを送る必要があったのだろうか?」と考えるようになりました。販売店からは翌朝一番に電話があり、「何か要求事項はありますか?」と尋ねられましたが、特に謝罪を求めているわけでもなく、これ以上具体的な対応を望んでいるわけでもありませんでした。ただ、イライラした気持ちを吐き出したかっただけなのかもしれません。そう考えると、わざわざメールを送る必要があったのか疑問に思えてきました。クレームの適切な伝え方は本当に難しいと実感しました。

誠意ある謝罪と反省


そして、その夜のことでした。二人のスーツ姿の年配の男性スタッフが私の自宅を訪れ、私に頭を深々と下げていらっしゃいました。販売店の責任者の方と作業員を手配した運送会社の方でした。彼らは本当に申し訳ないことをしたと繰り返し謝罪されました。彼ら個人の過ちではないのに誠実に謝罪してくださり、逆に申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。またこの販売店で、この方を通して、何か購入しようと強く思いました。

ふと、私の祖母のことを思い出しました。祖母は、今回のように家電の設置や修理時に予期せぬトラブルで時間がかかった場合は、作業してくださった方に本当にお疲れ様でしたねと声をかけ、出前のお寿司をよくご馳走していました。それを思い出した私は、自分が子どもたちのお風呂や就寝時間が二日続けて乱れただけでイライラし、作業員の方に冷たくあたってしまったことを深く反省しました。誠実に謝罪された姿に、自分の思いやりの欠如に気づき、恥ずかしい気持ちでいっぱいになりました。

学んだこと


この経験を通して、多くのことを学びました。作業員の方も人間ですし、ミスやできないことは誰にでもあるものです。一方で、約束を守ることの大切さ、的確なコミュニケーションの重要性についても改めて痛感しました。また物事を一つの視点からだけ捉えるのではなく、多角的な視点を持つことの重要性にも気づかされました。怒りや不満の背景にある事情を考え、相手の立場に立って理解を深めることで、新しい気づきが生まれるのです。
ささいなことでイライラしがちな私ですが、冷静に対応することの大切さも学びました。感情的になりがちですが、クレームの伝え方については、相手を非難するのではなく、建設的な提案をすることが何より大切だと痛感しています。洗濯機設置のトラブルは本当に大変な経験でしたが、それ以上に多くのことを学ぶ機会にもなりました。


ーーーーーーーーーー
私の書いた本が出版されました!
\Twitterからうまれた/
ちょっと理系なおうち遊びの本

Amazon 売れ筋ランキング  
幼児教育 カテゴリー  有料Top100
ベストセラー1位✨ になりました!
ありがとうございます!
KindleUnlimited, ペーパーバックでも読めます!




この記事が参加している募集

スキしてみて

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?